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【前代未聞】三〇〇〇回感想書いたので公開してみる【今だけ】  作者: 鴉野 兄貴
2101-2200

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#ファンタジーRPGクイズ シリーズ #五竜亭の一夜

ファンタジーRPGクイズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


『ファンタジーRPGクイズ』(ファンタジーアールピージークイズ)とは、物語調のクイズでテーブルトークRPG (TRPG)のファンタジー世界を解説している書籍のシリーズ。物語の舞台となる宿屋の名を取り、五竜亭シリーズとも呼ばれる。冒険企画局編。富士見ドラゴンブック(富士見書房)レーベル。全4巻。


物語で読者は、ファンタジー世界の冒険者の宿「五竜亭」を訪れた新米冒険者に見立てられ、宿に集う冒険者達の議論に参加させられる。問題ごとに、出題する冒険者が設定され、自慢話や苦労話を交えて「例えばこんな状況に陥ったら、お前ならどうする?」といった質問がなされる。回答では出題者による模範解答が示されるが唯一の正解というわけではなく、他の冒険者達も独自の見解を披露していく。


派生作品に、マギウス汎用システムのTRPG『五竜亭RPG 五竜亭の大騒動!』がある。


書籍情報


いずれも富士見ドラゴンブック(富士見書房)、冒険企画局編。全4巻。正式に完結したというわけではないが、4巻発売以降続編は出ていない。


『ファンタジーRPGクイズ 五竜亭の一夜』(1989年12月15日) ISBN 4-8291-4236-7 - 執筆者は、わきあかつぐみ、星宮すみれ、毛島船、かつらつかさ、近藤功司

『ファンタジーRPGクイズ2 五竜亭の冒険』(1994年3月30日) ISBN 4-8291-4258-8 - 執筆者は、星宮すみれ、わきあかつぐみ、毛島船、鳥居雅博、かつらつかさ、近藤功司

『ファンタジーRPGクイズ3 五竜亭の挑戦』(1994年12月10日) ISBN 4-8291-4276-6 - 執筆者は、星宮すみれ、鈴木孝政、佐藤明子、近藤功司

『ファンタジーRPGクイズ4 五竜亭の激突』(1995年8月10日) ISBN 4-8291-4282-0


雑誌

『まるごと一冊冒険企画局』(新紀元社、2010年) - 冒険企画局に関連する作品を紹介しているムック。『ファンタジーRPGクイズ』に関しては、星宮すみれ執筆のコーナーが数ページ掲載されている。また、Twitterで募集をしたキャラクター人気投票の結果を発表している。

『トンネルズ&トロールズでTRPGをあそんでみる本』(冒険企画局、2016年、ISBN 978-4-904413-10-4) - TRPG『トンネルズ&トロールズ』(T&T)に関する記事を集めたムック。五竜亭シリーズの世界設定・システムをT&Tとその背景世界「トロールワールド」に変更した番外編となる、藤波智之・星宮すみれの共著による記事「五竜亭 in トロールワールド センパイとヨッパライと新顔の夜」が収録され、五竜亭シリーズの一部の登場人物が出演している。T&Tのルールに合わせ、登場人物の種族や職業が変更されている[8]。


TRPGルールブック

『五竜亭RPG 五竜亭の大騒動!』(1996年3月30日、富永民紀/冒険企画局) ISBN 4-8291-4291-X - 富士見ドラゴンブック(富士見書房)。企画・執筆者は、近藤功司、星宮すみれ、富永民紀。マギウス汎用システムを使用したゲーム。

(以上Wikipedia日本語版より)

 ファンタジーRPGクイズシリーズは『ファンタジーRPGクイズ 五竜亭の一夜』から始まる。


 また、『冒険企画局』が生み出した『ユキリア世界』シリーズの一つで、レトロゲームが好きなひとならば『百の世界の物語』というファミコンでありながらマルチプレイ対応のRPGという珍しいゲームを知っているであろう(※雑誌『ユーズドゲームス』にも紹介されている)。



 このお話は世界のどこかにある不思議な宿、マーカスの森にある『五竜亭』を訪れた新人冒険者に先輩冒険者たちがクイズ形式の体験談を語り、その返答を求める形で冒険者としての知恵や生き残りの秘訣を伝授するという形式をとっている。


 結果的に魅力的な先輩冒険者が多数登場し、シリーズを重ねるごとに先輩冒険者や仲間たちが成長しあるいは冒険を重ね、様々な街に赴き出会いや別れを経験していく話になっていく。


 かたき討ちを望む少女と盗賊の恋愛談。

 機転を効かせ利益を追求する女魔法使いと学園の少年魔法使いのやり取り。

 傭兵と騎士との奇妙な友情などなど彼らの物語はある時は協調しある時は別れ、ある時は一人旅に出る一期一会の世界にある。それでも彼らは『仲間』であり、時々賑やかして酒を酌み交わしそして去っていく。


 きっとまた桜の日に会えることを信じて。


 冒険者などというものはこんなものなのかもしれない。

 剣を持っていて、不老長寿の魔法使いでありとても強くても。

 ちょっとお人好しで、ちょっと情けなく、それでも機転を効かせて、魔物や悪党にゃ強いが人情に負ける。


 それくらいの人々が織りなす『問い』に答え続ける人生もまた『冒険』かもしれないのだ。

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