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甘く飼い慣らされる日々の先に

 ある部屋まで連れていかれ、ヴィルヘルムはリラの手を離す。なんとなく広い空間なのが伝わってくるが、リラが分かるのはそこまでだ。ここはヴィルヘルムの自室だった。


「どうした?」


 先に部屋の中に足を進めたヴィルヘルムがリラに尋ねる。


「いえ。あの」


 声のする方に進んでいこうとしたが、初めての場所という不安に、リラの足は止まった。思わず俯くと、心臓がドクドクと音を立てて鳴り始める。ヴィルヘルムが近づいてくるのが気配で伝わってきた。


「リラ、お前まさか」


「すみません、陛下。私、目が不自由なんです」


 堪らなくなってリラは自分から真実を告げる。王がどんな顔をしているのかなんて窺うことはできない。けれど、どうしてなのか、など聡いヴィルヘルムが言うことはなかった。次の瞬間、リラは痛いくらい強く抱きしめられ、ヴィルヘルムの腕の中にいた。


「私のせい、なんだな」


 尋ねるというよりも確認の要素が強かった。辛さを孕んだその声にリラは反射的に異を唱える。


「違います! 私、自分の目も髪も嫌いでした。だから、それをなんとかしてもらう代わりに」


「嘘をつかなくていい」


 回された腕の力が強くなり、リラは声を発するどころか、息さえ苦しくなった。けれど密着したことで伝わってくるヴィルヘルムの胸の鼓動に、安心して泣きそうになる。


「頼む、リラ。もう嘘はたくさんだ。これ以上、私のために嘘を重ねないでくれ」


「なん、で、なんで嘘だって言えるんですか」


 懇願するように告げられた言葉に、胸の奥が熱くなる。それでも素直になれなかった。本当はあの地下牢でのことが全部、本当のことかもしれない。それまでの自分が全部嘘だったのかもしれない。そう思われてもおかしくないのに、どうしてこうもヴィルヘルムは強く言い切るのか。


「あんまり私のことを見くびるなよ。お前が、誰かのせいにしない女なのは、とっくに分かっている。一緒にいて、その人間の本質も見極められないほど、私は馬鹿じゃない」


 きっぱりとした声が、リラの耳に届き、ついに堪えていた涙が頬を滑った。言い訳しなくては、と必死に頭を回していたのに、本人を前にして、もうこれ以上は誤魔化せない。誤魔化せなかった。


「ごめん、なさい。ごめん……なさい」


 ヴィルヘルムは抱きしめていた腕の力を緩めると、そっとリラの頬の涙の痕を拭った。ヘーゼル色の瞳をじっと見つめ、優しい声色で言い聞かせる。


「謝らなくていい。言っただろ、リラはなにも悪くない。すべては私が」


「陛下は悪くありません!」


 しかし、それを遮るようにリラは叫んだ。


「全部、全部私が勝手にしたんです。だから、陛下はご自分のことを責めないでください。私に後ろめたさを感じたり、申し訳なく思うのとか、そんな必要ないんです、私はそんなこと望んでいません!」


 感情が(はし)る。これなら、あんな別れ方をした意味がない。自分のせいで、なんて責められるのを望んでいたわけじゃない。その後ろめたさで優しくされることも。


「だったら、お前はなにを望んでいるんだ?」


 低いよく通る声が静かに響き、感情的になっていたリラをぴたりと止めた。ヴィルヘルムはリラの頬を優しくなでながら、ゆっくりと話しかける。


「私は、ずっとお前のことを探していた。ずっと会いたかった。真実を知ったからでも、呪いが解けたからでもない。その前からずっと、ずっとそばに置いておきたくて、手放したくなんてなかった。……お前は、リラはどうなんだ?」


 切なそうな声がリラの心を揺さぶる。ヴィルヘルムが自分に惹かれていたのは、ずっとお互いに憑いているものが呼び合っているのだと思っていた。それを錯覚しているのだと。でも、今でも気持ちを変わらずに抱いてくれているのなら。自分が抱いている気持ちは自分だけのものだ。


 瞳には映りはしない、それでもリラはヴィルヘルムの瞳をまっすぐに見つめ返した。


「私、ずっと自分が嫌いでした。見た目も、色々と見えてしまうのも、全部嫌でした。でもあなたは、そんな私を肯定してくれた。嬉しかった。気に入ってもらえて、役に立てると思わせてくれて。少しだけ、自分のことが好きになれた。すごく感謝しているんです、だから……」


