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【前代未聞】三〇〇〇回感想書いたので公開してみる【今だけ】  作者: 鴉野 兄貴
2801-2900

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書いた感想一覧145 王女ペリファニア・ミラの婚活事情 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】 投稿日:2019/10/14 19:16 他

書いた感想一覧145

拝啓、ヒポクラテス様~医大生の俺が異世界転生した結果婦長に殴られそうになっているのでどうか助けてください~ 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/10/17 08:30

▼一言

「 妹(58)をやるから俺(65)を妹に推薦してくれ」とかやらかしてきそうなやつ居ると思う。まあそれは極端に過ぎるけれどもマイナス四十歳くらいのきょうだいや陪臣の子供持っている人なら考えそう。


小説:拝啓、ヒポクラテス様~医大生の俺が異世界転生した結果婦長に殴られそうになっているのでどうか助けてください~ https://book1.adouzi.eu.org/n6787ft/

作者:鈴木稜




あるスケーターの姉 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/10/16 01:31

▼良い点

 うん。それは断って当然だ(棒)。

▼気になる点

 弟がらみで酷い目に遭っているなら、自分の全盛期も大概だと思われるが、あえてもう考えない切り替えの早さは姉弟とは言え間違いなく別人格。


 やっぱりスピードだけに早いんだ!(スベるギャグ)

▼一言

 姉さんは本編では幸せに引退したように描かれていますが当然相応の葛藤もやりきったという想いも、スケート一つに全てを捧げる人間の本質を持ちえないと自覚するに至るまでの経験もあったということ、それをただ競技から見ていただけであろう青年がくみ取っていた事。それらはものすごく大事で凄い事だと思います。


小説:あるスケーターの姉 https://book1.adouzi.eu.org/n8314fm/

作者:黒崎伊音




60×30 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/10/15 10:22

▼良い点

 ジョアンナ! 貴様見ているな!

▼気になる点

 先生と筋肉スーツつけてでもウケとるプルシェンコさんが俺の脳内で一致して音楽とともに俺まで会場で手を叩いている気分。

▼一言

 いつまでも子供ではいられないし、関わるからには恋愛に巻き込まれてスポーツどころでない若い悩みが出ています。


小説:60×30 https://book1.adouzi.eu.org/n5075bn/

作者:黒崎伊音




王女ペリファニア・ミラの婚活事情 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/10/14 19:16

▼良い点

 色々不穏さはあったけど八方よし。

 無事完結おつかれ様でした。ううむ密かな楽しみが。

▼一言

 文章はしっかりしているし、婚約破棄というとざまぁものなのですが本作はそれは色々な配慮の末の優しい世界で構築され、権力中央の人間の物語でありながらそのまま失態も失脚もリカバリし、また助け合い、思いやれる優しい世界でした。


 いつでもトンズラできる女王と王。うん強い。最初に主人公が口にした完璧な王子様ではなく二人で支え合っている。皆で見守っているそう思える優しいラストでした。


小説:王女ペリファニア・ミラの婚活事情 https://book1.adouzi.eu.org/n1212ee/

作者:朝呼




私と底辺作者が集うスレ ~初心者なろう作家の底辺脱出作戦~+おまけのエッセイ 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/10/13 19:00

▼良い点

 なるほど「さて話は変わるが」で話始まるのいいな。読者はおっとなるのと同時に聞き手になった気になるし、さらに「さっき名前を名乗ったが俺の名前は〇〇さ。キミみたいな冒険者にとって俺みたいな雑貨屋の名前なんてどうでもいいだろうが長い付き合いにしたいから是非名前を聞いておきたいのでね。まあ繰り言になって申し訳ないがこの街のこととかをもう一度説明するよ」と入ったらいい感じ。


