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《覇》の古具使い  作者: 桃姫
追憶編
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70話:Side黒霞

Side黒霞

 黒霞は、闇の龍が心に巣食うせいで自分以外を信じられなくなっていた。龍神が拾った当初は、活発な様子は見られず、全てを恨みがましい目で睨む少女だった。


 そんな彼女を変えたのは、細波雷璃と氷龍を宿す少年だった。三人は、まさに、兄姉妹(きょうだい)のようだった。雷璃は、黒霞にとって初めて出来た親友。全てを闇に包む少女と全てを破壊する雷を宿す少女は、同じ境遇故か、すぐに仲が良くなった。

「雷璃、あたしね。強くなる」

「黒霞、わたしもよ」

二人は、誓い合う、

「決して、諦めず、この力を、人のために使うため、強くなることを」

二人の約束を見守っていたのは、氷龍を宿した少年だった。


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