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詩集 詩箱  作者: TiLA
38/168

満月の夜に

満月の日に

今日の誕生花は月下美人


秋晴れの夜空に

光輝く月の傍にそっと

明星があった


月の眩しさにも負けず

それはそこにあった


月下美人の花言葉は

「はかない美」なのだという


ならばいっそ

狩って自分のものにしてしまおうか


今宵はハンターズムーン


貴女を獲物にして

永遠に僕だけのものにしたい

この満月が

欠けてしまう前に




月下美人の花言葉には

「はかない恋」もあるのだという


きっとあの明星は

貴女を守る大切な人


この満月が

朝陽に消えるまで

傍にいて守り続けるのだろう


今宵はハンターズムーン


狩られていたのは

僕のほうだったね




おやすみルーナ

せめて夢で

逢えたらと願う


目を閉じて

意識が遠のきながら

思い出す


確か月下美人には

こんな花言葉もあったと……



「ただ一度だけ会いたくて」




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― 新着の感想 ―
[良い点] こんばんはです。 とっても素敵な月の作品。 ハンターズムーンをこんなふうな捉え方もあるんですね。めっちゃ好きな作品になりました。
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