書いた感想一覧158 冒険者になりたい！ 投稿日：2020/10/26 01:08 他

　書いた感想一覧158

　ネーミングセンス 【感想】

　投稿日：2020/10/29 06:43

　▼良い点

　まあ変と言ってはなんだが名前で個性を考えるより教育に力を入れろと言えなくはない。

　▼気になる点

　救急病院に勤めていた知人曰く、そういう名前の人がバイク事故などで運ばれる事例はめっちゃあるようです。印象に残りやすいだけと私個人は思っているのですがヤンキー的名前で家庭環境が真先に推察されてしまうため偏見通りに育つ、名前の時点で家柄から来る教育格差が始まっているものと考えます。

　そもそも今日日小説書きや漫画家でも『一同　礼　さん』とか見りゃわかる系の変な名前を避けるのに最も大事な己の子供に母国語とかけ離れている造語を連発するのは如何なるものか。

　しかし新渡戸稲造は自分の息子に『トーマス』と思いっきり当て字でつけていたりする。自分の尊敬するトーマス・カーライルさんの名前からつけたそうです。森鴎外もアンヌと末っ子につけています。

　……触るな危険！

　▼一言

　Ｄカーネギーは言っている。人間は他人の名前などいっこうに気にとめないが、自分の名前になると大いに関心を持つものだと(※本題は他人の名前を下っ端から重役取引先構わず覚えたほうが小賢しいおべっかより遥かに効果的である)。しょうもないことで差別や排斥を行うこの世で母国語外の名前を当て字でつけられる悲哀を親心(この場合孫)はあれど社長は想像できぬのだろう……。

　人間の見かけなど四種類しかない。

　普段の行動

　外見、つまり身嗜み

　普段話している内容

　普段の言葉遣い

　なので積極的に古典を読んで辞書を読み、類語辞典を読んで母国語の達人になれと彼は説いています。彼は100年前の人なのに……。

　あ、最近はDQNネーム世代が就活の面接をするようになってきたのでだいぶ同情的……とはならず自分の実家という実例から同類にも厳しいこともあるようで。弱いものは弱いものを叩く！

【解説】

　会社の面接課題として自分の子供に名前を付けるなら……という作品なのですが『名前を付けない』等など面接者の独特の感性による珍回答が続出します。

　面接だから面白いけど、上の感想でも述べましたが自分の立場で母国語ではない名前を付けた場合、周囲のいじめや関心の対象になるのは容易に想像できるでしょう。『いじめに屈さない子に育てる』←親である以上予測できるようないじめられる原因、付け入るスキを与えてはいけない。

　小説：ネーミングセンス　https://book1.adouzi.eu.org/n7758go/

　作者：村岡みのり

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　☆　僕はほんの少し魔法が使える　>>第52部分の感想

　投稿日：2020/10/28 20:42

　▼良い点

　まさかの主役交代！

　そしてモノローグジャックで感想欄ネタまで回収？！

　前作主人公も、今回まさかの主役抜擢の彼も何しとるねん！（極力ネタバレ回避）

　▼気になる点

　とりあえず根拠はないが主役なら作者氏と前作主人公にボコられなければたぶんなんとかなるから少しでも金の目処がついたら養育費は送るんだ……なんでそうなるのだあんな幸せそうにしていて。

　▼一言

　とりあえずこの世界は下手な転生者やチャネラーより厄介な漂流物が結構あるから世界の謎には事欠かないし冒険のネタも尽きないだろう。たぶん……いやきっと。

　通勤（移動の自由）が確保されたらそれはもう産業革命期に近いけど……。（参考資料『通勤の社会史』）

【解説】

　久しぶりの再会です。主人公交代でライバルキャラが主人公といえば『槍の勇者のやり直し』が思いつきますが今回はどうなるでしょうか。作者さん曰く『筆に任せた』のでブーケトスで受胎告知を受けた今回の主人公が即刻逃げようとして捕まってからの続きになります。一応本編では『年貢を納めた』になっているけど果たして……。

