表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こんな夢を見た  作者: 瑞月風花


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/24

崖の上にある司令

初めはトイレを探しているだけだった。

トイレの夢はよく見る。多分明け方だから、本当にトイレに行きたいのだろうと思っていた。

だけど、今回見た夢は、トイレを探した後、なにかのゲームに参加させられていた。

そんな夢。


トイレは綺麗で、衛生的。数も多く並んでもいない。

列はスムーズに進み、程なくして外に出る。


出た場所は、クリーム色の通路だった気がする。

クリーム色通路のあるその建物の外に出ると、人の流れが出来ていた。

基本、方向音痴の私は、その人の流れに乗ることで帰られると信じている。

これは、現実でも同じような感覚なので、まったく違和感のない私。


列の先にあるのは、黒い岩の傾斜だった。

傾斜の横には階段もあって、それもクリーム色だった気がする。


だけど、その黒い岩の傾斜を登ることを選択した私は、そのまま傾斜を登っていくのだ。

少しロッククライミングのような、そんな岩に足を掛けて、どんどん登っていく。

なぜ登るのか。

たぶん、他にも登っている人がいたから。

登らなければならないと思ったから。


登ってみたくなったから。


そんな理由。


だけど、登ってみて驚いた。

登った後には『指令』のようなものがあって、それを熟さなければ悪いこと不運に見舞われるのだ。

すぐに出来る指令から、よく分からない指令まで。

私は、その指令を受けてなおざりにすることが出来なかった。


その不運が『死』も意味しているような気がして。


私が最後にもらった指令は、どこかのお店の揚げ物(なんだったかなぁ)を食べること。


そんなお店は知らないけれど、真っ暗な町に出て、細い路地道を歩き、橙の提灯を見つけて、お店を探す。多分、母に出会った。

「こんなお店知ってる?」

「知ってるよ」


私はその母から聞いた道順で、店を探しに再び歩く。


歩いている途中で目が覚めた。


店を見つけたのかどうか、それは分からず仕舞い。


そんな夢を見た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こんな作品書いています。ご興味がありましたら、お好きなボタンを押してみてくださいね。
ヘッダ
総合評価順 レビュー順 ブクマ順 長編 童話 ハイファン 異世界恋愛 ホラー
↓楠結衣さま作成(折原琴子の詩シリーズに飛びます)↓
inu8gzt82qi69538rakm8af8il6_57a_dw_6y_1kc9.jpg
― 新着の感想 ―
トイレの夢、よく見ます。扉がないとか中がつながってるとか、色々理由があってどこに入ろうか迷っていることが多いです。 コロン様への感想返信にあった、足元すべて水洗のトイレ。似たようなの見たことあります。…
トイレに行きたい時の夢って、だいたいトイレがばっちいですよね。 崖登りなんて…余裕ですね(笑 間に合った?(´・ω・`)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