189話 開会式 挿絵あり
「ツカサ早く早く!何で今日に限ってのんびりしてたんですか!遥さんはとうの昔に出発してますよ!」
「いやいや!時計ズレてるとか思わないだろう!絶対作為ある!全部の時計30分遅れてるとか作為以外無い!それに、遥は物販準備で5時半には出た!カオリだってゆっくりしてたじゃん!」
「嘆くなツカサ!外にはジョンだって待ってるんダ!」
「分かっちゃいるけどこの衣装着づらい!」
開会式当日ナウ!寧ろ、激ヤバナウ!!絶対誰かこれやっただろう!部屋の時計全部30分遅れとか絶対ヤラセだろう!!朝起きてシャワー浴びて、コーヒー飲みながら一服しつつスマホ見たら明らかにヤバい時間。段取りは頭に入っている。昨日、今日の開会までの流れは見たし、開会宣言のセリフも原稿は到着してから貰う様になっている。そして、その最終リハーサル含めた準備時間が30分押した事になっている!
えぇえぇ!このまま行けばリハ無しの1発読み!立ち位置や演出は聞いたし実際に歩いて確かめた。しかし、肝心の原稿は政府がねるねるねーるね状態で、当日の朝迄に完成させるとして急かしてもそれっぽい内容は聞かされても本物はなく、完成品を手に読みたいが、演出上それは出来ない。と、言うか多分手に持ってても派手にやるようで文字が見えない。ヤバイヤバイヤバイヤバイ!外で待っていたジョージを拾い、4人でホテルをダッシュして望田の車に乗り込む!無いはずの心音がやけに煩く感じるがそれはイメージだ!
「混雑は!駄目なら車を飛ばす!」
「おぉー!デロリアン!過去に戻りますか?」
「戻れるなら戻りたい!あぁ!あ、暗示・・・、暗示掛けるから静かに・・・。」
「耳栓いるカ!?防音トラップか!」
「いらん!気が散る!」
「・・・、済まなイ・・・。」
エマが落ち込んだ様だが謝罪は後!大一番なんだ!色んな所で放送されるんだ!開会に延長も無ければ、噛んだらそのまま放送される!なんたって開会式は生放送!カメラクルーは少なくして、演者もスタンバっている!やりたくないが、本部長としてやらない訳には行かない大舞台!嫌だ嫌だと思っても、引き受けてしまったからにはやるしかない・・・。
「・・・私は主役、私が主役、何1つミスしない、私の言葉は心動かすモノ、私の思いは伝わるモノ、私が私として、私の産声を上げる・・・、その産声に間違いはなく・・・、清聴の元、誰も文句は挟まない、滑る言葉は軽やかに、話す言葉は静やかに、惹かれなさい?私に。魅入られなさい?姿に。女性は美しく、優は雅びやか。演じましょう、女優を。この身体に恥はなく、この姿に罪はない・・・。ならば、晒しましょう。白日のもとに。ならば、紡ぎましょう帰路へ続く終わりの始まりを。」
(お上手ねぇ、その殻を被る方法。)
(ええ、それが私であり俺。理想に辿り着けないなら、理想を夢想し、仮想を現実にして体現にする・・・。男の仮面は男らしく、でも、その仮面はいらないの。だって、この身体は女性で男であるのは妻の前だけと決めたから。)
(そう、なら少しは和らげてあげる。アナタの嫌な気持ちを。私を視て、私を感じて、何者かを考えなさい?既に刻まれているのだから。)
(ええ、それは私の物。上位者として確かに使わせてもらう。刻まれた名を使・・・、う・・・?)
