274話 スィーパーになったの? 挿絵あり
「先ずはお帰りなさい。問題が発生したならすぐさま連絡を寄越しなさい。社会人として報・連・相の重要性は認識されているでしょう?」
「していたとしても出来ない事もあるんですよ・・・。増田さんも到頭ゲートに入ったんですね。」
「必要に駆られてです。他の皆様もよくぞご無事で。駐屯地司令より研究対象の残骸が復旧して離陸したと連絡を受けた時は何事かと思いました。実際政府は極秘裏に今緊急対策会議を開いていますし、私達は連絡要員件現場調査班としてここに来ました。皆さんに何があったんですか?」
宇宙旅行中に地球では中々物々しい雰囲気になっていたようだ。輸送機から降りると増田が出迎え飛び立った輸送機の跡地にはJAXAの制服を着た人達が何やら機器を設置したり地面をイジったりしている。さて、何から話そうか・・・。増田の目が誠に不本意ながら『お前また何かやらかしただろう?』と問いかけてくるし、顔もいつも以上に厳しい。
神志那達は検査を受けるとしてラボに向かい、残されたのは俺と増田。行く前にカメラは回収したが、輸送機はまだ停泊している。しかし、いつ飛び立つか分からないので中には入らないように指示もした。JAXAの人達は中を見たさそうにしているが、多分次離陸したら降りてこないんじゃないかな?
ただ、今回ばかりは俺も巻き込まれた側だよな?いや、そもそも今までやらかした事ってあったっけ?巻き込まれた事はあってもやらかした事はなかった様な・・・。少なくともトラブルメーカーではないと信じたい。まぁ、その前に。
「貴方の職はなんですか?」
「S狩人。エマ大佐の様には行きませんがいいモノを引きました。そうではなく実際問題として何があったんですか?」
「ここではなんです。ラボの食堂にでも行きましょう。」
腹も空いたし何かつまみながら話すとしよう。食堂について適当な席に着いてお冷やで一息。前はなかったが個室が増設されたのでそこを借りる。生憎と奥の食材の手持ちはなかったが、お任せで料理を頼むと腕によりをかけてくれるいったので楽しみだ。ただ、半田には悪いがエナドリ一本を取り出して増田の前に置く。
それを見ると苦々しい表情になるが、プルタブを開けて俺が話し出すのを待つ。残念な事に今回も胃が痛いよ。俺も有れば胃が痛いだろうし、中々キャパオーバーな話になると思う。だって地球でなにかあっても精神的にくるのに、それが宇宙人が絡み出すとか正直やめて欲しい。ただ、時間は流れるモノなので諦めよう・・・。
「まず最初に。私は悪くない!」
「いい悪いは話を聞いて判断します。犯罪者は大抵自身を客観視出来ずに仕方なかったからや、矛盾ありきの感情論で正当性を叫ぼうとします。」
行方不明者扱いから犯罪者扱いにされた!後で謝罪と賠償を要求する。ゴールポストはランダム移動なので何時までもとどまっていると思うなよ?国家レベルでそれがまかり通る国があるので、俺がしても大丈夫なはず!
半田がタイミングよくカツ丼を持ってきてくれたので食べるが、これで机にライトが設置されていたら間違いなく取り調べだよな?まぁ、カツ丼は旨いからいいのだが・・・。
「はぁ〜。事の始まりは輸送機の・・・、外に停まってる船の自動修復ユニットが修理出来た事から始まります。元々アレは私達に修理を依頼してたんですよ。」
「船自体に意思があると?いえ、その前にアレは地球の言語を理解しているのですか?」
「してませんね。言語体系は光と色、中位に至り51階層まで行けば概ね理解できるようです。話を戻しますが私としてはあの船の中にある自動修復ユニットを、回復薬製造プラントに組み込めないかと思って斎藤さんに調査や修理を依頼してたんです。」
「話は分かりました。ではその自動修復ユニットが起動して離陸したと?あのですね、自動で修復し稼働し続ける施設と言うのは永久機関です。人にいまだ作れないモノをおいソレと扱って何をしようとしているんですか!」
増田が怒るが問題はそこじゃないんだよな・・・。そもそもここに来たのって輸送機の回収目的だし。まぁ、修理出来たか俺も知りたくてメインコア取付けたけどさ・・・。ただ、文句言うならブラックホールエンジン作ろうとしてる所に言えよ。一応俺達は阻止の方向で動いてたんだし。いや、ここで怒ると言う事はその情報を持っていない?
