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詩集 詩箱  作者: TiLA
116/168

誰かの物差し

人を測る物差しは一つじゃない

モノを測る物差しが

ちょうど一つじゃないように


長さ、重さ、明るさ、波の多さ

メートル、グラム、ルーメン、ヘルツ

寸法、質量、光度、周波数


幾つもの物差しが存在するように

人を測る物差しだって

けして一つじゃないんだ


賢さ、真面目さ、強さ、優しさ……

君は幾つの物差しを持っている?


それが少なかったらきっと

誰かを理解したいと思うとき

多面的に相手を見ることができなくて

苦労するかもしれないね


たとえ物差しを持っていても

それが短ければ測りきれないこともある

たとえ物差しがたくさんあっても

自分に重要な尺度は人それぞれだったりもする


だから嫌いな人を無理矢理に

違う物差しで測って

好きにならなくても良いんだよ


でもその人だってきっと

違う物差しでは

その尺度が大事な誰かにとって

きっと大切な人なんだよ


そして今

自分で自分が嫌いだって


そう嘆いている君だって

きっと誰かの物差しでは

きっと大切なあなたなんだよ



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― 新着の感想 ―
あたしのものさしは だれかのかりものだたみたい いじわるとうそつきをまんてんにするみたい こまているところ こまている
様々な物差しは、尺度の一つひとつを表していて。どの物差しで測るかによっても、見え方は違ってきますし、人には無数の尺度がきっとありますよね。 どれを大事にするかは自分次第で。けれどその尺度以外のものも…
うん。そうかも(*^^*)
2024/10/08 20:35 退会済み
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