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詩集 詩箱  作者: TiLA
87/168

ハニー君がいなければ

これまで生きてきて

誰も傷つけずに

生きてきたわけじゃない

それほど聖人君主と

自惚れてもいない


今まで生きてきて

誰にも負けずに

生きてこられたわけでもない

それなりに負けず嫌い

でもそれほど強くもない


この眼で見えないもの

物差しや測りで測れないもの

この世界にはある


きっとある。


優しさとか

思いやりとか


幸せとかね


ねぇ、もしこれが夢で

目が覚めたらすべて

消えてしまうとしたら


君のその

唇が動いて伝えようとした


その言葉も

消えてしまうとしたら


今、僕が生きている

これまで僕が生きてきた


意味なんてあるのかな?


ハニー君がいなければ

この世界に何の意味があるだろう


愛してる。


目に見えないものを

カタチにする魔法


きっと


傷つき傷つけられてきた

この無意味な世界に


僕が存在する

理由をくれた魔法



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