転(11月11日:冴と魚沼)
lllllllll
思いに耽る。
lllllllll
解せぬ、あの幼女は。
否、あの女と言ってやるべきか。
亡くなった妹よりも少し大きく見える彼女の、中身は二十八の女。だがあどけない笑顔と弁当を抱えて、多彩な知識で俺の仕事を手伝っていた。
六法の大方はすでに記憶、頭の中で理解し、判例に従って出る判決の意味やらも相応に理解が及んでいた。
「うぬ」
確かに『では……また来ます』、そう言ったあやつを送り出して、三日。
そう、顔を見せなくなって三日経った。
雨の時に二人でさしても、彼女が濡れぬ様にと用意して何度か使った大き目の長い傘は用無しとなり。晴れ渡った空を部屋の片隅で恨めしげに眺めている。
毎晩のように『酒は飲み過ぎるな』、『本を読み過ぎてうたた寝しないように』、などと書き綴ったメールもあの日を境にパタリと途絶えた。
いずれそうなるだろう、俺がそうしろと言ったのだ。姿が戻れば、再び大会社の頭を務める女は俺をすぐに忘れる。俺もそうだ、すぐに忘れる。そうであるはずなのに。
七日に俺は『帰る』様に言った。しかし『姿が戻らぬ今、まだそのままで居たい』と告げる彼女を尊重し、それに頷いた。その後、コロッケを食べた日。いつもと違って院部というおまけつきだったが。
その日を境に俺は彼女を見て居ない。
現在十一日になる。
まるまる三日。今日が終えれば四日……それだけ姿を見ないだけでソワソワする。言わなければよかったとは思わない。言わなければならなかったのだ、年長者として。弁護士として。お互い『事件』という大きな過去の影を背負った者同士として。
カップラーメンにお湯を入れ、腹を満たす。昼ごはんにと差し出されていた手作りの弁当に、添えられた小言までもが懐かしく感じるのは何故か。
たかが三分が長い。今の俺には何故か三日が、三年も経っているのではないかと思えるほど長く感じていた。
「ぬぅ」
幼き頃に捨てたとはいえ、剣の腕が鈍らないように、事務所の奥に用意してある座敷で、竹刀を振るっても雑念が払えぬ。俺に幼女趣味はないハズだが。
もしかすると冴は子供だから、何か病気でも患ったのではないか、怪我でもしたのではないか、まさか巴のように誰かの手で……
「否、そんな事、あるはずがないであろうに」
問題があれば、投げ槍から連絡の一つもありそうだが。ともかく裾野のアイツの所に様子を見に行くか……
そこまで考えてから首を振る。いや、これでは犯罪者の様ではないか。
考え込んでいるうちに伸びてしまったラーメンを流しに放置し、冴が来た時にやってもらおうとおいていた資料に手を伸ばし片付ける。
別に態の良い助手が欲しかったわけではない。仕事は自分で全てやるのが良いのだ。他人になど任せておけぬ、そう思っていたのに、手持無沙汰に見えた彼女に幾つかの仕事を任せていた。遊びだと思った彼女が有能で、いつしか自然に任せてしまえた安心感。それが不意に無くなって、やっと冴への信頼に気付く。
鏡に映る自分を見る。
薄い頭に底瓶眼鏡。小さい瞳はそれによりデカくぎょろりと見え、口が何とも言えず曲がっている男。
昔から自分でも思う。
俺はとりあえず頭が良いし、動きも俊敏。腕はたつし、悪党でもなく、心は狭くないはずだ。
が、見た目がカッパだった。正真正銘、人間だが年をとって薄くなってからは尚更そう見える。