小説:私と底辺作者が集うスレ ~初心者なろう作家の底辺脱出作戦~+おまけのエッセイ https://book1.adouzi.eu.org/n9873fk/

作者:長谷川凸蔵




ロボット1400 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/10/13 07:13

▼良い点

王道でかつ自宅パソコンから世界を救う的なノリと負傷したりヒロインのトラウマを解消したり敵に工夫があって次の敵が予測出来ず面白い。

▼気になる点

まさかの打ち切り。

▼一言

なんというか、ちゃんと読者がついていたらプロットは一緒でもいい話になっていたと思われます。とりあえず完結させたことおつかれ様でした。


小説:ロボット1400 https://book1.adouzi.eu.org/n9631cc/

作者:加藤 章人




60×30 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/10/06 16:14

▼良い点

 連載初期ではもめにもめて導入された「歌入りOK」がある世界で詩ことばにできない想いが叫びもしくは聞こえぬ声となってエッジをかけるようなアクションとほとばしる情熱が見事に描かれた青春とスポーツ、鮮やかな氷上演技描写が素晴らしい。なろうでは珍しいジャンルだがだからこそ鮮烈。

▼気になる点

 人間関係がどんどん複雑になって行くこと。言葉が通じるゆえに恋とか愛とか一度言語化してみたりするのですが主人公二人のようにダイレクトに動きで伝えてしまえるって力技が魅力になる。

▼一言

 一年に一話くらいのとんでもマイペースで読んでいてついに追いつきました!


 歌詞は人に訴える力が強すぎると導入が遅れたフィギュアの歌詞導入ですが、この物語における2017年は「未来」であり、だからこそワクワク感がすごい。アメリカンヒーローを日本人が踊って人種問題になったり、現実のフィギュアスケーターがセーラームーンやって話題かっさらったり、ある意味未来で時事的で過去でもあり、その中で思想信条人種の違いを乗り越えて氷上での表現に賭ける彼らの動きに魅入られゆえに彼らの不器用な恋を応援してしまう。


 歌詞のない歌は世界中に存在し、音声言語ではなく舞にて歴史文化を記録する事でテキストを省いた世界は人類にはそれなりにあります。とある哲学者曰く「ことばはなくなった後、ただ声が残る」だそうでこれは氷上でままならない声を語学巧みゆえにいらぬ苦労を背負い込みかねない少年少女が最後はリンクで爆発する美の表現につながるのだと感じております。素晴らしい作品ですのでじっくり続きを待ちます。


小説:60×30 https://book1.adouzi.eu.org/n5075bn/

作者:黒崎伊音




格闘技、始めませんか? 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/10/05 00:29

▼一言

 「どるから」ってマンガでナイフ魔と対峙した剣道使いに主人公が「おまえは今まで何時間竹刀を振った!? ナイフ魔がナイフの練習をどれだけする!?」と激励するのですが一日中防具つけてガンガン竹刀を撃ち合う剣道部員の時点でそりゃ色々おかしいのにその上を考えたら……たしかに量こなせるのは才能。


小説:格闘技、始めませんか? https://book1.adouzi.eu.org/n1846by/

作者:赤井"CRUX"錠之介




>>>【削除】この小説【n6779fs】は削除されています【作品】<<<


投稿日:2019/10/02 22:05

▼一言

 ここでまさかの性癖発露。熱く物悲しい。




>>>【削除】この小説【n1109fu】は削除されています【作品】<<<


投稿日:2019/10/02 21:59

▼気になる点

 黒幕いるぽいし、冒頭で死んだ女の子や彼氏はそのままだし、平和そうに見えるけど主人公の戦いはこれからだ!