 一息で言い切ってリラはそこで言葉を切った。この先を告げていいのかどうか少しだけ迷う。けれど


「だから、どんな存在でもかまいません。おそばに置いていただけませんか?」


 小さく震える声の後には、静寂が降りてくる。自分の心臓の音とかすかな息遣いだけが聞こえていた。ややあってからヴィルヘルムが再びリラを強く抱きしめた。


「それを願ったのはこっちが先だろ。最後までそばにいてくれって言わなかったか?」


 言い訳しようとするリラの唇に柔らかいものが触れる。それはすぐに離れて、リラが驚く暇もなく再び唇が重ねられる。触れるだけの長いキスに、染みてくる温もりはリラの心を落ち着かせていく。


「ちゃんと約束してくれ。もう二度と離れたりしない、ずっとそばにいると」


 唇が離れた瞬間、至近距離で声が届く。随分と切羽詰まったもので、打ちつける心臓を落ち着かせようとリラは必死だった。素直になってもいいのか、こんな自分でいいのかと葛藤しながらもリラは自分の気持ちを口にする。


「はい、陛下。慎んで」


「慎まなくていい。それに、私はもうお前を飼い猫にするつもりはない」


「え?」


 恭しく告げたリラに対し、ヴィルヘルムはどこかぶっきらぼうに言い放った。


「お前を飼い慣らすのは難しいとよく分かった。だから、もっと確実に繋ぎとめておく。もう離れられないように」


「もしかして私、また地下牢行きですか?」


 ヴィルヘルムの言葉の意味を自己解釈したリラが青ざめながら尋ねた。途端にヴィルヘルムの顔に不機嫌さが滲む。


「どうしてそういう考えに至る? そんなことをする人間がいるわけないだろ。国王の妃になる相手に」


 何気なく紡がれた言葉にリラは固まった。空耳を疑ってしまうほどだ。また自分はなにか考え違いをしているのか。混乱しているリラに対し、ヴィルヘルムは軽くため息をついた。


「エルマーが、先に勝手なことを言っていたが、私はもうお前以外に望む人間はいない」


 自分の考えが間違っていなかったことを確認すると同時にリラは狼狽えはじめた。嬉しさよりも恐れの方が大きい。


「そ、そんな、私には分不相応です。それに目も不自由ですし。皆さん納得しませんよ」


「ずっと王家を苦しめていた呪いを解いて、ズーデン家の末裔であるお前を反対する人間なんていないだろ。ズーデン家のことも、他の方伯たちと話して、ちゃんと公表する。なにより私がお前以外とは結婚する気も世継ぎを作る気もないと言ってるんだ。王家をここで途絶えさせる気か?」


「なんで、私のせいになさるんですか!?」


「お前次第だからだろ。それに『どんな存在でもかまいません』と言わなかったか?」


「それは……」


 顔を赤らめながら反論するリラに、ヴィルヘルムはなにかが溢れだしたように声を殺して笑いだす。それをリラは気配で感じ取った。


「……陛下、笑ってらっしゃいます?」


「そうだな」


 いつもなら否定するところだが、ヴィルヘルムは素直に応じた。ずっと探していたリラと、無事に再会できて、こんなふうに軽口を叩き合っている現実が愛おしい。自分の前からリラが消え、程なくして胸の黒い薔薇は消えた。すぐにリラの仕業だと分かった。


 あのときは告げられた真実に動揺し、リラの言葉も冷静に受け止められなかった。だからリラの手を離したことをずっと後悔していたのだ。


「会いたかった」


 素直な想いを口にしてヴィルヘルムはリラを抱きしめる。名前も見た目も変わってしまったリラを見つけるのには、ものすごく苦労した。リラの住んでいた村まで使いをやったが有力な情報も得られず、最悪の事態まで想定した。


 でも、どうしても諦められなかった。だから、最後の賭けにでた。人前に出るのは苦手だし、憚れるが、もしかすると群衆に紛れて、リラが自分に会いに来るかもしれない、となんとも自惚れた考えで。


 自分は無事に三年を超せたのだと知らせる意味もあった。そして、ヴィルヘルムの狙い通り、リラは来てくれたのだ。見た目がどんなに変わっても、どこにいても見つけ出す自信はあった。現にこうして見つけだすことができた。


「陛下」


 ヴィルヘルムの腕の中で、リラが小さく呼びかける。


「私も本当はずっとお会いしたかったです。ずっと……」


 堪らなくなって、ヴィルヘルムは再びリラに口づけた。自然とどちらともなく求めあう形で、口づけはより深いものになっていく。ぎこちなくも、必死に応えようとするリラが愛しくなり、そっと唇が離れた瞬間に、リラを抱き上げた。