ーside 望田 ー
静まり返った車内にブツブツとツカサの震える声が響く。耳が良くなって内容も全て聞き取れる。紡がれる言葉は自己肯定の言葉。聞き方によっては傲慢にも取れるし、そうまでしなければ押し潰されてしまいそうだと嘆く声にも聞こえる。ただ、それで落ち着いて来たのか声は段々と平坦になり、それを通り過ぎれば軽やかになっていく。
元々美しい声だった。歌人となり、その声で歌えればどれ程喜ばしいと思った事か。1/fゆらぎと言うものがあるけれど、その揺らぎが増幅して耳に届き脳に心地よさだけを残す。そんな声だから誰もが話しかけて声を聞きたくなる。配信にある棒読みでさえそれなのに、今横から聞こえてくる声は更に心地がいい。
「カオリ?時間は大丈夫かしら?」
「えっ!あっ!ぎっ!ギリギリアウト?」
「そう・・・、なら飛びましょう。エマ?ジョン?シートベルトはしっかりとね?それと、エマ。ゴメンナサイ。余裕がなかった。」
「あ、あァ。構わなイ。クロエだよナ?」
「そうよ?暗示をかけた私。必要な仮面を被った私。終わって外せば赤面して悶えるまでの儚い姿・・・。」
淡い笑みを浮かべながらキセルを取り出し、プカリと煙を吐き出す。車内にどこか甘酸っぱくザクロの香りが充満し、しかし煙は直ぐに霧散し代わりに渋滞に嵌った車がフワリと宙に浮く。その光景に車から降りてポカンと見上げる人や歩行者もいるが、既に事は成された後。引きずられるように会場に向けて車は加速しながら飛んでいく。
「フフ、レッカー移動じゃこれくらいかしら?」
「充分間に合います!」
開会式までギリギリ10分前!武道館前で待つ千代田さんが車に気付いたのか、大急ぎで場所を開けてどうにか駐車スペースを作る。間に合ったけど本当にギリギリ・・・、助手席のツカサはキセルをプカプカさせながら、泰然としていて人前を嫌がる素振りも見せない。靴屋の時やお願いして見せてもらった時の様にずっと見ていたいけど、千代田さんの青筋が浮かぶ額が窓越しに・・・。
「クロエ・・・、今回は正式に苦言を呈します。遅・・・、い?」
「女性の準備は手間取るものよ?・・・、原稿を。無いならそのまま演るわ。」
「いえ、貴女がソレなのならば何も言いません。どうぞ原稿です。時間はありませんがよろしいですか?」
「つまらないなら変えます。お祭りにアドリブは付き物でしょう?」
車から出て何故かツカサの姿を見ると納得してしまった千代田さんは、言われるがままに原稿を渡し、受け取ったツカサはパラパラと歩きながら確認するとそのまま指輪に原稿を収納してしまった。えっ!?一読?
「ちょ!大丈夫なん・・・。」
「望田君そのままでいいから。エマ大佐はジョンと共にカメラへ。」
「了解しタ。行きましょう、特等席でス。」
「分かった、しかしファーストさんは暗示をかけると魅力が増すものなのか?目で追って目を離したくないんだが?」
「返答しかねる問でス。たダ、1つ言うなら視過ぎると魅入られまス。」
そう言いながらツカサはスタンバイする為に入口へ。初めて見たその暗示の精度は舌を巻く。寧ろ、雰囲気までもガラリと変わり別人の・・・、それこそポスターの撮影や頼み込んで教室で見せてもらった惹き付けられる様に目が離せない状態。あれは本当にツカサ本人?いや、それは間違いない。何せ彼女はここに来るまで助手席から動いていないのだから。
「行きましょう望田君。君は実況兼ここの守りです。事が起これば君の音が要になる。」
「分かってますけど・・・、本当に良かったんですか?」
「・・・、35階層へ彼女が赴いた時、私は今のクロエと似たような状態の彼女と会っています。暗示とは言うなれば別の自分を作り、それを受け入れ成り済ます事です。つまり、これから先彼女の歩む所は彼女にとっての戦場なのでしょう。
それに、彼女は知能指数含め凡人です。ただ・・・、そうただ頭の回転だけはすこぶる速い。遥さんとクロエさんの会話、必要な最小限の受け答えで交わされるソレは、家族だから出来るそれとは違い将棋の早打ちの様に正確で早い。それに、彼女割と記憶力はいいんですよ。」
武道館内。実況席から見える貴賓室には仮面を付けた人達が多く、その下の撮影会場には中心を囲むように各国のテレビカメラや撮影クルーが今か今かと機材のチェックを終えてスタンバイしている。リハーサル時間はなかった。事前に何度か練習をしたけどこの席で実況する内容に台本はなく、生放送を生実況する事になる。放映時にはテロップも入るけど、私も緊張せずにはいられない。
ただ、実況するのに職の名前を言わなくていいし、誰が誰を倒したと今日は毎回言わなくていいし。当然だろう、バトルロイヤルの方式でやる初日は、時間内に最後に残った人の名前さえ後で分かればいいのだから。
会場が暗くなり到頭開会式が始まる。まぁ、開会式と言っても殆どはパフォーマンスで選手宣誓なんてものはない。それをし出すと変な勘繰りや、やった選手が贔屓されているのでは?と、思われるので一切やらず本当にパフォーマンスとツカサの開会宣言だけ。私はツカサの読む原稿を知らないから正解は分からない。それに、生放送だから取り返しもつかない。胃の痛くなる様な状況で殻を被り大衆にさらされる・・・、最初の配信?
