表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集 詩箱  作者: TiLA
155/168

Bittersweet

せつないよ


あゝせつないよ


君をどんなに願っても


君に届かない


あゝ届かないよ



せつないよ


もうせつないよ


君をどんなに追いかけても


君に追いつけない


けして追いつけない



苦しい


哀しい


淋しい


あゝでも


今のこの感情は


やっぱり消せないよ



もう一度


君に笑いかけてほしかった


何もない


わだかまりもない


あの頃に戻って


もう一度


微笑んでほしかった



せつないよ


背中がどんどん離れていく


小さくなっていく


どんなに手を伸ばしても


けして追いつけない


振り向いてもくれまい


手を振ることも


サヨナラを言うことも



余焔の眼差し


はね返すように


君のひろげた


白い日傘が眩しい



あゝなんて


なんて、せつないのだろう







※本作は114話の別バージョンです。

お読みくださり有難うございます。

皆さんのポイント(★・ブクマ)、いいね! が励みになります。

よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