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5-5話 本当の友達とは

【読者さまのコメント】

いじめっ子対策をどうすればよいのか……難しい問題だよね(汗)

高松は悩み、まずは晏菜に相談する。

きちんと言うべきことは言ってくれる晏菜の存在はありがたいなぁ。

そして、高松はいよいよ彼女と対面する。

さあ、どうなる?!

 俺は自宅に帰ると自分の部屋から夏村さんに電話をかけた。

 今日は買い物をしたいので自転車ではなく、バスで帰ると言っていたのを自転車置き場に着いてから思い出した。

 やはり吉川から誘われたことを早く報告したかった。

 もう食事も終わった時間かなと思い、電話をかけたところ、丁度食べている最中であったらしく、二十二時頃に改めて電話が欲しいと言われた。

 やることもなく、明日の吉川からの呼び出しの対応策をめぐらしていると、やはり同年代の女性からの情報も聴きたくなった。

 吉川と近い年齢ということで俺は手っ取り早く話が聞ける奴に頼もうと思った。


 俺は部屋を出ると、晏菜の部屋に行き、ドアをノックした。

「あいよ」

 と拍子抜けする返事をしたかと思うと、晏菜はドアを開けた。

「たまには沙羅ちゃんの様なきれいな顔でなく、見慣れたかわいい妹の顔を見たくなる兄だった……」

 と聞いたこともない安物小説の一節でも語るような口調で晏菜は俺を出迎えた。

「どうしたの? 入って」

 そういえば、晏菜の部屋に入るのはかなり久しぶりになる。

 一回、無断で俺の部屋にいるところを見つかり、それを注意してから、なぜか俺が部屋に入るのを拒否していた。

 あれからもう二年ぐらい経つのではなかろうか。

 

 ざっと見回すと、俺の部屋に比べて荷物は少なく、自分の好きなアイドルの本とファッション誌、来年に迫った受験用の参考書が並んでいた。

「よーいしょっと、ホイ、座って!」

 以前、俺が晏菜の部屋に立ち入りすることが許されていた時と同じ座布団を出してきて、そこに座れと指図した。

 俺がそこに座ると、

「何か飲み物持ってくる?」

「さっき自転車で帰ってきて、しこたま水分補給したんで大丈夫」

「うん、わかった」

 と言い、小さなテーブルを挟んで反対側に座った。


「高校はどうするんだ? あと一年ないぞ!」

 とあえて違う話題を振った。

「予定通り、新学期からおにぃの行っている進学塾に行き始めたから、なんとかなるんじゃないの?」

「ゴメン、俺が母さんに心配かけちゃったから、お前はいい学校受かってくれよな」

「私が落ちる訳ないじゃん。おにぃじゃないんだから」

 と反論してきた。このままだとまた悪口を言われそうなので、話を主題に戻そうとした。

「どうかした?」

 と晏菜が先に直球で攻めてきたので、俺は躊躇なくこう返した。

「女子生徒…… イジメ…… その発端…… これがキーワードで何でもいいからお前の意見を聞きたい」

「相変わらず、おにぃ得意のなんでもいいから言ってみろ的なやつね。話す方は漠然過ぎて、その上、話す要素が広範すぎるから、何を話せばいいかわからないよ。結局、思ったことは何でも話さなくっちゃいけない。その内容をかい摘んで自分の情報にするっていうおにぃのやり方、相手に気の毒だからもうそろそろやめた方がいいよ。本当に友達なくすよ。こいつめんどくせえって。まぁ私だからいいけど…… ところで、今回の相手は女子でイジメをするかもというか、した経験のある子って想像したけど?」

