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詩集 詩箱  作者: TiLA
44/168

心に咲く花

 

 心に咲く花は

 何を糧にする


 土は何で肥える

 水の代わりに何を与える


 日差しになるのは……


 そもそも


 その種はどこからきて

 何がきっかけで

 蒔かれたのか


 だから、もし


 心に花が

 咲かせられたなら


 それはきっと

 奇跡に近い

 ことなのかもしれない


 土を肥やすのも

 水も日差しも

 種になるきっかけも


 それはきっと

 自分の外の世界から

 与えられたもの


 これまで生きてきて

 出会ったことから


 心に花が咲いたなら


 咲かせられたなら


 それはきっと

 幸福と呼んで

 いいのかもしれない



「花よ

 花よ


 お前は何で咲いている?」



 ただ、忘れないで欲しい


 その種を蒔いたのは

 自分であることを



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― 新着の感想 ―
[良い点] 心に咲く花。これまでの出会いや、喜び、哀しみ、感動など、様々なものが、きっと糧となって咲くのでしょうね。 そして、その花の種を蒔いたのは、他でもない「自分」。その言葉が、とても胸に響きま…
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