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詩集 詩箱  作者: TiLA
132/168

可愛いひと

可愛いひと


僕の


大切なひと


幸せだよ


君の笑顔が


僕に向けられるだけで


世の中の不条理が


全て肯定できるようだ


あゝだから


その微笑みの


どうか傍にいさせて



可愛いひと


君を


大切にしたい


ほんとだよ


でもこの気持ち


どうやって伝えたらいいんだろう


あゝなんて


言葉は不自由なんだろう


君に届けたい気持ちが


こんなに溢れているというのに



可愛いひと


愛しいひと


僕の


大切なひと


あゝなんて


なんて言葉は不完全で


不自由で


こんなにもどかしいのだろう





こんなにも






こんなにも






あゝこんなにも





心は





君のことばかりなのに



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