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【前代未聞】三〇〇〇回感想書いたので公開してみる【今だけ】  作者: 鴉野 兄貴
1601-1700

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97/192

#三万両五十三次 #書籍 #野村胡堂

 中公文庫版を筆者は所持していますが、現在の所は青空文庫になる予定も電子書籍になっているという情報もないようです。


 野村胡堂作品は2014年にパブリックドメインになり、『銭形平次捕物控』シリーズに関しては徐々に電子データとして公開されています。


http://www.zenigata.club/index.shtml

青空文庫はこちら。

https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1670.html

 野村胡堂といえば『銭形平次捕物控』があまりにも有名でむしろ『銭形平次って実在人物じゃないの』状態なひともちょっと昔の子供にはそれなりにいた作家である。


 日商通商条約を締結するべく反対派の公家たちに贈る金、実に三万両(三十九億円相当)。

 その金を護送する任務を受けた男は自らを仇と付け狙う少女に旅が終われば首を差し出すと誓う。

 そして三万両をめぐって勤王討幕浪士が入交り、バカップルどもが無茶をし、三万両を狙う怪盗どもが跋扈する。こんなの面白くないはずがない。実は筆者は一巻しか所有していない。二巻以降を探しても見つけることができなかった。なのでまだ途中までしか話を知らない。


 しかし当時のお金で三万両をめぐって国の為とか、かたき討ちの為とか、使命の為思想の為などなど建前に命を懸ける人々(※自分を仇と狙う子供に首を捧げるとか普通にすごい)の完全に裏を行く泥棒達が見せる彼らなりの正義が小粋である。めっちゃ自分に素直である。


 そういった素直な欲望が相まって江戸から京都に向けて曲者たちが旅をする。

 登場人物が多すぎる嫌いはあるが、是非とも連続ドラマで観たいものである。



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