「望田君、始まります。進行はアナウンスが流れるので、クロエが戻り次第落ち着いてやって下さい。何をやろうとミスはありません。」
「分かりました・・・。」
真っ暗な中入口の1つにスポットライトが当たる。誰もが息を潜め、固唾をのんでその入口を眺める事数十秒。一瞬、誰もがアクシデントと言う言葉が頭を過るか過ぎらないかと言う中で『カツン』と拾われるはずのない距離の足音が、確かに会場内を響き耳に入る。一定のリズム、淀みない足取りを示すその音は確かに入場ゲートに近付き、到頭笑みを浮かべたツカサが姿を表した。
何を話すわけでもなくゆっくりとした足取りで進む中、左右の薄暗がりから殴りかかろうとする2人の人物。赤峰さんと変身した卓君だ。互いに伸ばされた拳は片や獄炎を纏い片や手が見えない程の速度で撃ち出され、ツカサを通り抜けてぶつかり合い、辺りに地面が吹き飛ぶようなエフェクトが流れ、次に清水さんと雄二君がそれぞれの位置をテレポートするかの様に剣を交えながら動き回り、極めつけは宮藤さんの炎の兵の突撃とそれを迎撃しつくさんとする兵藤さんの津波!
ツカサ以外の人達から赤いエフェクトが舞い、その乱戦の中をただ無言で歩く。私の耳なら聞こえる貴賓席やテレビクルーの息を呑む音が。当然だろうR・U・Rの正式名称は伊達じゃない。本当に知らない人が見ればそこに実像があると思ってしまうリアルさ。一気に会場が明るくなり、映し出された会場、武道館の中心には唯一人ツカサが佇む。
そして、その場でグルリと辺りを見回しいつの間にか取り出した緩々とキセルを・・・、プカリ。こんな演出あったかなぁ?私は知らないけど、何か変更があった?早着替えはするって言ってたけど・・・。
「白日の元に晒そうかしら?アナタ達が知りたいモノを。アナタ達が視たいモノを。そして、アナタ達が打ち倒すべきモノを・・・。クスクスクスクス・・・、さぁ、お出でなさい?あの日この国で、あの日あの砂漠で視たモノを魅せてあげる!」
(千代田さん!これマジですか!マジですかコレ!)
(・・・、原稿がつまらなかったのでしょう・・・。)
千代田さんが露骨に目を逸らしたぁ!絶対ヤバイ奴!何であがり症なのにこんな時だけ目茶苦茶張り切るの!?本物よりまだディテールは甘い。バイト・・・、秋葉原での再現をされた時よりもまだ怖くない。でも、それでも!中層12体、下層1体のモンスターを再現してしまった!
怯える人の息遣いが!伝う冷や汗が!跳ね上がる心音が!恐怖を示す身体から流れる音が会場から聞こえだす。このままではまずい、そう思うさなか全てのモンスターをキセルのたった一振りで消し飛ばしてしまった。たったそれだけ、それだけで恐怖が和らぎ、その隙を突くようにツカサの声がスルリと頭に入ってくる・・・。
「あらあら?あの程度!のゴミに怯える程度の闘争心しか!持てないのかしら?スタンピードの対処方法は示した、職の使い方や至る方法ももう直き文章ができる。それを待つの・・・?イメージなさい!多様性を、自身の出た職に対して自身がどう向き合うかを考えなさい!
今回の選出戦、コレだけ目があるのなら、そこから知り発展させて、私の所まで上がってきなさい?アナタの職はなんですか?私の職はEXTRA職『賢者』!特別特定害獣対策本部 本部長 クロエ=ファーストが!ここに大会の開会を宣言するわ!さぁ!オイタをせず、心ゆくまで楽しみましょう?」
拍手はな・・・、い?いや、あれは確かジョンさん?エマの独占記者として来たと言う金髪碧眼のイケメン。その人がカメラの横に立ち割れんばかりの拍手を送り、それに呼応するように拍手の渦が広がっていく。それに満足するかのように再度全周囲のカメラを見て、しっかりとした足取りで会場を後にする。この後は再度機器点検が行われて選出戦が始まる。それまでの間は年明けにやったツカサと赤峰さんの模擬戦が武道館中央に再現データとして流される。もちろん、下に何分の1速度再生のテロップを入れて。
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控室
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「丿ォーォォォォ・・・!丿ォーォォォォ・・・!!」
ヤバい!恥ずい!転げ回ってそのまま転がってどっかへ行きたい!噛んでないよな?いや、それより変じゃなかったよな!?大丈夫?大丈夫!二重人格ではないので記憶は繋がっている。あくまでそれを被って演じるだけ。そう、演じているから別の自分なのであって、それが終わればフィードバックはある。