母は見目麗しく、父も美男とはいかないが、不細工でもない。
だが俺は顔立ちはのっぺり、身長は低い。見えすぎる目を臥せる為にかけた眼鏡がその容姿を更に悪化させ、何とも人外のようにみせた。もしかしたら俺は自分が知らぬだけで、本当にべラトリックス系星人なのかもしれない。
しかし幼き頃より、それを気にした事はあまりなかった。母は心の底から可愛がってくれ、道場主の父は俊敏さを喜び、いずれの後継者として日々鍛練を仕込み、俺は山を挟んだ向こう側の、同年の道場の息子と研鑽に励んだ。
だが母のお腹に子供が宿っていると知ると、毎日毎日、神社に通った。果ては道場の神棚まで拝んだのだ。
「弟か妹は、綺麗で秀麗な見目麗しい子にして下さい。俺はこの腕を神に捧げ、剣に、正しい道に歩みます故……」
まるで神が聞き届けた様に、生まれてきたのは俺に似ても似つかない、可愛い妹だった。
そしてたった四歳で、……悪戯な思いが彼女を無残な姿に変えた。
くだらぬ願いにきっと神は怒ってすぐに巴を連れ去ったのではないかと思った。
そして、もしあの日、三十分、自分の為に時間を裂かず、巴の側に居れば……
もし、もしかしたら……何度も、何度も……そして俺はこの腕を捧げると誓ったのに、それを唾棄した。神など、居なければ……
思いに耽りかけたその時、電話が鳴る。
「魚沼弁護士事務所だが」
どう取り繕っても無愛想な男の声、……電話を取るのも冴は上手かったなと思っていると、
『町役場の榊ですが……』
「さか?」
『サカキです!』
聞き取れずに返した名前に少し強めに返された後、続けられた言葉に俺は珍しく血相が変わっていたように思う。
例えば今まで無実を訴え、弁護してきた者が、殺人を起こしたか、無罪判決が有罪それも死刑判決に変わったくらいの衝撃だった。
「わ、わかった、すぐに向かうから、大事にはしないでくれまいか。警察にはどうか……悪戯だ、厳しく叱るから……穏便に頼む」
銀色にも見える、弁護士記章が輝くスーツを着込んで、俺は役場へ駆け込んだ。
姿を見せたオレにいち早く反応したのは、冴の隣に座った茶髪の男性だった。
「どないしてこんな事を? あれ? が、君のお父さん?」
「あら、魚沼様」
俺を待っていたのはにこやかに笑う幼女、冴だった。
だぼだぼの足首まである緑のワンピースを着込み、大人ぶってはいるが、見た目ただの幼女だ。大き目の腰のリボンが可愛いではないかなどと暢気な事は俺には言えなかった。
茶髪の男の逆隣に座った黒髪の男が立ち上がると、驚いた表情で手を差し伸べてくる。
「うわ、ホンモノと初めて会いますわ……遠いところからよお来てくれました。大変やったでしょ?」
何だろうか、そう思いながら握手に俺は応じる。
「あ、いや、商店街に住んでるからそれほどでもなかったが……」
「ホンマですか? いやあ、知らんかったわ。この辺やったら食べ物あんまり無くて困ってはりません?」
「……もしかして、誰かと間違えてないか?」
「そんなあほな。あ、スンマセン。尻子玉ないんでキュウリでええでっか」
「それ、河童だろ」
「まま、天竺への旅でお疲れでしょうから遠慮なく」
「それも河童だ」
「ボク、浄土真宗なんで宗教とかは……」
「それはフランシスコ・ザビエルだろ!」
「え、じゃあ誰でっか?」
「弁護士の魚沼だ。連絡をもらって来たのだが」
