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詩集 詩箱  作者: TiLA
83/168

ブルースター

星が沈むブルーモーメント

夜明けが世界を起こそうとしている


水平線の向こう たしかに存在してる

あなたの寝息は聞こえない


まだ行ったことのない場所に

この目で届くもっと先に


夜明け前

一日で一番冷たい風が

わたしを追い越し 吹き抜けていく


立ちこめる青の中


あなたの元へ




星は何度も生まれ変わり

闇のゆりかごでその子守唄を聴く


夕暮れと夜の隙間 ひとり瞬いて

わたしを探し出して、今


まだ出会ったことのない場所で

ゆるり漂う波に揺らめいて


夢の中

水面に浮かぶ青い輝きに

両手を伸ばしても あと少し届かない


ブルースターきらきらと


わたしを見てる




瞳に映る景色 とても綺麗 

息を整えて 祈り捧げる

そのままで あるがまま

あの星に 本物の願いを、今




ブルースターゆらゆらと


また今夜

私を探し出して


どうか手を伸ばして


あなたからも


夜の隙間で

夢の中で

あなたを探して


両手を伸ばしても


もう少し


あと少し届かない





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― 新着の感想 ―
[良い点] ブルーモーメント、綺麗ですよね! そして、ブルースターという言葉は初めて聞きましたが、すごく情景が目に浮かびます。
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