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詩集 詩箱  作者: TiLA
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心の声

ポケットのスマホが震える

君からのメッセージ

左胸に響く振動は

ほっカイロよりあったかい


遠く離れた君へ

陽気そうで

本当は寂しがり屋な君へ

なんて返事を送ればいいだろう


どんなメッセージでも

入りきらない心が溢れてる


言葉で抱きしめられたなら

何も言わず抱きしめるように

言葉で抱きしめられたなら

ただ温もりで

心の声を伝え合うように


遠い空の下で

勝気そうで

本当は傷つきやすい君へ

僕はなんて

なんて言葉を伝えたらいいだろう


答えのない

願いは

青い空へ

託して


空よどうか

抱きしめておくれ

僕の代わりに


どんなに心が溢れても

吸い込まれてゆきそうな

青く高い空へ


僕は両手を広げ

言葉にならない願い

心の声で叫ぶんだ



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