「うん、正解。俺は男はどう扱えばいいかはわかるんだけど、女の子はどう扱っていいのか、わからんし、何を考えて行動しているのかがわからん……」

 これは率直な俺の意見である。

 女子との交際は夏村さんが初めてで、一年後半から井上さんを含め、女性の交友関係も増えてきた。

 しかし、俺にとって、女子に関する情報は所詮、低レベルなのである。

 こんなことなら、当時イケてる男子生徒が好んで読んでいた『ホットドッグ・プレス』とかに載っていた『初デート特集』とか『女心を読み解く方法』とかの特集を読んでおくべきだったと反省した。

 なぜなら、俺がこの時期読んでいた雑誌と言えば「アニメディア」のようなアニメ雑誌か「ヤング・ギター」といった音楽雑誌だったからだ。


 晏菜は話を進めた。

「沼幡ってけっこうひどい学校じゃない。クラブか生徒会か選べないでどっちも大変な状態なのにどっちも中途半端で投げ出したバカがいたり、学校の廊下のガラスを一気に叩き割っていったバカもいたぐらいだし……」

 と言いながら晏菜は天井を向く。それ全部、俺のことじゃねえかよとへこむ兄を尻目に晏菜は続けた。

「イジメも有ったなぁ。標的は周りに同調しない子、集団と行動を一緒にしない子、同じグループには入ってはいたけどリーダー格の子に嫌われちゃった子、この場合、きっかけって結構単純なんだけど、ラインの既読スルーごときでイジメの対象とかになっちゃうんだよね。結局グループのトップになる子の思うがままなんだよ。結局、一番我慢が効かないのってイジメている当人なんだよね」

「こういうグループって結構結びつきが強いのか?」

「いや、リーダーが抑えつけているだけだから、リーダーが、いざヤバイ状態になったらよほど弱みを握られていなければ、グループをさっさと乗り換えて、前のリーダーを標的にしたりしてね、寝返ったりする。例えばイジメていた子が学校出れなくなって、その子を攻撃していたグループのリーダーが表にバレた時、メンバーが手のひら返して、リーダーをイジメに走ったって話も聞くし……」

「意外と怖いな。そんなに簡単に仲間を裏切れるのか?」

「そんだけ薄い関係ってことだよ。奴らに友情なんて文字はないからね。なにしろ遊び感覚で相手を徹底的に追い詰める、まるで狩人だよ。だんだん、相手が『人』だっていう認識が薄れて来て、ただの標的にしか見えなくなってくる。まぁ、ハンティングを楽しんでいる奴らは犯罪意識がどんどん無くなっていくから、下手すると相手を死まで追い詰めちゃう。でも相手が死んだらお遊び終了。次は何して遊ぶかねぇって話になる。本当にえげつないよ、奴ら」

「そういうことか…… そうなると対応方法はいくつか想定は出来るな」

「でも、イジメの『快感』を知ってしまうと手を変え、品を変え、楽しむ方法を考えてくるから、いろいろと対策は練っておいた方がいいよ。どうせ、おにぃ、今度はイジメと対峙するんでしょ。大鳳をよくするために頑張ってくださいよ! 折角、中学に噂広めたんだから」

 やはり、沼幡中学に情報を流していたのは晏菜であったのかと思った。

 晏菜とは大鳳をいい学校にするという約束がある、またそれに向けて夏村さんも頑張っている。

 俺はその手助けをできればいいと思っていた。

 しかし、もし夏村さんがイジメをしていた経歴があったら、俺は彼女のことを好きになっていたであろうか?

 夏村さんはイジメより、自分は直接対決だと言っていたことが、俺を安心させてくれた。

 ただし、直接対決してもらってもいいが怪我はしてもらいたくはない。


「わかった、すごく助かった。今後の対処法を考える上ですごく参考になったよ」

「よし、役に立ったということで、一つ忠告。相手が女性の場合、自分の仲間にするには、いかなる手も使ってくる可能性があるから、その点は注意。一人では行動しない方がいいよ。特におにぃは女性経験ほぼ無しだから」

