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《覇》の古具使い  作者: 桃姫
死宮編
132/159

131話:運命

 元来、古具と言う力は、神より人々に分配されし《神の力》。なので、人間には一人一つが原則であると龍神様に教えていただいたことがあった。僕の力がその理論から明らかに外れているのは、僕自身の力である《絆の力》によって、古具を僕の元へ呼び出したからであり、僕が複数の古具を持ち、開花させたわけではないのだと思う。


 篠宮初妃(しのみやはつひ)。僕の先祖に当たる人物の名前。家系図には、彼女以前の名前がかかれていなかった。おそらくあの、篠宮無双と言う人物の娘にして、あの伝記を書いた人だろう。彼女と同じ力が僕にも眠っていたのは、遺伝と考えるべきか。とりあえず、僕も青葉君も神の末裔であり、力を持って生まれたということは分かった。僕が《絆の力》を持っているように、青葉君も《蒼き力》を持っている。おそらく成るべくして集まったのだろう。だとしたら、《朱野宮》の人間もいずれ僕らの下に集まるに違いない。そして、三人が集まってこそ、全てが始まる。そんな予感がする。


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