　小説：僕はほんの少し魔法が使える　https://book1.adouzi.eu.org/n3521gh/

　作者：白洲詠人

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　☆　逃した魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件 【感想】

　投稿日：2020/10/27 20:18

　▼良い点

　空手ならできる(※異世界武術なので空手ではない)

　▼気になる点

　空手の型だと終わると初期位置に戻るとか、王家の庭や建物は幾何学的秩序によって権威づけを施しているとかあるからこっちの世界だと特定の動きで魔法的な意味や無声言語としての踊り的な武術もあるかもしれない。つまり動きで内心がわかるかもしれない(※ワンチャン的に)

　▼一言

　あれ……すごい甘い終わり方なのに股間に頭突きが全て持っていった気が。

【解説】

　ネタバレ感想ですね。小国の守りを司る公爵家の跡継ぎとして育てられた末娘に弟が生まれてしまい、婚活の為に他国に留学に行ったらなんか悪役令嬢の断罪イベントが始まり、何故か婚約者ではなく主人公と間違えて断罪するアレな王子と出会う話ですが、後半とっても甘くなります。強いヒロインは好きですか？（※物理）

　小説：逃した魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件　https://book1.adouzi.eu.org/n4309go/

　作者：ももよ　万葉

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　ぼくのかんがえたさいきょうのよろん >>第4部分の感想

　投稿日：2020/10/26 22:54

　▼良い点

　消費税計算対応機能付のレジとか毎回税率上がるたびバカ売れだからなあ。

　▼気になる点

　何度も否決されても選挙する件については大阪市民じゃないから選挙に口出しは出来ないけど、維新と共産党はたとえ選挙期間でも地上げ屋に困っている府民の相談に乗ってくれる珍しい党だからお互い頑張ってほしいし今後も結果はどうあれ意見を戦わせてほしい。

　▼一言

「大阪市営地下鉄」が「大阪都営地下鉄」(※現在は大阪メトロ)になるだけでだいぶ違いますものね……。めっちゃ特需。

　ただ、本題とはズレるけど大阪の人間は「JR梅田駅集合」と言われると「(阪急)梅田駅了解」「(阪神)梅田了解」「(大阪メトロ)東『梅田』了解」「JR大阪駅了解」「(御堂筋線)梅田駅了解」「(西)梅田駅了解」「北新地駅了解」になる件。(※実話)

【解説】

　大阪市を廃止するための投票が近づいてきました。果たして結果はどうなるのでしょう。（※この記事執筆時）

　小説：ぼくのかんがえたさいきょうのよろん(第4部分) 　https://book1.adouzi.eu.org/n9259ep/

　作者：柗本保羽

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　☆　二百年の恋　〜王子に裏切られた令嬢は過去へと追放される〜 >>第17部分の感想

　投稿日：2020/10/26 21:10

　▼良い点

　いいハッピーエンドだった。

　▼気になる点

　過去転移刑は帰還されなくても歴史改変されて反撃されそうだし今後はやめてほしいが、それより悪人とはいえ女の子だからなあ。

　▼一言

　SFとファンタジーの綺麗な融合で短くも意表をつくラブファンタジーにまとまっている作品ですね。面白かったです。

【解説】

　過去転移刑がある世界での追放ものです。独特の設定のおかげでテンプレートものが良質なラブファンタジーになっています。

　小説：二百年の恋　〜王子に裏切られた令嬢は過去へと追放される〜(第17部分) 　https://book1.adouzi.eu.org/n3971go/

　作者：紫陽花

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【連載版】シンデレラの姉ですが、不本意ながら王子と結婚することになりました～身代わり王太子妃は離宮でスローライフを満喫する～ >>第9部分の感想

