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詩集 詩箱  作者: TiLA
54/168

君を忘れない

 はにかんだ笑顔に

 心くすぐられて

 他愛もないことに

 ついムキになって


 瞳を交わせば

 締めつけられるけど

 言葉失うくらい

 見つめ合いたい


 はじめて会った

 あの日憶えてる?


 ジョークを片手に

 戯けてみせてた

 あの日憶えている?


 少し笑った君に

 もっと笑って欲しくて


 だって

 君の笑顔は少しだけ僕を

 優しくしてくれたから



 何も知らなかった

 知りたくもなかった

 ただ誰よりも君が

 輝いていた hmm......


 それは9月の夜

 夏を終わらす雨

 僕がはじめて君に

「好き」と言えた日


 停まった世界

 心だけが震えている

 泣き出す君は

「ゴメンね」とひと言

 つぶやいたきり


 もういいんだよ

 分かってたさ、ほんとは

 君の心の中に

 僕の他の誰かが居たこと



 悲しみで心が挫けそうになったときは

 どうか思い出して欲しい

 たとえ時が経っても

 君を忘れない 

 だから


 もう笑ってよ

 ねぇ、涙を拭いて

 あゝだって


 君が笑顔を取り戻すまで

 僕は――



 優しくなれないから



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― 新着の感想 ―
[一言] 甘〜い!失恋ソングなのに甘〜い!なぜ〜!? TiLAさん、婚活したら引くて数多でしょう。よっ! 恋愛詩の旗手とお呼びしてるのです。(笑) あ、よいお年をお迎えください。
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