「陛下!?」


「それはやめろって言わなかったか?」


 なにがどうなっているのか分からず、リラはつい声をあげた。反射的にヴィルヘルムにしっかりと抱きつく。そして、ゆっくりと降ろされたのは、柔らかいベッドの上だった。上質な布の触り心地に緊張していると、頬を撫でられ、額にキスを落とされる。鳴りやまない心臓と格闘していると、そのまま後ろにゆっくりと倒された。


 ヴィルヘルムもリラに覆いかぶさるようにして一緒に倒れたので、ふたりの距離は近いままだ。それがリラを緊張させる一方で安心ももらたした。


「リラ」


 慈しむように名前を呼ばれ、体中が熱くなる。この声は変わっていない。けれど、やはりなんだかんだ言って見えないのは辛い。今、ヴィルヘルムはどんな表情で自分を見下ろしているのか。潤む瞳をじっと見つめ、ヴィルヘルムはリラの目尻に口づける。そして目を閉じたリラの瞼にも唇を寄せた。


「ヴィル」


 そっとヴィルヘルムの名前を呼び、リラは瞳を開けた。そして


「え?」


「リラ?」


 がばりとリラは身を起こして、目元を手で覆うと、再び目を閉じた。瞳に飛び込んできた光が明るすぎて、目が開けていられない。どういうことなのか。心臓がどくどくと脈打つ。自分になにが起こっているのか。


 リラは、恐々(こわごわ)と目を開けた。そして目元を覆っていた手をゆっくりとどける。反射的に明るさに目を細めた。そこでリラの目に飛び込んできたのは


「ヴィル、私、どうして」


「リラ、その目は」


 ふたりがほぼ同時に声をあげる。


「久しぶりに見る景色はどうだ、リラ」


 そこでふたりのものではない声が部屋に響き、ヴィルヘルムはとっさにリラを庇うようにして身構えた。リラの目には、まったく変わることのない男が映っている。その赤い瞳はとくに目に焼きついていた。


「ルシフェル」


「リラになにをした?」


 凄みをきかせた声でヴィルヘルムが問うも、ルシフェルは相変わらず妖艶な笑みを浮かべていた。


「そう、がなるな、ヴィルヘルム王。お前の愛しい娘の目が見えるように少し力を貸してやったんだ」


「どういうこと!?」


 叫んだのはリラだ。急に視界が捉える光景に脳が処理に追いつかず、思わず顔をしかめる。けれど、間違いなくリラの瞳は見えるようになっていた。さらに、その瞳の色は紫だ。混乱するリラの代わりにヴィルヘルムが尋ねる。


「なにを対価にする気だ。お前らが善意でこんなことをするはずがない」


「さすが、話が早いな。なに、考え方を変えたのさ。リラ、お前の目は厄介だった。生ける者以外を映し、我々の正体さえも見破ってしまう。けれど、逆にそれを私の役に立ててもらおうと思ったのさ」


「冗談じゃない、お前らなんかにリラは渡さないし、接触もさせない」


 祓魔の構えを見せるヴィルヘルムをルシフェルは軽く牽制する。


「おっとやめておけ。それに、これはお前にとっても悪い話ではないぞ」


 ルシフェルの言葉にヴィルヘルムの眉がつり上がる。ルシフェルは気にせず続けた。


「同じ悪魔でも色々いるのさ。この前みたいに契約に違反したり、好き勝手暴れて我々の存在を脅かしたり。お前の手を煩わせてきた者たちだよ」


「なにが言いたい?」


「そういう連中をお前たちに任すと言っているのさ。私も忙しいから、いちいちかまっていられない。そのために()は必要だろ」


 いまいち信用しきれない目でヴィルヘルムはルシフェルを睨めつけた。するとルシフェルは降参を表すかのように軽く両手をあげる。そしてリラに目を向けた。


「リラ、こんなこと気まぐれでも滅多にしないんだが、お前の王に対する気持ちを汲んでやろう」


「ルシフェル」


 リラはなんとも言えない気持ちでルシフェルを見つめる。


「ヴィルヘルム王、近々、西に赴いてもらおう。下級で形振り構わない連中が、大量に呼び出されている。個人の契約にしては数が異常だ」


 ルシフェルの指示にヴィルヘルムは苦虫を噛み潰したような顔になった。眉間に皺を寄せたまま、嫌々そうに口を開く。


「私はお前らのことなんて信用しないし、手を貸し合うつもりもない。お前も手を出してくるなら容赦はしない。だが……リラの瞳のことは感謝する」


 苦々しく告げると、ルシフェルはふっと微笑んでその場から姿を消した。しばらく部屋に重たい沈黙の幕が下りる。口火を切ったのはヴィルヘルムの方だった。


「リラ」


 ゆっくりと確認するようにリラの名前を呼び、その顔を見る。


「本当に、見えるのか?」


 リラは自分の瞳に映るヴィルヘルムの姿を、じっくり見たい気持ちもあったが、目の奥が熱くてなんだか苦しい。少し髪が伸びて、どこか凄みも増した気がする。けれど、艶のある黒髪、それと対照的な白い肌。くっきりとした目鼻立ち、そして青みがかった黒色がリラを見据えている。リラのよく知るヴィルヘルムその人だった。