　投稿日：2020/10/26 20:49

　▼良い点

　王子以外はちゃんと名前呼べるのね（そりゃそうだ）。

　▼気になる点

　荷物運びではさておき乗用としてはあまり活用例（※マインクラフトでは乗れるらしい）がないらしいアルパカに乗れる妃様。かなり華奢で身体が軽い。

　とりあえず正統派ヒロインな見た目のエラさんはちっこいだろうから乗れるとして、見るからに悪役令嬢な見かけらしいおそらくぼんきゅぼんな短編版のヒルダねーちゃんは絶対乗れない（乗せてくれない）。

【解説】

　レビュー済みの短編が長編となって帰ってきました。短編版を踏襲しつつより充実の内容に。とりあえずアルパカはかわいいものです（真面目）。

　小説：【連載版】シンデレラの姉ですが、不本意ながら王子と結婚することになりました～身代わり王太子妃は離宮でスローライフを満喫する～(第9部分) 　https://book1.adouzi.eu.org/n6122go/

　作者：柚子れもん

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【連載版】シンデレラの姉ですが、不本意ながら王子と結婚することになりました～身代わり王太子妃は離宮でスローライフを満喫する～ >>第5部分の感想

　投稿日：2020/10/26 20:31

　▼良い点

　嫁を放置していたら離宮で大暴走していた件。

　▼気になる点

　妹ちゃんがめっちゃ可愛い正統派ヒロイン系、姉は深層の令嬢系。見た目と行動が伴わないのは片方は魔法という非日常に触れ、片方は愛のない結婚だから好きにするぞが相当タガ外れた形で実現したものと思われる。

　▼一言

　こうして妃教育が始まるのか……でも短編版だと傍目は地味でも離宮で放置されていたから実家の時と比べてとても奔放になっていても、やるときはやるというか普通は生まれてから生涯失敗できない妃教育を即席で叩き込まれているにも関わらず、そういう実務は平然とついてくるぐう有能姉ちゃんだからなあ。

　実家の領は有能な人材を失ったのだ！

【解説】

　短編版と同じく、どうせ離縁されるを前提にはっちゃける主人公。妃なのに釣りを楽しみ料理やお菓子作りをおつきの騎士と励み、あるいは……。とりあえず王子の嫉妬が騎士にターゲットされているのは何とかしましょう。

　小説：【連載版】シンデレラの姉ですが、不本意ながら王子と結婚することになりました～身代わり王太子妃は離宮でスローライフを満喫する～(第5部分) 　https://book1.adouzi.eu.org/n6122go/

　作者：柚子れもん

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　☆　二百年の恋　〜王子に裏切られた令嬢は過去へと追放される〜 【感想】

　投稿日：2020/10/26 19:48

　▼良い点

　過去追放刑！？

　凄まじい魔法技術のある世界観みたいで序盤から興味が湧きます。

　▼気になる点

　新着から。完結おめでとうございます。おつかれ様でした。

　▼一言

　例えば三百年前に飛ばされたりすると先祖に保護されてしまう歴史が変わり追放した側が落ちぶれて逆にとんでもない目にあったりしそうだけど、この世界観の時間は遡行はできても分岐が増えるだけなのかしら。ゆっくり読みます。

【解説】

　前の解説の通り。完結お疲れ様です。

　小説：二百年の恋　〜王子に裏切られた令嬢は過去へと追放される〜　https://book1.adouzi.eu.org/n3971go/

　作者：紫陽花

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　悪役令嬢の体から追い出されてしまいました。　～恋愛脳な腹黒令嬢は呪いの力で自滅する？～ >>第1部分の感想

　投稿日：2020/10/26 19:40

　▼良い点

　そうだ。前世人格とやらに乗っ取られてばかりじゃない。

　▼気になる点

　このビジュアル面で始めから勝負ついている感の悲しさよ。幼少期から貴族に嫁ぎ民の上にたち夫不在時は剣を持って戦闘指揮もしなくてはならない厳しい試練に耐えてきた女をゲームしてポテチかじってレンジで1分でエサがでてくる現代日本人程度で乗っ取れるのか疑問だったから納得である。

