表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《覇》の古具使い  作者: 桃姫
吸血鬼編―間話―
66/159

65話:第五

「第五鬼人種?!」

先に声をあげたのは、白羅の方。

「第五鬼人種って言うのは、私の第六龍人種の?」

「下位種ですね。いえ、正確には、稀少度で第一から第六まで分類されておりますが……」

つまり上位も下位もなく、稀少度で決まってるのか?

「まあ、第一から四までは、大差がないと言われていますが、第五鬼人種と第六龍人種は、破格の強さだと窺っております」

なるほどな。

「えっと、また、話が逸れてしまいましたね。話を戻しますが、私が、ここに来たのは、他でもありません」

一泊空け、懇願の表情で、

「私の仲間達を助けていただきたいのです」

再び言われた助けるという言葉。

「何から助けるんだ?」

俺の問いに、真剣な表情でラクシアは言った。

「|《血塗られた剱》《ダインスレイフ》を使う異教徒を退けて欲しいのです」

ダインスレイフ……?

「どこかで聞いた気がするな」

ダインスレイフ?まあいいか。

「それで、どこまで行くんだ?」

「はい、青森県と岩手県の境にある森にの中です」

と、遠い……。

「結構遠いな……」

「いえ、大丈夫です。私の力を使えば、一人だけなら一瞬で転移できます」

転移?龍神の力みたいなものか?

「では、聖慈様、行きますよ!」

え、ちょっ、おい――


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