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初めての冒険の終わり

一日中遊んだ四人はすっかり満足してまた再開を近いフレンド登録をしながら別れる。


「いやー遊んだ遊んだ楽しかったわ」


「盛り上がったね!」


「リングさんお見事でした完敗です」


「ううんプレゼンの作戦もすごかったしたまたまうまくいっただけだよ少しでも何か手違いがあったら普通に負けていたと思うし」


それぞれ思い思いの感想を良いながら四人は五重の塔から夕焼けに照らされた森社の街を見ていた。


「綺麗な景色」


「ほんとだね」


「心が洗われるようです」


「ずっと見ていたいくらい」


「もしかしたら現実よりも綺麗で繊細なんじゃないかと思う景色にただ見ほれていた。」


「ねぇリボンフレンド登録しましょうよ」


「フレンド登録?なにそれ」


「うーんとまあとにかく友達の証みたいなものよ」


「そっかじゃあいいよ」


「いやいや友達の証ってのも間違ってないですがゲーム内でいつでも連絡が取り合えるようになる便利な機能がフレンド登録ですよ」


「へーそんな機能があるんだいいねせっかくだから四人共みんな交換しようよ」


「こういう風にゲーム内でたまたまあった人共友達になれるのがオンラインゲームの素晴らしいところの一つです。ただ世の中に悪い人もいるから良い子のみんなは本当に信頼できる人とだけフレンド登録することをオススメします。」


「これでまたいつでも遊べるわね、私リボンとリングお姉さんに絶対リベンジするんだから二人共覚えておいてよね」


「うんまた戦おうバディちゃん」


「勝ち逃げってのも良くないし今日はたまたま勝てただけだしバディちゃんが納得するまで付き合うよ」


「私もいい勉強になりました、リボンさんとリングはあまりゲームしたことがないせいか型にハマらないような戦い方ばかりでとても面白かったですよ、私もまた機会があればお手合わせ願いたいです」


「うんでもプレゼンとはやっぱりこの前みたいにこの世界のファンタジーな景色を見ながらゆっくりお茶でもするのが私には合ってるかな」


「ええ、ええそれでも構いませんよいつでも気軽に誘ってください」


こうしてフレンド登録を済ませた四人は晴れてゲームの世界でも友達になったのでした。

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