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詩集 詩箱  作者: TiLA
117/168

わからない

わからない

わからないよ


僕にはわからない


わからない

わからないよ


君のことが


なんにもわからない


きっと

いつまでも


わかりあえないのだろう


僕たちは


いくら願っても

いくら祈っても


どんどんわからなくなって

わかりあえなくなって


傷ついて

傷つけあって


だけど

あゝ

だけど


わかりたい

わかりたいんだ


それでも君を

君のことを


何に悲しみ

何に憤り

何を信じ

何を諦めたのか


わかりたい

わかりたいよ


君を導く

星はどこにあるのか


わかって

わかってほしい


僕を

僕のことを


何を誇り

何を夢みて

何を恥じて

何に裏切られてきたのか


けしてわからないかもしれないけど

わかりあえないかもしれないけど


君が


いつ嬉しくて

いつ怒って

いつ泣いて

いつ笑うのか


僕は


わかりたいんだ

わかりあいたいんだ


あゝひとつだけ

いまわかってることがある


僕を導く星が

心に輝いていることを


ねぇ、その星の名は……

















わからない?




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