「永久機関はどうでもいいですが、ブラックホールエンジンを作っていると言う話は聞いていませんか?」
「・・・、はぁ!?待っていただきたい!アレは政府として保管し作らないと言う話ではなかったですか!何故それが作成されていると?いえ、その前に情報の出所はどこですか?」
「私はここに来る前にギルドでJAXAの田辺理事と話しました。その際彼は動力と言う単語を出した。宇宙開発で動力。互いの認識が違いでもしない限り、アレは事象の地平線動力の事で間違いないでしょう。なので私は輸送機の残骸を神志那さんと回収しに来たんです。その中で修理状況を確認する為に操作したら飛び立ちました。」
「・・・、早とちりではないのですよね?」
「早とちりならそれでかまいません。秘密裏に会議をしているならデータを削除するないし、隠蔽工作も多分既にやってるんじゃないですか?まぁ、一応あの残骸の所有権は発見者の私にあるので、修理完了して復旧したと言えばそれまでです。当然宇宙開発事業に携わる人からはいい顔されませんが、黙らせるだけの材料は手に入れましたよ。」
「黙らせるだけの材料とは輸送機の設計図ですか?どこで拾ったか分かりませんが確かにそれな・・・。」
「違います。あの船でちょっと銀河系3つ先の距離までドライブしてきました。中々凄かったですし有益な話もあります。」
「少女のお出かけ感覚で地球を後にしないでいただきたい!なんですかそのふざけた話は!流石に冗談なんですよね!?」
「いや、ガチですよ?ソーツにも会ってきましたし話し合いをしていたら胸ぐらと言うか、首に指をめり込ませられました。戻るのでいいですが、指があると言うか物体がある間はその部分が不快でざわざわするんで嫌なんですよね。」
妻と行為は出来るので下の方も指とか入れられるとざわざわする。ただ、感覚的には気持ちがいい方のざわざわ。しかし、それ以外だと巻き戻りを阻害されるとざわざわするし痛い。阻害され続けると多分、物体が棒が貫通しているような状態なら、体内部分は消失して飛びだした部分は地面に落ちる。
傷は瞬時だし異物が体内に入ったら出て来ないし、多分観測出来ない状態になってるんじゃないかな?そう考えるとソーツはある程度これに対策出来るのか、或いは同じ様に巻き戻っていたのかもしれない。まぁ、会う為だけの仮初の肉体なので無茶してもどうでもいいんだろう。
「それは話し合いではなく乱闘です。なんですか!?宇宙での会合は肉体言語が主流なんですか!?」
「いえいえ、基本肉体はないので話し合いは成立しませんよ。ああ、そう言えば肉体のあるエイリアンは脳に直接語りかけに来ましたね。」
「無茶苦茶な事を言っている自覚はありますか?」
「宇宙の尺度を人間如きが図れると思いますか?続きですが今回の話し合いで停止していたガーディアンが起動する事になりました。起動は約1週間後、これは重大なエラー回避の為の措置です。逆を言えばその一週間以内にゲート外にモンスターを持ち出して研究していた人達はモンスターを廃棄するなりゲートに戻さないと大変な事になりますし、今後モンスターは人の手では持ち出せなくなります。」
「ガーディアン・・・、あれが停止していたのは良しとしましょう。しかし、大変な事とは?」
「当然と言えば当然ですが、ガーディアンはモンスターの不当な持ち出しを止める為の物です。起動後スタンピードで排出された以外のモンスターを発見したなら殺しに動くでしょうね。」
「辺りを壊滅させるんでしたか・・・。それの被害想定は分かりますか?」
「さぁ?私達が配信の中で相手にしたのも本気で動いていた訳ではないですし、彼等と私達とでは被害と言うものの尺度も違う。街1つ消えた所で彼等からすれば、針先で開けた穴のようなものでしょう。まぁ、やめろと言う事をやってるので報いを受けるのは仕方ないです。」
猶予があるから清算はお早めに!実際外にモンスターがいなければ問題ないし、いたら持ち出した本人ごと辺りが消えるだけ。面倒なのはテロリストがこの機に乗じて要求してくる事だが、確率的に言えばガセの可能性が高い。要求とはあくまで相手がいるから成立するのであって、相手が全滅してしまったら意味がない。それに今回は訳が違う。
仮にモンスターを何処かに送りつけた。場所を知りたくば金銭なり主張を認めろと発表したとする。その瞬間テロリストは虐殺されても文句は言えない。テロリストと言うグループの犠牲で国が助かるなら国のトップはそう指示するし、要求するだけの間柄なら既に調べはついている。
それに運搬も問題で少なくとも、クリスタルを内包した状態のモンスターは指輪には収納出来ない。なのでコンテナに入れてセメントで固める等をしないといけないが、そんなもの特定期間中は運搬しなくていいし指輪に入っていない時点で怪しい。つまり今回は相手の顔色見ながらプロレスは出来ずに、モンスターを盾に要求した瞬間抹殺対象になる。
多分、ネットで掲示板に遊び半分で書いたとしても厳罰だろうし、ディープフェイクを作ってばら撒こうものなら、その人は生涯を棒に振ることになるだろう。
「クロエ、貴女はペンタゴンをその身一つでハッキングした。なら、今回も各国の情報を抜く事が可能なのではないですか?」
「否定はしません。それには意味がありませんから。ですが増田さん。それは私個人にインターネットを掌握しろと言っているのと同義です。一度それをやってしまえば、私は電子機器に触る事は愚か、ゴムで出来た部屋に閉じ込められ一生外には出られない事になる。」