「うるせぇ! でも、ありがとう」

「そういえば、この前、沙羅ちゃんから電話有って、かずやを誘惑できる下着を買いたいから付き合ってって言われたけど、沙羅ちゃん以外におにぃのこと狙っている女がいるの? 沙羅ちゃんがああ言うんだから肉体派?」

 先日の井上さんからからかわれた件、夏村さん晏菜に言ったんだなと思い困惑しながら、

「ど、どうぞ、がんばって協力してあげてください……」

 と答えた。

「てか、おにぃ、まだ沙羅ちゃんに手、出してないの? 女の子もしたいと思う時くらいあるんだから付き合ってあげないと、沙羅ちゃん不満爆発しちゃうよ! おにぃは一人でエッチなこと思い出して発散できるけど」

「ちょっと、待て! 発散ってお前、何か知っているのか? ていうかお前もそんな時、あんのか?!」

「内緒!」


 こっちにはこっちの決意がある。

 まずは、夏村さんに大学に入学してもらう。

 それから最終的に夏村さんに今後のことを決めてもらうべきことだと俺は思った。

 ふとした拍子に、夏村さんの家の仏壇の写真の後ろに隠してあった写真を思い出してしまう。

 夏村さんがどちらを選ぶか……

 それまでは俺は夏村さんに手は絶対に出さない。


 指定された時間に夏村さんに電話すると夏村さんはすでに入浴も終わってゆっくりしたところだと言っていた。

「いちよう、吉川の出身校の桜花中学の同級生を吉川から離すことは成功している。高校になって面倒なことに付き合いたくないというのが本音らしくて、みんな部活を楽しんでいる様子だ。同じクラスの問題のありそうな生徒も、毎日のかずやが吉川を監視しているのが効いているようで、接近はしていない様子。そんなところが俺の活動報告かな?」

「実は夏村さん。明日、俺、吉川に昼休み、屋上に呼び出されている」

「告られるのか?」

「それだけは絶対にない(笑)! 多分、今の夏村さんの話から想像すると、自分のグループのメンバーに入ってほしいという話をしてくるか、高校に来てから友達ができないからどうしたらいいかという話のどちらかだと思う」

「それはどうして?」

「夏村さんたちが動いて彼女の仲間になりそうなメンバーを片っ端から剝がしていったから孤立している可能性は否定できない。そこで一発大逆転として吉川のクラスの前で毎日バカ騒ぎしていて、ある程度人気も出てきた俺を友人に引っ張り込めば、一気に多勢になれるって展開だよ。たぶん後者の友達の作り方を教えてほしいは無いかな」

「まぁ、いずれにせよ、彼女が何を企んでいるのか分からないから、かずや一人で行かすことは心配だけど、俺もいくか?」

「いや、夏村さんよりも怖くないけど、暗躍ごとに精通した『奴』を一名知っているので『奴』をこっそり使うことに決めてる」

「そうか、いずれにせよ、何かあったらすぐ電話してくれ。昼休みには俺は剛たちといるから」

 やはり、教室に居なくなった先は剛のところかと俺は少し笑ったが、心配してくれた夏村さんに礼を言って電話を切った。

 『奴』には先ほど連絡済みで明日は三名ほどでスタンバってくれることを確認していた。

 さて、吉川はどう出てくるか?


 ◇◇ 翌日の昼休み ◇◇

 