「今時の見てくれだけの悪役令嬢と違い…わたしたちは…」「鍛え方が違う！　精根が違う！　理想が違う！　決意が違う！」

　でも日本人に乗っ取られないと破滅ルートなのか。やはり嫉妬その他は知性よりたちが悪い。

　▼一言

　新着から。面白そうなのでゆっくり読ませていただきます。

【解説】

　これは後にゆっくり読んでレビューも書かせていただきます。

　小説：悪役令嬢の体から追い出されてしまいました。　～恋愛脳な腹黒令嬢は呪いの力で自滅する？～(第1部分) 　https://book1.adouzi.eu.org/n8767gf/

　作者：まみむーちょ

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　【注目！】冒険者になりたい！ 【感想】

　投稿日：2020/10/26 01:08

　▼良い点

　素朴な憧れ、幼馴染みへの思慕。妥協的に一緒にいたい想いが農村の素朴な描写とともに美しく流れる。

　▼気になる点

　まあ70すぎてネパールの山奥登っている知人もいるし、女の子がちゃんと手綱握って危険を避けていけば世界中の面白いものを見て、世界中の仕事に触れ、やっぱり田舎で牧場やろうってなってもおかしくない。猪とか狸(※さすがに狸はこの世界にはいないはずですが)は畑には充分厄介な生き物だし少なくとも退屈はしない。

　▼一言

　剣を置いて麦にかわる作物を定期的追求できるお父さんは立派な冒険者魂の持ち主である。しかし後輩冒険者どもろくな種を持ってこないな！

【解説】

　少年はあこがれを現実に変えていく。幼馴染は付き合いと称して自らの運命を彼に委ねる。良質な短編。

　小説：冒険者になりたい！　https://book1.adouzi.eu.org/n6060ge/

　作者：斎藤秋

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　婚約破棄したら前世の記憶が蘇ったおっさん令嬢に迫られた話 【感想】

　投稿日：2020/10/26 00:08

　▼良い点

　いや、まぁコレ、良いんじゃない？

　執事になるは想定外だけど。

　▼気になる点

　執事というかコレ護衛。リコールリコール！

　▼一言

　前世での因果は捨てておけというか、神様が前世の記憶を取り払う理由がよくわかるお話である。

【解説】

　タイトルまんまです。だいたい感想で予測できます（白目）。なにやっているのでしょうねぇ……。普通に笑えますのでご覧ください。

　小説：婚約破棄したら前世の記憶が蘇ったおっさん令嬢に迫られた話　https://book1.adouzi.eu.org/n6164go/

　作者：結子

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　今夜、全ての劇場で〜主役がモブの私を溺愛って、冗談でしょう？〜 >>第24部分の感想

　投稿日：2020/10/25 14:42

　▼一言

　キースは天才すぎて自分の描いた絵の意味が理解できない。ほのかに芽生えつつある感情をくみ取って摘み取ってしまう。まさにリンダにとって天災である。

【解説】

　諸君！　サブキャラのカップル成立話は好きか！　私も好きだ！　さあ読もう！（おい）

　小説：今夜、全ての劇場で〜主役がモブの私を溺愛って、冗談でしょう？〜(第24部分) 　https://book1.adouzi.eu.org/n5733gn/

　作者：結子

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　意識高い系異世界転生 【感想】

　投稿日：2020/10/25 11:42

　▼良い点

　うぜえっっっっっうぇえっっっっw

　▼気になる点

　いるいる。こういう実生活ではなくて内容のない本の焼き増しを講演で語って金稼ぐやつ……。

　▼一言

　つまり此奴はより大きな詐欺師まがいの使いっ走りか……。

【解説】

　いわゆる揶揄されるべき『意識高い系』なインチキ系統の人物を異世界転生をモチーフによく描けていると思います。

　小説：意識高い系異世界転生　https://book1.adouzi.eu.org/n5938cv/

　作者：はいあか

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　私の金縛りの分析結果と対処法！※皆さんの金縛り体験談と対処法を感想欄で絶賛募集中！！ 【感想】