「・・・、軽率でしたと言っておきましょう。スィーパーの方達が貴女を見ると不可能がない様に思うので、何かを願いたくなると言う気持ちが何となく分かる。それは賢者か魔女のせいですか?」
「多分そうでしょうね。まぁ、職の話はいいです。これからの事ですが私はこのカメラの中の映像を配信に載せようかと思います。1週間と言うのは長いようで短いですからね。」
「先に内容確認をしても?」
「ん〜、拒否します。本当なら編集やらした方がいいんでしょうが、編集されると信憑性が揺らぐでしょう?まぁ、口出しせずに見るだけならいいですよ?その代わり何故これをそのまま乗せたと言われたら、全部私が勝手にやったとして下さい。」
迷った挙げ句背負い込むとしよう。本当と受け取るかフェイクとして否定するか。それは自由だが少なくとも自由には責任が付き纏う。巻き込まれた先で好き勝手したんだからまぁ、批判を受けても粛々と対応しよう。それにやりたくはないが扇動する者を使えばモンスター持ち出しの件は片がつく。
保険として動画を撮影してもいいし、その日1日にライブ配信とかしてもいいのかなぁ・・・。いや、口下手だし1日話すネタとかないな。質問形式だと回線パンクしそうだから厳しいかもしれないしな。
「ネゴシエーターとして見ましょう。見るのはラボの中で見れますか?私もこの施設は分からないので。」
「多分大丈夫だと思います。他の方が開放されているなら声をかけましょう。私だけの意見よりも斎藤さん達がいた方が分かる情報もある。」
食堂を出て歩くがそう言えば、斎藤達は何処で検査を受けているのだろう?映像を見る件もあるし取り敢えず高槻の所へ行ってみるか。ラボの中を歩き相変わらず化け物を収容していそうな所長室の扉をノックすると中から高槻の声がして、呼びかけると入っていいと言うので中へ。相変わらず殺風景な部屋にはタイプライターとノートPCが置かれ、高槻がカタカタとキーボードを打つ音がする。
「少し待って下さい。米国からの報告書に対して返信用の文章を作ってるので。山口君はよくやっていますよ。あちらの生産プラントは需要過多で増設か新しいプラントを作らないといけませんね。嬉しい悲鳴の反面、それだけ傷病者が多いと言う事ですが・・・。良しと。それでどうされましたクロエさん。」
「先生は外の件知ってます?多分音もなく飛んだんで分からないかもしれませんが。」
「外の件?また何かあったんですか?少なくとも私はここにこもってたんで分からないですが。」
「端的に言うと残骸が修復されて斎藤さん達と宇宙に行ってきました。動画を撮影したので見る事の出来るPCと斎藤さん達知りませんか?検査を受けにラボに来てるはずなんですが・・・。」
そう聞くと高槻は片手で顔を抑えながら立ち上がりコチラに歩いてくる。はて、たちくらみだろうか?朝からデスクワークなら若返ったとは言え、不意に立ち上がるとクラっと来る事があるし、デスクトップではなくノートPCなので注視していると目も疲れる。それに回復薬作ってる会社の所長件社長なのをいい事に飲みかけのエナドリも見える。
どんな生活スタイルかは知らないが、もしかしたらエナドリ飲んで寝ずにやりたい事を好きなだけしているのかも・・・。実際高槻がトップなので文句言える人間もいないしなぁ・・・。すれ違った人達も部下になるし。
「なんで私は朝からここにいるんでしょう?」
「それは仕事をしてたから?」
膝を屈め俺の両肩に手を置き真顔で目を合わせて問いかけてくるが、高槻も宇宙行きたかったのかな?行けるなら行きたいと言う人は多そうだが、今回の宇宙旅行?宇宙誘拐?は突発的だったし何より行きたくて行ったわけでもない。
「高槻医師、顔が近いですよ。」
「えぇと、確か千代田さんでしたか?貴方も宇宙に?」
「今は増田と名乗っています。私も報告を受けた側の人間で、これから撮影して持ち帰った映像を確認する所です。」
「なら私も同席しましょう!未知との遭遇にエイリアン!惑星からの物体Xにロズウェル事件!宇宙人はいましたか?」
「いましたよ?入浴中の所に出くわして危うく誰かを差し出さなければならないところでしたが。」
「待っていただきたい!その話は私も聞いていない!」
「映像を見れば分かります。宇宙人達がイメージで会話したり光と色で情報伝達する気持ちが少し分かった気がしますよ・・・。」
不特定多数でも特定の誰かでも光なら放射も収束も出来る。それにイメージなら投げ付ければ勝手に見てくれる・・・、はず!斎藤達をさっさと探して映像を見たいのになんでこうも足止めされるかな・・・。時計を見るととっくに定時は過ぎているしアフター5と言って解散しようかな・・・。
「面倒臭がってはいけません。人類の発展がかかった映像かもしれないんですよ?」
「私は人類の発展より妻との夕食の方が重要です。そう言えば、ソーツは今斎藤さんの姿してますし、スタンピードの予告も斎藤さんの声になってます。」
「・・・、理解が追い付かないので映像を見ましょう・・・。」
増田がぐったりしている横で高槻がスマホを操作する。建物に内線はないし、一応伝令管はあるがそれも電波塔が建ってからは無用の長物。情報漏洩とか怖そうだがなんかアプリとか作ってもらったのかな?