 リラがゆっくりと頷くと、ヴィルヘルムは再度、リラをきつく抱きしめた。リラもためらいがちに王の背中に自分の腕を回す。


「もう二度と離さないし、誰にも渡さない。お前は私のものだ」


 耳元で決意したように強く言われ、ゆっくりと回されていた腕の力が緩められた。切なそうなヴィルヘルムの顔が、リラをじっと見据える。


「愛している、リラ。私が本当に望むものを、叶えてくれないか」


 ヴィルヘルムから視線を逸らさず、その言葉を聞いたリラの瞳から再びぽろぽろと大粒の涙が零れ始めた。


「私、欲張りなんです。ヴィルが生きていてくれれば、幸せでいてくれたらそれでいいと願っていたはずなのに。それなのに、今はそばにいてほしくて、これからもそばにいたくて、できれば……私だけを見てほしいって思ってる」


 リラはぐっと涙を堪えて笑顔を作る。その顔は今までヴィルヘルムが見た笑顔の中で一番美しかった。


「それに、私はとっくにあなたのものですよ。お慕いしています、ヴィルヘルム陛下。この気持ちは、嘘偽りなく私だけのものです。だから、どうかずっとそばに置いて愛してください」


 ヴィルヘルムが指でリラの涙を拭う。そして、ゆっくりと顔を近づけて、形のいい唇に自分のを重ねた。至近距離でふたりの視線は交わり、ヴィルヘルムはそのまま口づけながらリラを後ろに倒した。



 

「よかったのですか、ルシフェル様」


「シェーネムント」


 大樹の上に立ち、遠くから城を眺めているルシフェルに声がかかった。


「久しぶりの帝国はどうだ?」


「あまり変わっていませんね。あなたが仕事を溜めているのも相変わらずのようですが」


 わざとらしくシェーネムントは肩をすくめる。そしてルシフェルと同じように城の方に目を向けた。


「契約は無効にされ、長らくの間、封印されるし、もう散々でした。ルシフェルさまには、随分と手を煩わせてしまいましたが……。あの娘の目を見えるようにする必要はありましたか?」


「封印されていた身としては面白くなさそうだな」


 からかうように言うと、シェーネムントは当たり前です!と腹立たし気に答える。あちこちで、同胞が人間と契約を交わし、好き勝手しているのが窺えた。そもそも悪魔を神と対比させ、絶対悪にしたのは人間だ。そんな存在を望んだのも。


「なに。いつも私利私欲のために我々を呼び出し、契約を結ぶ者が多い中で、他人のために、なかなか肝が据わっていると思っただけさ」


 けっして報われないのを覚悟して、そこまで誰かのためにできる人間はきっと少ない。けれど、できる人間もいる。それを改めて実感させられた。納得しきれていないシェーネムントにルシフェルは不敵に笑う。


「心配しなくても、その分、きっちり働いてもらう」


 またひょっこりと顔を出せば、リラはどんな態度をとるのか。どうせ、いつもと変わらないのだろう。この地獄帝国の皇帝でもあり、すべての悪魔の頂点に君臨する自分に対してでも。


 だから、今はどうか久々の再会を噛みしめて、幸せに浸ればいい。甘く飼いならされる日々の先に待っていたものを受け入れた結果だ。


 この出会いが運命だったのか。様々な思惑と策略、そしてほんの少しの当てつけによって出会ったふたりが、その答えを知ることはない。知る必要もない。どちらにしろ、互いに背負う辛い宿命と哀しい過去に翻弄されながらも、出した答えに偽りはないだろう。 


 ヴィルヘルムが婚約を発表し、その相手が没落したズーデン家の血を引く者であること、美しい紫の瞳を持ち王家にまつわる呪いを解いたことなどが国民に知らされ、リラの存在が歓喜されるのは、もう少し先の話だった。


Ende gut,alles gut.

これにて本編完結です。ここまで読んでくださりありがとうございました。

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