>>>【削除】この小説【n6779fs】は削除されています【作品】<<<


投稿日:2019/10/02 00:08

▼一言

 力を得たら使いこなさないと破滅するから、やっぱおっさんはいい腕だと言える。




悪魔の花嫁~愛~ 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/09/27 07:11

▼良い点

 完全に人間と異なるようで大して違いがないところが悪魔の悪魔たる所以なのか。シリーズ通しでみて面白かった。

▼気になる点

 揃って月間ランキング入りおめでとうございます。

▼一言

 特攻武器をいちいち揃えたりベタベタしているように見えて令嬢育ちを悪魔の男に惚れられる戦闘力持つように仕向けたりマジ悪魔さんパナイ。

 幼少期にそこまで歪むように仕向けるのもすごいがその後のケアも悪い意味で良い。

 横恋慕さんは酷い目にあったけど、性格あれでも散々あれこれされてもしぶとく正気な妹さんは意外と化けるかもしれません。いや、そうなったら姉が乗り込みそうですが。


小説:悪魔の花嫁~愛~ https://book1.adouzi.eu.org/n4803ft/

作者:村岡みのり




風呂はイイ、本当にイイ 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/09/23 11:00

▼良い点

 序文が完璧。

 時間、定義、その希少さ、根拠、故に解放の瞬間の尊さで風呂の良さと魅力を語ってから入浴剤投入で誰もが体験しようとすればできる娯楽を素晴らしい体験であると昇華している。

 安っぽくて誰もが体験できる娯楽を丁寧に描ける感性を文章にし、決して恵まれていると言い切れない生活と共に実感を喚起し共感を伴う構成、そこから一気にトラブルがおきて台無しになり、解決し、また元の生活に戻る際に頭皮などの汚いものを少量入れることによって地に足がついている幸せが満ち足りたエンディングに流れていく。良作です。

▼一言

 主人公氏はホムセン勤務。浸かる魔剤BARTHも試しているのだろうなぁ。

https://store.two2.jp/bath-tablet?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_content=%E6%8C%87%E5%90%8DKw&utm_campaign=%E6%A4%9C%E7%B4%A2(%E6%8C%87%E5%90%8D/%E6%BA%96%E6%8C%87%E5%90%8D)_BARTH(%E5%85%A5%E6%B5%B4%E5%89%A4)&gclid=Cj0KCQjwt5zsBRD8ARIsAJfI4Bir-UhTxQ6tkLn1tECKXislILI0xKREO7PhECLvRCLcGAJjiyHE3acaAs_REALw_wcB


 個人的に体験した中ではネット系の話題アイテムは女子高生の香りになるというDeoco(自分の加齢臭を含む部屋の臭いが嫌になる)も面白かったです。


小説:風呂はイイ、本当にイイ https://book1.adouzi.eu.org/n6657ft/

作者:文野麗




拝啓、ヒポクラテス様~医大生の俺が異世界転生した結果婦長に殴られそうになっているのでどうか助けてください~ 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/09/23 09:29

▼良い点

 一話目で既にフラグ。

 二話目でさっと伏線消化で路線変更。

 主人公が『それなりに優秀だが上には上がいる中で育った』人間であるキャラ付けがうまくできているし、医者を志したところが人格形成にちゃんと反映されていてコイツ良い奴だなと共感できるようになっている。


小説:拝啓、ヒポクラテス様~医大生の俺が異世界転生した結果婦長に殴られそうになっているのでどうか助けてください~ https://book1.adouzi.eu.org/n6787ft/

作者:鈴木稜




お勧めな武術資料 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/09/22 19:08

▼良い点

 一つに絞って紹介している事。武術には宗教といった文化的要素が必ずあると言うこと(今日日のインチキ武術家たちも気功だの古の武術を科学するといいつつ疑似科学ばかりだけどそれとは別)簡潔に紹介で終わらせていること。

▼一言

 結構口伝は散逸する件。自分の父も鎌術の型を持っていましたが誰も習得していません。危険なため。


小説:お勧めな武術資料 https://book1.adouzi.eu.org/n2270ft/

作者:asada11112




色彩魔法学校ー貴方に伝えたい私の色ー 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/09/22 07:14

▼良い点

 色彩をストーリーの根幹になる魔法として採用した独創性。


 冒頭で色見本などを登場させて複数の色を認識(※言語化=文化化)できないといけない事を主人公たちに指摘しているためおそらくご存知でしょうが色の認識(というか人間の脳みそ)は感性とか文化面が大きく、戦前の人の多くは緑と青の区別がつかないなどが挙げられます。同じく嗅覚(赤ん坊の段階では人糞の臭いとバラの匂いに対する嫌悪感は同じレベル)、うま味(玉露の味を海のない外国の人は魚の激臭漂う魚汁として感じる)もそうです。

