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《覇》の古具使い  作者: 桃姫
終焉編
149/159

148話:《第五階層:蒼紅白鐘》

 長い、とても永い、そんな階段をゆっくり時間をかけて登る。煉巫の回復能力で俺の右肩の傷は癒えた。それに、聖の魂の《蒼き力》も回復したようだ。これなら、



 何だ、あの鐘は。大きな鐘。それを囲うように木の枠が組まれている。

「これは、《夢見櫓》!」

アリスが真っ先に声を上げる。

「ほう、ここまで来たか。小僧供」

爺さんが、口を開いた。よく見ると、囲いの木枠の両端に|《炎を纏う剱》《レヴァンティン》と|《龍滅の剱》《アスカロン》が刺してある。

「よく来た、我が塔へ!」

我が塔、だと?ここは、

「今や、この地に眠りし、塔は我が手中に落ちた。ここから、世界を制圧できる」

爺さんの言葉を聞きながら、俺は、ありったけの《蒼き力》を集める。

「さあ、残る障害は貴様等だけ」

爺さんは、槍を手に出現させる。

「さあ、今すぐ、死ね!」

両端の剱から炎と光が鐘を包むように木枠を進む。

「これは、」

何かやばいものを感じ取り、《蒼き力》を解き放つ。聖のも、神に頼んで手に入れたさっきの力も同時に。


|《蒼刻―燦天》《ブルー・スカイ》

|《蒼刻―淵爛》《ブルー・アビス》


 二つの力は、合わさり、究極の《蒼刻》となる。


|《蒼刻―蒼天》《ブルー・エデン》


 世界も、己も、全てが「蒼」に塗り替えられる


 さあ、はじめよう、最後の戦いを


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