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詩集 詩箱  作者: TiLA
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きっと、ありがとう

なんだか狐につままれたような気分だ


また、あなたに振り回されたような気がする


もはや悪友と呼んで差し支えないあなたに


吹かしてるあなたの言葉に


世間知らずの僕はいつも踊らされて


随分と煮え湯を飲まされてきた


貧乏くじも結構引かされてきた


でも、偏った人間にならずに


世の中いろいろな見方があるって教えてくれた


それが斜め45°の価値観でも


今は感謝より恨みのほうが多い気もするけど


いつか感謝のほうが上回りそうな気がします


転ばされたそこから立ち上がるたび


僕は強く逞しくなったように思えるから


いつしか役職が先輩のあなたを追い越したとき


あなたは僕にあまり本音で語らなくなった


お互いもうしばらく仕事を続けるから


今度会う時は違う会社で争い合うことになるかもしれない


でも、きっと


きっと、ありがとう


今は素直に言えそうにないけど


いつかそう言える日が来ることを願って




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