俺は若干こめかみを押さえてため息をついた。ここまでストレートに茶化してくるのは学生の時の投げ槍以来かも知れない。
相当緊張していたのだがおかげで少し気が抜ける。握手していた男が冴に振り返り、
「ああ、この人がそうなん?」
「かわいいでしょう? 私の『婚約者』ですわ」
「う、嘘や、嘘やって言って! そんなんあり得んわ。どう見ても五十越したおっさんに、小学生ってあるかいな! それやったらボクの方が全然イケるやろ? な、早まらんとそないし?」
「でも佐々木さん、このパソコンの『青空』ってファイルに入ってた眼鏡の人が一番お気に入りなんでしょ?」
「前に一回バレてしばかれたから、カモフラージュに風景写真いっぱい入れてたのにバレたやて!? っちゅうか、なんで他にもファイルあんのにそんなこと……」
「だって容量が一番多いから。それ以外にも、それぞれこまめにまとめてます事。仕事も意外とできる方とお見受けしました」
「いやまあ、それほどでもあれへんよ」
「佐々木君、それ褒められてないで」
そう言って冴の隣を囲んでいた爽やかな印象の茶髪と真面目そうな黒髪の職員二人が、ワイワイ騒いでいるが気にしない事にしよう。だが賑やかすぎて無視もできないまま会話が進んでいる。
「そんなことよりボク、カッパはんと、どっかで会ったような気がすんねんけど……ううん、思い出せへんなあ」
「こないだの清水先生の試合で審判してた人やろ。君はまた観客席で隣の女の子口説いとったから見てなかったけどな」
「なあ冴ちゃん、実はボクがヅラしてるって言ったら好きって言うてくれる?」
「はい、すごく引きますわ」
「人の話聞けや……」
「ほらほら香我見君、佐々木君。ここはもういいですから、秋原さんに怒られる前に資料室戻って下さい」
そう言って電話をかけてくれた住民課の榊と言う職員が、その二人を追い払う。
「シャカシャカさん、待ってください。パソコン持って帰らんと、今度の合コ……ちゃうちゃう、大事な企画の資料が入ってんのやっ」
「僕の名前はサカキですってっ!」
「ほなな、冴ちゃん。もう悪戯はやめときや」
じたばたする佐々木と冴が呼んだ男を、冴に手を振りながらもう一人が引っ張って行く。
ここは役場の隅、パーテーションで仕切られた場所。悪びれもせず冴は笑い、去っていく職員二人にひらひらと品よく手を振る。
「楽しい方達でしたわぁ」
「だ、誰が婚約者だ! 冴、お前は何をしているかわかっているか?」
「ええ、わかっていますわよ」
「……と、ずっとこうなんですよ」
職員の榊がそう言って、手にしてた紙切れを渡してくれる。
「婚姻届……」
「『婚姻届』にお二人の『戸籍謄本』……弁護士先生にこんな口上は無用でしょうが、婚姻届提出の際、今は『本人確認』が要ります。ので、ここに時貞 冴さんの免許がありますが、彼女、小学生でしょう? 本人と言い張っていて……」
俺の戸籍謄本は会社関係者として取り寄せたのだろう。また、『証人欄』の投げ槍はすぐに書いてもらえそうではあったが、もう一人が遠くの町に住む幼馴染の『梅原 勝也』の名前が書かれているのには驚いた。字的に本人だろうが、どうやって書かせたのか……嫁、止めろ、もろもろ心の中で毒を吐く。
俺の名前の横の『印鑑』は俺の実印を押している。これは事務所の金庫からか。
そして俺は名前を書いていないが、筆跡的にバッタではないだろうか?