 基本脳みそがどう認知するかなので感性を磨き複数の違いを認識しないとわからんのです。

 そういう意味ではこの世界には音響(※人間の脳みそは『不自然』な音源に補正をかけるのでDigital上ではちゃんと人間の脳みそをごまかせるはずの三次元音響の補正を簡単に『ちゃんと三次元音響で聞こえないぞ』と見抜いてしまう)や嗅覚魔法(日本の香道等独自の流派が各国にあります)のようなものもあるかもしれません。


 なので先生が桃ちゃんに指摘した恋心の色も海外の色魔法の使い手では若干様相や効果が異なるかもです(※レッドグローブさんは日本文化極めていますよね)。

(日本文化では紫は高貴な色だが病院に置くと死の色として体調を崩す等)

▼気になる点

 表記ゆれが多いので・→……とか、

レッドグローブ (空行が空いていました)のように長い名前の方、特殊な読み(※辞書に載っていない読みの名前は全て特殊です)、読み仮名が必要な方は『れdd』→『レッドグローブ』とか『みり』→『水利谷みりたに』とあらかじめ辞書変換を入れておくといいかと。


 基本「」や()の最後には句読点は入れないようなのですがこれは自主規制的であり商業作家でも句読点を挿入される方はいらっしゃいます。しかし入れるならすべて入れる形のほうが読みやすいです。

 行頭下げ機能がなろうにはありますが、ワードで作成した文章の行頭下げは反映されないので注意を。ipadやiPhoneで書いている場合は適当な一文字を変換で『 ■』などで登録する手があります。

▼一言

 かなりいい感じで敵の正体や治療その他登場した最初から最後まであった伏線を消化して綺麗に終わらせることが出来たので良かったかと思います(シンプルなストーリーラインに過去編は死亡フラグなので)。


小説:色彩魔法学校ー貴方に伝えたい私の色ー https://book1.adouzi.eu.org/n4592fr/

作者:空谷 美耶




>>>【削除】この小説【n5401ft】は削除されています【作品】<<<


投稿日:2019/09/20 21:38

▼良い点

 枕草子ではカッコいい、誰も支持しない自分の意見を理論立てて実証し反論できなくする女性ですからね彼女。当然当時の男性には疎ましかったかもです。

▼気になる点

 終焉の地は複数あってそこが正しい終焉の地かはわからないのですが、イケてない殿方になんか言われたら軽妙かつ即応でやり込める印象あります。


 この場合死者を冒涜するのはよろしくないし主人公を冒涜するのはどう見ても美学がないですね。




剣も魔法も無い世界~anti-fantasy~ 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/09/20 17:29

▼良い点

 あらゆる面で説明されてもわからない異質の世界を構築している。

▼気になる点

 基本となる話自体はそんなに複雑ではないのですが一括描きされただけあってそれぞれの思惑が入れ替わり世界観と相まって他にない魅力ととっつきにくさを感じます。


 同じ言葉は話していても世界が違うので半分も理解できないと言ったところでしょうか。ある意味最も意味不明な社長が一番まともに見えるくらいです。

▼一言

 剣はないけどパイルバンカーはある。大変よろしい。確かにそう言う理由がなくばパイルバンカーみたいな武器は発達しないしそれを生み出せるならもっと便利で軽量な武器も作れそうです。


 しかし諸々のそう言ったギミック、文明の後退と人身の変化、怪しい変容(他作の筋肉教団みたいな)と歪んだ認知などが我々と異なった発達を遂げたディストピア世界の無法が法の辺境地域感が出ていると思うのです。