「今斎藤君達はポッドルームにいるみたいですね。」
「ポッドルーム?」
「医療用ポッドを作ろうとして、それの試作品が置いてある部屋です。固定処理を施してるんで消えない分置き場がなくって・・・。撤去しようにも出しておいてくれと言う要望が多く、今はデスクワークで疲れた身体を癒やす風呂代わりになってます。」
贅沢な風呂だが出来た経緯が死にかけて回復薬風呂に入ったからだからなんとも。実用化する気かは知らないが濃度を上げれば欠損も治るのかなぁ?一応、繋ぐ事は出来てもまだ生えないみたいだし・・・。
そんなポッドの話をしながらラボを歩きポッドルームへ。中に入るとイメージと全く違うポッドと言うか樽が置いてある。外で入れば頭上の星屑も相まって開放感は半端なさそうだ。後から1つ借りて試してみようかな?
「お疲れ様です。クロエさんの方は話は終わりましたか?」
「お疲れ様です。これから映像の確認をしようかと言う所ですが神志那さんは?」
「別の部屋でこれに入ってます。流石に疲労が溜まってたんじゃないですかね?彼女は元々は体力なかったですから。」
「そうですか。なら休んでもらって私達で先に映像確認しましょうか。」
そう話しているうちに藤がどこからともなくプロジェクターとノートPCを持ってきた。首輪カメラはこのまま端子で接続も出来れば、記憶媒体を取り出す事も出来る仕様なので便利でいい。そんなカメラを接続し上映開始。
「うわっ!私だけ慌てすぎじゃありません?シャコとか言っている間は冷静だったのに。」
「仕方ないでござろう。急に復旧してメインコアが話している内容も正確に理解できたからであろう?この時点では拙者とクロエ殿しか話している内容は分からなんだし。」
「その前です。ソーツに対しての言及はそのまま配信していいものか・・・。」
「今見ても私には分かりませんね。やっぱり波長とかシャコの目なら読み取れるのかなぁ?」
「あの船の中から外は丸見え、なら外から船を見たら何が見え・・・、おや?ゲート?寧ろ3%から一気に90%の復旧率に上がるとは超技術様々ですな。」
「ですよねですよね?この時点で入口は塞がってたので降りれませんでした。メインコア曰くマイクロゲートだそうです。アレで宇宙に行きました。」
「頭が痛いですね・・・。航行時間は3分で間違いないようですね。時間表示もそうなっていますし。カップラーメンと話していましたし。」
「体感はもっと長かったですけどね。なんか途中で漫才みたいになってて今更ながらに緊張感が・・・。」
「あっ!正面のアレがドックです。」
「因みに多分この時も宇宙人はフヨフヨ漂っています。」
「あの女性は?」
「妻の姿を勝手に借りたソーツです。」
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わいわいと話しながら見ているが、流石に最初から視界を切り替えていても肉体を捨てた宇宙人は視えないか。そのせいで変な所で驚いたりと滑稽に見えなくもない。サイレント映画と思えば見れる代物なのかな?まぁ、音声を消されるとそれはそれで本末転倒なのだが・・・。途中から元気になった神志那も合流して検証するがラストの宇宙人はちゃんと撮影出来ていたのでフェイク映像とはしづらいかな?
「これをこのまま配信すると?」
「そうしないとまずい事になるかもしれないので流します。資料映像とするなら多数の意見があった方がいいでしょう?流すのは半公式化している私のアカウントからです。」
「いいとは言えません。しかし、事の重大性は分かります。なので私は何も見ていませんし聞いていません。」
話が分かって助かった。ここで押し問答しても面倒なだけだしストップがかかったなら、今度は本部長権限を考えるところだった。さっさと配信予約を入れて一服。また騒がしくなるな・・・。




