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詩集 詩箱  作者: TiLA
167/168

君に贈る言葉

 言葉を大切に心がけていた

 それは心を映す鏡だから


 目に見えないもの

 でも確かに在る

 その想いを伝えるために


 ーーたとえ拙くても




 だけど




 君に贈る

 適切な言葉が思い浮かばない


 きっとどんな言葉でも

 納まりきらないから


 ありきたりな言葉で

 自分の心を裏切れないから




 朝陽が昇るとき

 世界が東雲色に染まるとき


 その美しさが

 言葉にできないように


 きっとどんな絵画でも

 写真でも

 音楽でも


 それは伝え切れないだろう



 あゝ それでも



 それでも



 君に伝えずにはいられない




 言葉を大切に生きてきた

 誰よりも大切な君に


 贈りたい心があるから




 どうしても



 生涯をかけて

 積み重ねた時の


 その最後の間際



 たった一言



「君で良かった」



 そう伝えよう



お読みくださり有難うございます。

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よろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
昔も今も、TiLAさんの言葉はいちばん綺麗でいちばん素敵です。
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