小説:剣も魔法も無い世界~anti-fantasy~ https://book1.adouzi.eu.org/n0778ff/

作者:魚の涙




光の戦士 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/09/19 19:46

▼良い点

 控えめにいって最低に最高。

▼一言

 被害報告。


 知人は一族の成人とされる十七の時に父に呼び出され、『我が一族には三百年の呪いがある。ハゲだ。おまえこそはこの呪いを打ち砕いてくれると信じている』と絶望感しかない宿命を背負わされたそうです。


小説:光の戦士 https://book1.adouzi.eu.org/n6785fe/

作者:こますけ




清少納言の「復讐」、紫式部の「呪い」――『枕草子』『源氏物語』に隠された意図とは―― 【悲報】【感想ついたら鴉野 兄貴】


投稿日:2019/09/19 19:34

▼良い点

 読みやすいのもそうなのだけど以前に古文作品を読んでいる人間には通してわかりやすい素晴らしい内容でした。

▼気になる点

 素晴らしい内容でまた源氏物語読みたくなりました。確かに妄想小説時代、憧れの人と組むようになった時代、疎遠になって自分の理想を物語にぶつけた時代と考えたらわかりやすいです。


 そして源氏物語本編でもあったと思いますが(※ほかの作品だったかも)収入がない貴族女性は金持ち男が通ってきたら収入がもらえない女房たちが敵に回って主人をレイプ的な行為をするのに加担したりするので望まぬ結婚やそれでも情が通ってしまう価値観の形成があり、現代人からすれば性犯罪な源氏たちが『努力しなくても万難を排して愛を捧ぐヒーロー』になり得たとやっと理解できました。


 もちろん作者様の一意見に過ぎないとわかっていますが、今後源氏物語を読む上でかなり楽しく読めそうです。

▼一言

 自分は枕草子派。源氏物語長いし。


 と思っていましたが確かに即妙に富む清少納言は牛車でヤンキーよろしくパラリラしてたり(ここで確実に彼女は自分たちの痴態といっていいはずの行動を後世に伝える意図があります)圧倒的教養でブン殴ってくるヤンキー的な魅力があり、そんな彼女が今まで誰も着目していないところを再発見しては、当時下に見られている女の身ながらそんなのカッコよくないと言われても『おまえの意見では反論できまい』とご意見無用できる魅力ありますものねえ。桃尻語版とかできちゃう程度にはギャル。バットの代わりに教養で武装しているかっこよさがあるけど確かに暴力ではなくかっこよさ原理主義者が政権を担っている世界だと仮定したなら彼女が強いのはわかるのです。もちろんこれが彼女たちのカッコ良かった時代の話で後世に残っているのも納得だと。


 反して紫式部ですが長期戦あたりで『なんかなろう作家が作品で一発当ててそのまま文化人になった』感が確かにあります。

もともとの教養はあるけど実際に人と会ったら即妙に劣るので作家性を武器に価値観の変容を狙ったというなら大変納得できます。実際紫の上も源氏と物語を読んでギャグシーンにしていますし、後々の更級日記でも源氏物語の位置は「子供が読みたくて読みたくて自作の仏様に祈るもの」として描写されています。


つまりこの時代においての物語は大衆向けで、女子供が読むからこそ将来的に勝てる可能性がある。でもその効果は大変遅い。



紀貫之は「をとこもすなる日記」として女性である自分も真似してみたとして(もちろん彼は男性ですが)当時漢文で書く日記を女性がかな文字で描いたことにして情緒を表現しているけれども当時の日記は本来業務日誌的なもので男性のものの印象が強い。

 つまり彼の時代ではかな文字で文章を書くのは和歌だけ、物語を

男性が書くなんてとんでもない時代だから紀行文的な物語を書く上で女性になった。そこから源氏物語などにつながっていくと考えていくととても興味深い連鎖を感じます。


 はっ!?

 転生チーハーは死んで謎の神にチートもらわなくばワープアニートは救われないのとヒロイン傾向からある意味源氏物語の系譜かも。


小説:清少納言の「復讐」、紫式部の「呪い」――『枕草子』『源氏物語』に隠された意図とは―― https://book1.adouzi.eu.org/n4874ft/

作者:イシイヒロシ

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