　投稿日：2020/10/24 21:10

　▼一言

　まず自分は自分自身の背けておきたいトラウマとかを夢で再構築しているという考えです。

　だから創作で自分の嫌な体験をギャグに作り替えしたりします。エッセイの本家にして元祖モンテーニュさんも自己の再構築としてやっていたようです。

　だから仲良くできなかった人が学生設定で恥ずかしいことに何度も高校に入り直しているなどのムチャな設定でも夢の中では成立しますし、退屈で授業が聞き取れないと教師に抗議すると「おまえが何も学んでいないからだ」と反論が返ってきます。

　その上での金縛りですが、最初は恥ずかしくもお経をよんだりいろいろやりました。とりあえず脱力と激しい恐怖がセットで不可分にきます。化け物などが見えるのも同じです。変な声や目覚めた後に追っかけてくる魔物の像や語り変えてくる声もあります。

　しかし、起きていても自分は最寄り駅の表示が「こうであってほしい」と思うように「見えてしまう」特性があるためそもそも五感を信用していません。見えているつもりでも立ったまま意識を手放しているかもしれないのです。それが常にあるので相応に対処せねばなりません。

　金縛りは見えているかもしれないが、部屋の影が化け物に見えたりしているだけで、本質は自己嫌悪やトラウマになっていることに目を向けようとした心理作用として今は受け止めています。

　なので夢や金縛りが自分を殺しにきたときはSM嬢の知り合いがM男くんを歓待するべく磨いた飾り針(※極所を飾るのに用いる針ですが自分には最も生命のイメージがある代物のようです)のイメージをぶっ刺したりして対応しています。

　先日自分を殺しにきた夢から「その針は反則だぞ。おまえそれ使ったら成長できんぞ」とツッコミを喰らいました。おま俺を殺しにきて何言ってるんだ。

　なお、最近は信仰の力も素直に認めだしているのかたまにお経が効くこともあります。

【解説】

　作者さんは金縛り体験及びその見解をこの作品の中で募集しています。皆様もご参加ください。

　小説：私の金縛りの分析結果と対処法！※皆さんの金縛り体験談と対処法を感想欄で絶賛募集中！！　https://book1.adouzi.eu.org/n7744fa/

　作者：なまくら

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　☆　俺ってまじ誠実な勇者だから、そこんとこよろしくね！？ 【感想】

　投稿日：2020/10/24 20:26

　▼良い点

　嫌われているから手を出さないという態度はさておき、地味に無害な精神安定薬を毎日調合していたり、ポロっとどっちが相手を先に作るか選手権持ちかけられる(※設定忘れているのに気付いていない)関係って超絶仲良しだと思う。

　主人公は故郷に帰る気はもはやないだろうけど一〇年くらいしたら嫁と子供の顔を見せに実家にふらりと現れて帰って行きそう。

　遠距離恋愛の彼女事例について具体的アドバイスをはかる勇者の話やおっさん家族(特に娘さん)と戯れる隣で耳を立てているアリスさんが目に浮かびそうである。黙っていてもめちゃくちゃ嫉妬してそう。毎日の薬が超絶苦くなってそう。

　▼気になる点

　エクスカリバーさんにはオリジナルと違って『癒しの力を持つ鞘』がない抜身の危険な剣だけど、『仲間』という勇者を律する鞘があるということで適切な能力を回復能力の代わりに発現したのかもしれない。

　力は本来抜身では危険。自らを律する鞘を持てというが、鞘などなくてもこの勇者にはこの世界を任せられる自分を律し他人に支えてもらえる生きた鞘たちがいたということでエクスカリバーさんも今後の勇者選定基準を大いに見直したと思われ。