 俺は総合棟の屋上に繋がる階段を一人歩いていた。

 屋上のドアのところで携帯を見ながら三十分きっかりになるまで待ち、ドアを開けると、急にまぶしい光が目を(くら)まし、一瞬何も見えなくなった。

 さすがにゴールデンウィーク前の晴天の昼休み。

 日差しが厳しく、一瞬何も見えなくなった目も少しずつ回復し、見えるようになった。

 その時、俺のほほに寸止めでキスをしたように横に立っている女子生徒を見つけた、吉川だ。

「かずさん、これで私達仲間ですね。証拠のビデオもあるところで撮ってますし、これ公開されたら困るんじゃないんですか?」

 この声のボリュームでお互いの声が録音できるような位置で録音しているのだろう。

 これと同様な手で校内の男子生徒をひっかけていたとしたら、確実に吉川の手中にはまってしまうだろう。

「こんな手で何人の学生を仲間にした? そんなことして何がおもしろい?」

「だって、自分がトップになれるんですよ。喧嘩もつよくなく、顔もよくなく、頭もよくないのに」

「そんなうわべだけのリーダーになって、何が楽しい? お前の中学の同級生はみんなお前から離れていったんじゃないか?」

「いいんですよ。またこんな感じで簡単に仲間はできちゃいますし」

「そうだったな、仲間は増えるかもな。ただそれは仲間=共犯者であって、友達ではないよな。結局、お前ひとりぼっちのままじゃん! こんな付き合い方だといざという時に誰もお前を助けてくれないぞ」

「大丈夫、言うこと聞かせますから…… みんな弱みを握っているんで」

「その弱みが弱みで無くなってきたとき、奴らの怒りは復讐に変わる」

「でも、メンバーもイジメに加われば同じ責任を負うことになります。善人になろうと思っても罪はついて回ります」

「まぁ、その時は俺が奴らの贖罪に付き合ってやるよ」

「そんな強がりはいいとして、今さっきの画像、校内にばらまきますよ。それでもいいんですか?」

「中にはそれを本気にして嫌いになってしまう人がいるかもしれない。でも俺には俺を絶対に信じてくれる人がいる。だから怖くない。ばらまきたいならばらまけ! 信じてくれる人がいる限り俺はお前に屈しない」

「かずさんってそんなにその人に信頼されているんですか?」

「俺が彼女の高校生活の全責任を取ると約束し、そんな俺を彼女は信じていてくれる」

「それ、彼女さんじゃないんですか?」

「彼女? 彼女なんて薄い付き合いなら俺に何かあった時、逃げるか否かの選択をするだろうけど、彼女は何も考えず、俺のために戦ってくれる。彼女以上、まぁ『同士』かな? 正直、恋愛感情より上のレベルにあるんで、彼女に対してエッチなことも考えられないよ(笑)」

 そして俺は彼女を睨んでこう言った。

「ところでお前には、そこまでしてくる仲間がいるんか? 真っ先に駆けつけてお前を救ってくれる仲間はどこにいるんだ? まず、そういう仲間を少しずつ作っていく方が先なんじゃないか? 脅して仲間を作るのは手っ取り早い。でもそいつらを信じることができるか? やつらもお前のことを信じることができるのか?」

「うるせぇなあ、こっちには強い武器、『証拠』があるんだよ。これがあれば人は言うなりにできるんだよ。お前はそうじゃなくても多くの同級生は私に、『証拠』の前にひざまずく。勝ちだよ」

「一言言わせてもらう。それって『証拠』にはならないぜ、からくりがバレたら、全て茶番だよ」

 そう言いながら、俺の視線の中に知り合いの女子生徒数名が一人の男子生徒を連れ、こちらにやってくるのが見えた。


「えっ?! なんでこんなことに……」

「茶番か~、かずくん、良いこと言うね!」

 と言いながらやって来たのは井上さんとバレー部員たちだった。

「かずくんから指示有ったから、昼休み始まってダッシュで屋上に部員と一緒に来て、隠れていたら、ビデオをもったこいつとこの女がリハーサルやってたのを見つけたわけ。ここにいれば出入口から来た人の目くらましになるか確認していたみたい。三十分にかずくんが来たら、リハ通りにやっているもんだから笑いそうになっちゃったんだけど、犯人確保を優先に行動してたってわけ。あと今、こいつとかずくんが話していたのも全部録音しておいたからね」

 後ろから来たバレー部員と一緒に来た男子生徒(吉川と同じクラスであることは一瞬顔を見て判断した)を追求すると、彼も以前吉川にはめられ仲間になり、今回、吉川に指示されやったことを自供した。

