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リボンとカシミアのデート

「リボン! デートしましょうデート!」


ウールーとカシミアの家でお茶を飲んでゆっくりしていたら急にリボンはカシミアにデートに誘われちゃいました。


「えーとそれって一緒に遊びに行こうってこと?」


その後まくし立てるようにカシミアは言葉を続けます。


「いいえ! デートです! リボンはこの街にくるのは初めてでしょう? 私が色々案内してあげます!」


「案内してくれるのは嬉しいけど女の子同士でデートってどうなのかな?」


リボンが困惑して言葉につまっているとウールーとリングもカシミアの意見に賛同してきます。


「いいんじゃないかな~いっておいでいっておいで~この街にはこの街でしか楽しめないことがいっぱいあるからいい経験になると思うよ~」


「私もいいと思うせっかく同年代の友達と遊べるんだからいってきなよ、絶対楽しいと思うよデート(笑)」


少しからかう調子で提案してくるお姉ちゃんにモヤモヤしながらもせったく仲の良い友達が誘ってくれてるのだから行くことに決めるリボン


「わかったよカシミアちゃん一緒に行こう? でもデートていうかただ一緒に遊ぶだけね!」


「最初はそういうことでいいです!リボンはウブですか、ね、私は待てる女なので徐々に距離をつめていきましょう!」


すごい勢いのカシミアに困惑するリボン


「えーと私たちただの友達だよ……ね?」


「今はそうですね!」


「今は……? それじゃあ未来はどうなっちゃうの?」


「それじゃあリボンとラブラブデートに出発です!」


「だからデートじゃないってばーー!」


「ムフフのフ~、行ってらっしゃい~」


「二人共たくさん楽しんでおいで!」


こうして半強制的にリボンとカシミアのデートが始まったのでした。

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