表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集 詩箱  作者: TiLA
141/168

ゼロポイントフィールド

月を見なければ月はない

アインシュタインに言ったインド人


箱を開かなければ猫は死なないのか?

コペンハーゲンに問うたシュレディンガー


僕らはマクロの世界に生きている

ミクロな世界に作られて


そこにあるの? ないの?

観測するまで確定しないの

確率だらけのミクロワールド


重ね合わせの多世界解釈


好きな世界を選べるなら

信じてみたいなパラレルワールド


でもサイコロ振るのは「Something Great」


それは本当に未確定なの?

未知なだけじゃないの?


だって量子が波ならエネルギーなんだよ

エネルギー保存則がある限り


僕を照らす光が

この胸を焦がす熱が


見てるときだけ

君が存在しているなんて信じない


この愛が

不確定だなんて


箱は開かなくても

月は綺麗なんだよ


きっと全てはそこにある


君と僕との

ゼロポイントフィールド






お読みくださり有難うございます。

皆さんのポイント(★・ブクマ)、いいね! が励みになります。

よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
量子力学は、確率論的に存在する、というなかなか認識し難い概念ですが、それが今や量子コンピュータにも活用されて、興味深いです。 サイコロを振るのは、神か、人か、たとえどんな目が出ても、変わらないものも…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