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詩集 詩箱  作者: TiLA
47/168

まごころ


 心を手に入れた

 心を受け取った

 心を授かった


 僕の心に映った

 君の姿は

 ホンモノの君じゃない

 だけどそれが

 僕にとっての真実


 君が僕にくれた

 笑顔

 涙

 思い出

 真心


 言葉だけでは

 抱きしめるだけでは

 口づけるだけでは

 けして届かなかった

 その想い


 僕が君を想うとき

 初めてレセプターが

 それを受けとめた


 話せばきっとわかるなんて

 そんなことはない


 ちゃんと言っただろうって

 それじゃあ伝わらない


 心はそんなもの


 疑り深い僕だから

 ずいぶんと時間がかかってしまったね


 僕が君を信じたとき

 やっと僕の心が

 君の心を受けとめた


 優しさよりは情熱的で

 愛と呼ぶには大げさな

 真心


 君の心が僕の心の中にある

 君の心が信じられる


 だから今

 僕の心がここにある


 あっていいのだと


 そう信じられる





「誰かが月を見ているから、月の存在を証明できるのかな?」

「でも月は、いつも君を見ているよ」


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― 新着の感想 ―
[良い点] 言の葉はきっと、真心を届け、そして受け取るためにあるのかも知れないですね。 けれど、書いただけでは、言っただけでは、伝わらないかも知れないのが、難しいところで。 [一言] 詩の作中では、…
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