　▼一言

　ひょろさんの紹介から。

　惚れられる能力がたとえあったとしても信念と誠実さで見事に目的を成し遂げる。せこい理由で保身を図っていた少年が気配り目配りで仲間の力を引き出し引き出してもらい、仲間達の家族や婚約者の銃後(この世界には銃はないだろうけど)のバックアップを受け(※手紙を書くのは電話やメールより効果高い精神的癒し効果)王様たちに大いに支援してもらいついに魔王を討つ。

　案外日本人より腰が低い王様、どこぞの半熟英雄の宰相みたいに「おうさまファイナルスラーッシュ」と魔族将軍倒しつつ王軍率いて魔族の主力軍団を引きつけて勇者突入を支援してくれているかもしれない。(※ゲームブック版のドラゴンクエスト3では魔王に抗う気力を全て失っていた王様たちが最終決戦で敵主力を引きつけ血路を開いてくれます)

　今後は主人公の教育次第だけど銀行が仕事せずに民間のクラウドファンディングが幅を利かせる現代日本よりある意味手厚いギルドができるかも。この勇者なら敵だった魔族や山賊たちもいろいろ手伝ってくれそう。

【解説】

　レビュー済み。テンプレ勇者があまりにも悪行の限りを尽くすので普通に勇者らしい勇者を書いたら最初は利己のために行動していたのにとっても勇者らしい立派なヒーローになっていた話。しかも幸せ掴んじゃっている。悔しい！　面白いと言わざるを得ない！

　小説：俺ってまじ誠実な勇者だから、そこんとこよろしくね！？　https://book1.adouzi.eu.org/n7496es/

　作者：なまくら

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　☆　アップルバイト楽団世紀末公演 >>第39部分の感想

　投稿日：2020/10/24 15:45

　▼良い点

　めちゃくちゃ面白い。最後のメール超怖い。そして優しい。

　▼一言

　善だの悪だの思想だのいろいろ持っていると読みにくい本作ですが、シンプルに生きていく、この世界であるがまま社会に対応しつつ生きていく。そんな喜びが全体の音楽タイトル含めてイキイキと描かれていたように感じます。

【解説】

　本当に面白いので読んでください。レビュー済み。

　小説：アップルバイト楽団世紀末公演(第39部分) 　https://book1.adouzi.eu.org/n4373cy/

　作者：icecrepe　/　氷桃甘雪

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　VRコミュニケーション 【感想】

　投稿日：2020/10/23 23:52

　▼良い点

　ネトゲの倦怠期、現実世界の接点、そして双方がおそらく双方の世界の知り合いに知られることなく交わる逢魔時のような瞬間と微妙に恋とも友情とも言えない短い瞬間の描き方。

　▼気になる点

　あのやたら絡む様子から現実世界でも接点あるだろうなとは思ったけど、もしかしたら他のメンバーとも何処かで会っているかもしれない。

　▼一言

　些細なトラブルから始まってギルドの存在意義であり設立理由、主人公の素性などが判明してからの大活躍と見どころ多しでした。しかし序盤弱いように描写してやっぱ強いのか。そりゃそうだねこのメンツの一人なら何か持っている。

【解説】

　こういう心理、ネトゲはいつ辞めるか否かがキモなのでいろいろ考えるものがあります。

　小説：VRコミュニケーション　https://book1.adouzi.eu.org/n8165gm/

　作者：鉈の蛇

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　うちの魔王が、今よりずっと若かった頃。 >>第23部分の感想

　投稿日：2020/10/23 08:55

　▼良い点

　優越属性による格上攻撃を受けたら即死で神でも（この世界観的にいれば）覆せない原則があることで無敵の主人公にも付け入る隙があったりサブキャラクターの活躍の余地が出ること。

　▼気になる点

　民主主義とかリヴァイアサンとか世界観に対して知識の偏り、電話がある、頻繁に生産性を訴える人物が気になるので多分この世界にも異世界転生者やチャネラーみたいな存在がいるのでしょう。