 また他にも数人、吉川のうわべ上の仲間がいることまで全部喋ってくれた。

 

「おい、吉川。最後まで俺は知らないってお前をかばってくれるような仲間っていないもんだな。簡単にゲロしちゃったし」

 と言ったが、吉川は無言だった。一方、井上さんはすかさず、

「かずくん。私は信じてるよ! かばってあげるよ~! 内縁の妻として」

 と言った。ちょっと引きながら、

「井上先輩と高松さんってそういう関係だったんですか」

 とびっくりするバレー部員。

 違うと否定するのに時間はかかったが、部員には納得いただき、俺は渋谷先生と夏村さんに携帯で連絡した。


 数分後、渋谷先生と夏村さんが来て、吉川は生徒指導室で事情聴取を受けることとなった。

 なお撮っていたビデオは生徒会が預かり、内容の確認をすることとなった。


 渋谷先生に引率され戻ろうとした吉川に俺はこう言った。

「俺はお前から『友達を作るにはどうしたらいいですか』と聞かれるのを期待していたよ。もし、本気で一から友達を作りたいなら俺に相談しろ。一緒にみんなに謝って、作り方を教えてやるから。そこからは自分でなんとかしろ」

 すると、吉川は軽くうなづいた。

「あっ、それと、自分の存在を否定するな。お前は仲間の作り方が他人と同じようにできなかっただけだ。絶対、お前にも利点がある。だから自分の行動を反省しながら、自分の存在は肯定しろ。お前には存在している価値は絶対にある。同じようにほかの人にも存在価値はあるんだ。その価値を否定するな。そして仲間との関係の中で自分の存在意義を見つけ出せ! 以上だ」

 それを聞くと渋谷先生と吉川、ビデオを撮っていた男子生徒はドアを開け、屋上から去っていった。


 夏村さんは俺の肩を叩くと、

「彼女になんであんなことを言ったんだ」

 と尋ねた。

「悪者を排除するのは簡単だけど、俺が入学してから、昨年の一学期の退学からの傷害事件、二学期の学園祭での一件での二名退学。こういう結末って俺、嫌なんですよ。最終的には皆に笑顔で卒業してもらいたいなぁって思うんです」

「かずやらしいなぁ。俺だったら二、三発殴るところだよ」

「それで夏村さんに退学されちゃうと俺の全責任、吹っ飛んじゃうんで止めてくださいよ」

「あいよ、絶対、暴力は振るわない、というかお前が言っていた『奴』って井上のことだったのか?!」

「なんだかんだ言って本妻より内縁の妻を選ぶ、かずくんなのでした」

「夏村さんってかずさんの本妻なんですか?」

「そうだ、心も体も一体だ!」

「絶対に違いますので!」

「そういえば、夏村さん。かずくんから特別な人って言われていたよ。他の全ての人が敵に回っても、夏村さんだけは味方でいてくれる、だから俺は頑張れる的な!」

「そうそう、見ててこっちも照れちゃいましたよ」

 と赤ら顔で頷くバレー部員たち。

「かずやがそんなこと言ったのか?! かずや、俺の事、ベタ惚だなぁ!」

「ただ、夏村さんは特別過ぎてエッチな気分にならないっとも言っていた」

「うんうん」うなずくバレー部員たち。

「ちょっと!」これはやばいと思った俺。

「なに! かずや俺でムラムラしないだと! やっぱ、晏菜ちゃんとエロい下着買いに行ってやる」

「高松さんって、そんなに夏村さんの下着姿見る機会あるんですか?」

「ありません!」

「やっぱ、かずさんて夏村さんとお付き合いしてますよね……?」

「バレー部だけの内緒にしてね」

 と答えるしかない俺だった。

当作品をここまで読んで頂き、ありがとうございます。

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編集記録

2022/10/13 校正、一部改稿

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