簡単な登場人物
◆ミライ
日本から召喚された女子高生。世界で一人しか存在しない魔女の次代。
魔法がかなり自由に使えるが、特別頭が良い訳でもないのでいつも一生懸命に突拍子のないことをしでかす。
◆ツヴァイ
ミライを発見したお爺さん。小さな村の村長の息子だったが若い頃にイキってしまい追い出された。そのため、旅の末に行き着いた先の街の近くの森に小屋を建てて定住し、孤独に生きていた木こり。
◆ソラム
ミライが初めて働いた職場にいた青年。妻シルヴィの尻に敷かれている。
◆シルヴィ
ソラムの妻。ミライのことを可愛がろうとするあまり圧が強いので引かれている。
◆ザイナン
ミライに仕事を斡旋した組合の仕事が丁寧なおじさん。
◆ベルガー
辺境伯サムニエルの作った騎士団の騎士。一番弱かったため、マーメントの街に配属された。仕事に不真面目。成り行きで一緒に旅をすることになる。ミライのわがままに付き合って人生を終わりに追い込まれているがなんとか生きようとしている。
◆オストラル
マーメントの街の治安維持隊の隊長。もともとは王国の騎士団で騎士をやっていたが母親が介護を必要とするようになったため、職を辞してマーメントの街に戻ってきた。母親を見送ったあと治安維持隊に入り隊長を任されるまでになる。
◆サムニエル
辺境伯。王国に仕えてわりと長い。妻に先立たれている。冷徹な一面を持つが、魔法使いが大好き。お茶目なおじさん。ミライのことは自分の立場や事情を抜きにすると結構好き。人望がある。
◆クォツェルス
クォツェルス・ディ・リデルア・スフォカート。名前が長い。サムニエルの騎士団の騎士団長。騎士団で一番強い。真面目で頼れる優男。きりっとした生真面目な顔をしている。他国の公爵家の次男で自由にあちこちを旅していたが、辺境伯と出会って身分を捨てサムニエルの部下となった。
◆トルティア
トルティア・ベラミニーツェ。女性ばかりが生まれる一族で突然変異として生まれた男児。女の扱いがうまい。絶世の美男子だがイケメンに価値を見出せないタイプのミライには顔が通用しない。ミライと仲良くなりたいと思っているが、いろいろと複雑。
◆スペリアズ
元外国の王族で現在はサムニエルの騎士団の騎士。騎士団で三番目に強い。女顔で可愛いがめちゃくちゃ口が悪い。卑怯な手を使うのが得意。罵倒ばかりするのでミライにはあまり声が届かない。
◆ミーツェア
アメリカから召喚された当代の魔女。次代に魔力と知識を譲るため、継承の儀の準備をしてしまったことで魔力がかなり少なくなってしまった。魔力カツカツでミライの行方を捜している。