　▼一言

　民主主義な世界は誰でも王様を殺せる世界だから、優越属性があるこの世界では魔力がある人を中心に広がったのかもしれない。あるのとないのとでは絶対的な暴力での優越なら魔力なくてもそこそこ活躍できそうだし。

　例えば地球の話になりますが新聞は面白可笑しく書き立てられた貴族たちの仕掛けてくる名誉の決闘に記者たちが打ち克たなければならないので世界の支配者にマスコミがいるのは意外と納得できます。

　一人に資本を集める貴族制度は本来の銀行の役割と矛盾するので各王族が力を失っているならこれからワンチャン主人公による中央集権による平和が確立しそうです。現実のフランスでは武王が倒れた後に継いだ人は世界の法則証明に幾何学を用いた庭を作って都市建設によって王権を体感させたらしい。

【解説】

　魔法を持つものはより上位の優越属性に勝てないという世界観が緊張感をもたらす、思想含めて歪に発達した世界が舞台となるダークファンタジーです。この独特の世界観が好きになる方はいらっしゃると思われます。

　小説：うちの魔王が、今よりずっと若かった頃。(第23部分) 　https://book1.adouzi.eu.org/n2702gn/

　作者：ステイホーム健介

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　するってぇと何かい！？悪役令嬢に転生したってぇのかい！？ 【感想】

　投稿日：2020/10/22 21:18

　▼良い点

　落語とかの江戸っ子代表どもが異世界転生。展開がクソ早くて安定の筋肉ハッピーエンディング。というか校長もムキムキかいーー！！w

　ちなみに上方落語でも熊さんたちは出るのですが言葉遣い以外だいたい同じ。「らくだ」とか危険人物が出る噺に登場となると相応にアレな人になりますが。

　▼気になる点

　お母さま、その中身が変わっている(※記憶はある模様)から問題なのです……！　気づいて！

　主人公の魔力効果がめっちゃかかる体質は支援前提なので、単独キャラクターでは魔法と筋肉をあわせ持ち老獪さすらある校長最強かもしれないが、パワーを支えるためには体重がいるという単純な物理法則面でも知恵が働く王子も侮れない。回復に召喚、隠密、何故かストーキングするだけで上がる名声。素晴らしい。

　▼一言

　いや、うん、普通ならラスボスやイベントモンスタークラスまでああなるのは真面目に草だしなんかみんな可愛いし。触手物なんて落語の登場人物には役に立たんのや。どこぞの絵師は喜んで描くだろうけど。

【解説】

　落語などに出て来る名コンビが異世界転生した……というもう何でもありだぞ悪役令嬢転生！

　後でゆっくりレビューしたいです。

　小説：するってぇと何かい！？悪役令嬢に転生したってぇのかい！？　https://book1.adouzi.eu.org/n1068gj/

　作者：長埜 恵

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　☆　悪役令嬢には、ばあやがついている。 【感想】

　投稿日：2020/10/22 18:19

　▼良い点

　人は恋愛において憑かれたように間違いを犯す。そういう意味で婚約者と愛人な二人の間違いはもうどうしようもないホラーだった。

　▼気になる点

　ばあやは成仏せず、冒険の片隅でいつも悪鬼悪霊をバッシバッシ祓っているかもしれない。

　▼一言

　結婚はここではせずとも自由に旅立ったのか。よし！

　このパワフルさならこの夫婦、別作にも出演してきそう。

　すいません鞭は許してください(汗)。

【解説】

　これほど愛情があれば悪役にはなれないでしょうね。かつて愛してくれたばあやを思い出した悪役令嬢が悪行を思いとどまり、嫉妬の対象だった小悪党どもには相応の罰が下る軽妙な短編となります。

　小説：悪役令嬢には、ばあやがついている。　https://book1.adouzi.eu.org/n8780gl/

　作者：江葉