一応、後から確認書類などが送られてくるが、婚姻届提出は『一人でも問題なく』行える。問題あるのは冴の姿が小さい事で、もし彼女が『大きい』ならば、婚姻届は難無くそのまま受理されていただろう。
「『結婚詐欺』……『詐欺』と言うか、俺と結婚して如何とする?」
「そうですわね。いつもご飯を作って差し上げますわ。それに……子供も生してみたいと思いますし」
そ、そこで赤くなられても困る……職員が完全に俺を不審者扱いの目で見出したではないか。
「馬鹿な! 冴、こここここれは悪戯にしても過ぎる! 立派な公文書偽ぞ……」
「そうならないようにして下さらないのですか?」
冴の微笑に俺は言葉を詰めた。
この文書を『悪戯や偽造』でないとするならば、そのまま届けを役場に出して行けと言うのだ。
役場の係の男は更に怪訝そうに私を見ている。このまま警察を呼ばれて『青少年育成条例違反罪』で事情聴取など、最悪の方向に話は流れてしまうではないか。
「魚沼様。結婚してくださいませ」
「おい、い、ま、冗談は……」
「まあ、女の口から二度も言わせるのですか?」
「ちちち……違ぁう! あのな、冴。お前は今……」
「小さい事が問題ですの? それさえクリアすれば良いんですの? 大きくても困りませんコト? もしかしたらやはり魚沼様は幼女趣味かと。それだけが心配で……」
「べべべべべっべ、べ、別に幼女趣味は無いのであるが……」
「では戻れば、婚姻成立させて下さいますわね?」
「う、うぬ?」
勢いに押された俺の疑問符付きの相槌に、冴は目を輝かせ、パンと手を打った。
「よかった! 交渉成立とさせていただきますわ。 ではしゃがんでくださる? 魚沼様……いえ、鉄太様」
ぐいっとネクタイを引っ張られ、バランスを崩しかけたが踏みとどまる。仮にも剣の道はそれなりに極めている、不意であっても子供の手で倒されようハズがない。だがちょうど冴の顔が目と鼻の先に来ているのに気付いた直後、
「『愛してますわ、鉄太様』」
冴と唇が重なった途端に、『そこ』に居たのは。
すらりとした手足に、綺麗な黒髪の。
緑のワンピースを身に纏った、妙齢の女性だった。
フワリと解いた黒く長い髪が、彼女の動きにさらりと揺れる。
リボンをほどけば大きかった服がピッタリか、小さいほどのサイズになる。
「ささささささ冴?」
「はい、ですわ。鉄太様」
「ななななんとする」
「やはり、幼い私の方がお好みでしたか?」
「そんな幼女趣味はないが、もど、もど、もど……」
冴の姿は幼女から、二十八歳に戻っていた。
とても美しい、花の盛りを絵に描いた女性が俺の息がかかる距離に居た。冴の美しさをこのまま見ていたい、彼女に見とれて舌がまめらなくなっている自分がわかる。生まれてこの方、母と巴以外の女性に謁見距離以上、近付いた事のない俺には有り得ない幅だった。
「うわぁ、何ですか? 子供が……」
だが、役場職員の声で我に返る。
俺は慌てながら、騒ぎそうになった役場の男の手を取り、口を塞ぐ。こんな所で武道が役に立つとはと思いながら、自分の頭脳をフル回転させる。自分より小さい俺にガッツリと押さえこまれた事に目を白黒させているうちに。俺は背後から呟く。
「い、良いか? こ、こ、これはマジックだ」
「マジふ?」
「うぬぅ、昨日、俺達は婚姻届を出す出さないで少々喧嘩になってな、俺は今日行かないと言い張ったのだが、冴、うぬ、妻が私をここに引きずり出すべく遠縁の子を使って、驚かそうとしたのだ。うぬ、うぬ」
頭脳をフル回転させた割に、苦しい言い訳だ。
先程までぶかぶかだった服が小さいくらいになり、三十前と言った淑やかな女は俺の雇い主である大会社の代表だった。今正確には、元大会社の代表、ではあるが。
とにかく騒ぎにするのは得策ではない。冴もそれに乗っかって、最上の微笑を見せる。
「一人でも出せますが、やはり婚姻届は二人で提出したく。騒いでしまった事、誠に申し訳ありません。ささ、鉄太様、職員さんも納得されたようですから、手をお解きになって」
納得はしていないだろうが、子供が大人になってしまった現象を『マジック』と処理する方が大人として理論的だと思ったのだろう。
「わかりました。婚姻はおめでたい事ですが。いろいろあるのもわかります、でも悪戯も程々に」
そう職員が言ってくれた事に胸を撫で下ろし、完全に腕を解いた。職員は佇まいを正し、
「では、手続きを」
「うぬ?」
「お二人で婚姻届を出すのでしょう? さあ、弁護士先生も身分証をお出しください」
「うぬ?????」