それが今の現状。顔から火が出そう。寧ろ、イメージしたら魔法が出来て顔面ファイヤーしそう・・・。やっちまったなぁ!やっちまったよ!ただまぁ、話して悪い事は話していないし、職を明かすのは多分このタイミングじゃないと延々と詮索されっぱなしだろう。一応、松田とも話して明かす事は了承済みだし、挨拶を宣言内に盛り込むのも原稿に有ったので間違いない。
「え〜と、落差ありすぎません?」
「落差しかない。いや、過ぎた事だ。開会宣言が終わったなら後は実況席に座るだけ・・・。落ち着いてきたらタバコが旨い。」
「その割にはまだ手が震えていますよ。再現演出をするとは聞いていましたが、モンスターを再現されてよろしかったんですか?これから先、奥に行く度に再現依頼があるかもしれませんが?」
「それくらいならいいですよ。別に疲れる訳でもないし、ビデオで撮って提出くらいでしょう?それよりも、千代田さん・・・。私やらかしてないですよね?」
「原稿をほぼアドリブで乗り切っていましたが、内容は概ね一緒なので大丈夫でしょう。ただ、煽り耐性の少ない方にはかなりクルものがありましたが。まぁ、それは他国の問題なのでいいです。若干、モンスター再現中、子供が怖いと泣き出したと苦情があった程度でしょうか?」
「ん〜、子供を怖がらせるのは本意ではないんですが・・・。そう言えば今朝はすいません。何故か全ての時計が30分遅れてたんですよね・・・。」
懐かしのソニータイマーを疑おうにも疑えない。いや、疑うも何も人為的なモノだろう。すべての時計が同一日時に同一時間ズレる・・・。ハハッ、ばっかじゃないの!?可能性が0とは言わない。しかし、その確率は少なくとも隕石が当たるよりも少ない。くっそ~、ご丁寧に全部きっかり30分とか挑戦状としか受け取れないじゃないか!スルーする予定だけどさ!
「今日・・・。いえ、今からホテルの部屋に入らせていただきます。ルームクリーニングに紛れて盗聴器等の捜索を行います。勿論職員は全員女性です、よろしいですね?」
「ふむ・・・。夜まで待ちましょう。仮に盗聴範囲が100m、外国産は知りませんが、その程度だと仮定するなら仕掛けられたかどうかを教えてください。エマにお願いして追ってもらいましょう。」
盗聴器ねぇ・・・。あると分かれば背筋が寒くなるが、ここ最近住人が全員別行動していたので重要な話はしていないし、仮にしたとしてもインナー何枚くらい売る?や、武道館の演出派手じゃない?とかである。ん〜、聞かれて困る話・・・、俺が司と呼ばれたりお父さんと呼ばれたりした事とか?いや、戸籍は既にイジられた。なら、その2つは不味くはない。盗聴ではなく盗撮だとしたら?疑う筆頭は青山だが、アイツは少なくとも嫌といえば引き下がりはするし、本人に寄ってくるのであって写真くれとは言われた事がなかった気がする。
「そろそろ開始時間で〜す。スタンバイお願いしまーす。」
「はーい。行きましょうクロエ。」
「はいはい。千代田さん、そちらで処理出来るならお願いします。無理そうならこちらでやります。仮に盗撮でビデオやカメラで娘の裸を撮っていたなら・・・、ちょっとゲートの中に連れていきます。」
「・・・、そこならとやかく言えませんので私からは、仕掛けられていたなら仕掛けた人に『何故無事で済むと思った?』そう問いたいですね。では、実況中は特に指示がない限り自由に話して下さい。」
「ええ、こっちよりも選出戦見て欲しいので最悪仮面付けときます。」
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実況席
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「さぁーー!!!いよいよ始まりました選出戦!!実況は硬い!ひたすら硬い!中位:歌人 望田 香織とぉ!!」
「テンション:並、容姿:良。こっち見んな!のクロエです。既婚者子持ちなので求婚はすべて拒否しまーす。実際、選出戦の放映権を高い金出して買ったんでそちらを撮ってくださーい。私は視聴率を集める誘蛾灯ではないでーす。」
「さて、一回戦ですが山岳地形バトルロイヤル!ゲート内の地形を再現して行いますが、見所はどこだと考えます!?」
「んー、各職に就く人は事前に地形を見て配置を決めてスタートします。なので裏をかく、潜伏する。漁夫の利を狙う等々個人の技能と戦闘距離が物を言います。バトルロイヤルは多数のモンスターとの戦闘をイメージしていますんで、全員敵。慈悲なく叩き潰してくださーい。」
個人としての技量ははっきり言って行った階層である程度わかる。そりゃあ、逃げ隠れが得意な人の方が先に行ける可能性もあるし、逆に見合わない階層に迷い込んでお陀仏もある。ただ、一つ言えるのは次にいった瞬間の襲撃にどれだけ対応出来て、どれだけ迅速に処理できるのか?そんな所がやはりポイントとなるだろう。
「ご意見ありがとうございます!それでは〜・・・一回戦開始でーーーーす!!!!!」




