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《覇》の古具使い  作者: 桃姫
彼方編
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91話:決意

 俺は、これまでの経緯をアーサーと白羅に話した。

「なるほど、それで、昨日偶然会ったセイジに助けを、ね」

「それで、あの天龍寺会長の件、どうするの?」

白羅が俺に聞く。

「ああ、受けるよ」

俺は決意を口にする。

「受けるって、簡単に言うけど、しばらく、天龍寺の家に行くことになるんじゃないの?」

「まあ、何とかなるだろ。何か、執事かボディガードとして雇ってもらえるらしいし」

俺は、深紅さんからの説明を告げる。深紅さん自身は、「いつまでも車を停めているのは迷惑だから」と、既に帰っている。勝手な話だ。しかし、会長を支えたい。あの人は、いつもはだらけているが、誰よりも、皆のためを思って行動している。まさしく正義の人。それに、俺は、一度、会長に命を救われているのだ。

「だから、感謝を込めて、会長を支えたい」

それが、俺の心からの考え。


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