こうして俺と冴の婚姻届は受理され、
「おめでとうございます」
っと、役場を追い出された。
この後、役場では冴の側で見た職員二人が、カッパが幼女……ではないが、娘ぐらいの年の女性と婚姻届を置いていったとか、行かなかったとか、騒いだらしいがそれは俺には関係がない。
「靴は小さいままだったのですけれども、どういたしましょうか?」
そう言われて彼女をお姫様抱っこして出て行く。身長は低いが力は問題ない。だが冴は随分と身長が高いので、小人が女を抱きかかえているかのようだろう。仕方ないのだ、靴がないのだから。
小さくなってしまったサンダルでは歩けまい。
「お二人さん、お疲れだなぁ、おい! ぎょぎょ、年貢を納めたか?」
目をやると、そこにはバッタの高級車が付けられていた。タクシー代は浮いたようだが、乗り込むと同時に二人が声をかけてくる。
「おう、ぎょぎょ、俺のサインだが、まあ、気にするな」
「やっぱりお前か、バッタ」
「うんうん、五十五にして妻を娶ったか、次は赤ん坊だな」
「倒れたままで居ればよかったと後悔させてやろうか、投げ槍」
その後に『『おめでとう』』と口を揃えるバッタと投げ槍。何なんだコレは。
「さえちゃん、おっと、何と呼んだらいいものか。ともかく若いし別嬪な嫁だな、ぎょぎょ」
「別嬪、なんてとんでもないですの。呼び方は今まで通りで構いませんわ。私はお父様が退陣なさるまではTOKISADAには戻りませんし。その後も他の方を立てるか売却しようかと」
「さえちゃんの荷物は賀川のに運ばせよう。と、言うか、ぎょぎょは家がないから暫く二人で事務所に住まうか?」
「新婚なんだ、それは酷過ぎる。あの上のフロアが空いているから、投げ槍は明日にでも改装に取り掛かって新居を拵えてやれ」
「お、いいな。三日、いや、二日でやってしまうぞ。フローリングと畳はどちらが良い? さえちゃん」
「どちらもあると嬉しいですわ。出来ればキッチンは大き目で」
「今日は投げ槍のうちで宴会、新婚初夜だな」
「まあ! 抜田先生ったら」
か、勝手に話が進んでいる。俺の腕に回された冴の手が、愛しいとは思うのだ。小さかった冴もかわいかったが、娘の年程、離れた彼女が眩しいのだ。
「冗談だろう? これは夢ではないのか?」
「鉄太様、私を幼き姿から戻す呪文は、『愛してる』。心を込めて言わねば効力を持たないと言われております。元に戻ったという事は、私の気持ちは『神』のお墨付きですわ」
うぬぅ、と唸って俺は腕組みをした。
そのまま投げ槍の家に向かったのだが、その先で俺は今提出した『婚姻届』がどのように書かれたかのあらましを聞いた。
ばかばっかり!(弥塚泉 様)
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香我見遥真さん、佐々木達也さん
(台詞では大変お世話になりました。感謝です)
『うろな町』発展記録(シュウ 様)
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榊さん 秋原さん(お名前だけ)
キラキラを探して〜うろな町散歩〜 (小藍様)
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『青空』のお名前を。正確には陸さんですね……
"うろな町の教育を考える会" 業務日誌 (YL様)
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清水先生 梅原勝也氏 嫁(梓お母様)をお名前ちらっと。
不法滞在宇宙人(出汁殻ニボシ様)
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院部 団蔵君 (お名前だけ)
お借りいたしました。
役場で『マジック』とか、誤魔化してすみません。
問題あったらお知らせください。
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とりあえずポッキーの日に二人はどたばたと入籍いたしました。
時貞 冴は、この日を持って『魚沼 冴』となり、夏より小さかった姿が大人の女性に戻ります。
長かったので二日に分けるつもりでしたが、
流れ的に一気に公開にしました。短い話を読みたい方には申し訳ないです。
では一度、七日の(起)にもどり、この『婚姻届』がどうやって作られたかなど、明日からお送りしようと思います。
お楽しみに。




