表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集 詩箱  作者: TiLA
136/168

僕は心がキュンときた

 隣にいるのが 当たり前だった

 朝の光のように 自然で

 笑った顔も 怒った顔も

 ぜんぶ 見慣れていたはずなのに


 ある日 君が髪を耳にかけた

 その仕草に

 なぜだろう 胸がトゥンク……と鳴った

 いつもより少し長く目が合って

 それだけで 息が詰まりそうになって


 あれ? どうしたんだ僕

 ただの幼馴染だったはずなのに

 でも 君の声が優しく響くたび

 胸の奥がそっと熱くなる


 君の笑顔が 誰かに向くたびに

 僕の中で何かがざわつく

 守りたい そばにいたい

 そんな言葉が 勝手に浮かんでくる


 あの日から 僕は変わった

 君が「おはよう」と手を振るだけで

 一日がキラキラして見える


 これが「恋」なんだって

 ようやく気づいた

 君に触れた風が 羨ましくて

 君の笑い声が 宝物みたいで


 ねえ いつか伝えてもいいかな

「君が好き」って

 まだ怖いけど

 でもね、

 でも たしかなんだ


 あの日 君を見て

 僕は心がキュンときた





お読みくださり有難うございます。

皆さんのポイント(★・ブクマ)、いいね! が励みになります。

よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