第10話 キャラクター紹介(聖剣のコメントを添えて)
キリが良いので登場人物紹介の回です。
各キャラに一言コメント付き。
聖剣
正式名称「神威絶天マイトキャリバー」
得意技
小刻みなジャブから繰りだされるワンツーは渾身の右ストレートに匹敵する。
飛び膝蹴りは矢の如き鋭さとハンマーのような重さを兼ね備える。
未熟な勇者と小粒な魔王にはうんざりしている。
自立移動が可能で、趣味は日帰り旅行。
もしかしたら神様の手に余って地上に遣わされた可能性がある。
聖剣「ははは、私は優秀な聖剣ですので」
マルリアンナ
魔王の娘、長いのでマリア。
デユーク級とよばれる高位魔族。
魔王より弱いのでワンパンKOされた後畑の番人となる。
父親だった畑から採れる作物を美味しそうに食べるヤバイ精神性の持ち主だが魔族なら普通なので一般的な感性の持ち主。
力こそパワーの世界の住人なので聖剣に負けたことに対する恨みはない。
主人公の事は旅先で貴族に宿泊スペースを提供してくれる現地住民の認識。
食費を提供するのは貴族は土地に金を落として経済を活性化される義務がなんとかとかいうアレらしいが本人は脳筋なのでよくわかっていない。
実は色々企んでいるのでその内何かアクションを起こす予定(雑誌とか設定資料で本編放映前に情報が公開されるアレ)
聖剣「まぁ雑魚ですね」
コロロ
私って実は聖女だったの系少女。
現時点で使える力は邪悪な者を光で消し去る能力のみで回復魔法とかは一切使えないヒーラーでも虐殺者ですらない手加減とか一切できない敵対したら詰み系ギミックボス聖女。
弱点は教え導く存在が配慮に欠けた存在である事。
聖剣「やはり相手に弁解の余地を与えるのは甘えだと思うんですよ」
魔王
畑の栄養。最近畑そのものになった。
聖剣「つまらないものです」
カイザードラゴン
朝食。最近近所の犬が畑に埋められた骨を掘り起こそうとして困っている。
聖剣「人間ってドラゴン好きですよね」
デスフェンリル
冥界で平和に罪人の魂を食べて暮らしていた所を聖剣に襲われた悲劇の野生魔物。
密猟聖剣に日々の生活を脅かされている。
最近夕飯と畑の栄養になった。
聖剣「定期的に収穫できるので便利ですね」
領主
とばっちりで酷い目に遭った人。
この人自身は特に悪い事をしていないので本当に運が悪かった。
聖剣「まぁ部下の不始末は上司の責任という事でひとつ」
騎士団
弱い。凄く弱い儚い生物達。
聖剣「情報操作なんてしてる暇があったら魔王狩りツアーでもして修行するべきかと」
村を襲った魔物
マトモな活躍も掘り下げもなく光の彼方に消え去った。
聖剣「味を確認できなかったのが残念ですね。まぁ私は食べないんですけど」
勇者
主人公によって人生の転機を迎えてしまった凄く真っ当に純粋な若者。
聖剣を引き抜かなかった事が最大の幸運。
聖剣「100レベル早いです」
主人公
ごく普通の一般人で何の力も持たないが相手を選ばずツッコミを入れる事が出来る逸材。
魔王とドラゴンとフェンリルの匂いが染み付いているが特にパワーアップとかはしない。
町のどこかで働いているが誰も気にしない。なのでニートではない。
最近家主を名前と勘違いされていないか気になっている。
夢は不労所得。
聖剣「戦闘が起きたら真っ先に巻き込まれそうな一般モブですね。素晴らしい」




