閑話　防衛省グループLINE　37 挿絵あり

井口：これより会議を始める。点呼！尚、敬称は不要。

夏目：1

清水：2

小田：3

夏目：最後尾異常なし！

小田：お疲れ様です、不言実行ですね。

清水：全員生き残って至ったな

井口：その結果別班首になったけどね

夏目：仕方ないさ、なんたって本部長だからな

小田：最後尾が言いおる。まぁ、警察組も似たような

　　　ものみたいですけどね

清水：夏目に教育をすべて押し付ける私の計画がぁ・・・

　　　

井口：私もその計画だったのにぃ

夏目：女性ならいくらでもウェルカムだが？

小田：真面目な話、独り立ちしたら色々大変そうですよね

井口：その辺りは連携取るしかないなぁ。

　　　少なくとも命がけだった分、絆は固い。

清水：場面場面で色んな人に背中を預けたからな。

　　　その分預けられもしたが

夏目：誰も脱落しなかったのは僥倖だな

小田：はぁ～、教育プランある人います？

清水：外遊で色々見たからそれを元にするかな。

　　　ゲスい奴は叩き潰す

夏目：女性なら手取り足取り、男は根性でどうにかしろ

井口：魔法のノウハウは無いからある人だより・・・

小田：魔法は問題ですよね・・・、兵藤隊長を招集しよう

清水：近場に入ればいいけどなぁ

夏目：取り敢えず、みんなどこ行くかだな

井口：激戦の九州かなぁ。倍率ががが・・・

清水：東京居残りかな？特に希望はないから空いた所でいい

夏目：九州がいいけど、駄目なら四国のどっか

小田：出島並みに文明開化しそうですね・・・

井口：そういう小田は？

小田：北海道か沖縄、寒いか暑いか振り切れた所が良いですね

　　　話では副長つくんで、広い所なら仕事が分散できる

　　　何なら、出場者に早めにツバ付けて連れて行く

清水：人員環境問題か、選出戦はある意味スカウト場だな

夏目：どこかに私達が会える密会場所を作りたいな

井口：行ってないけどアソコは？

清水：アソコ？

小田：アソコと言うと、セーフスペース内駐屯地ですか？

夏目：む、集まれるのか？

井口：検証結果では馬ならどうにか連れて行って貰えるらしい

清水：距離と時間の問題が・・・、検証資料ある？

小田：一応、地続きみたいですよ？

　　　周り見ていると、心が持っていかれそうらしいですけど

夏目：それは大丈夫なのか？

井口：今の所みんな帰ってこれるみたいな？

小田：緊急移動手段ですね。

　　　外に出るのは入ったゲート付近に出るらしいですけど。

清水：そう考えると、海外の人達と会えるのも辻褄が合うのか？

井口：検証不十分。

　　　中で会う人は人種問わないのは結果としてあるだけ。

　　　あの馬の速度も分からないし、どこに行くかも分からない

夏目：閃いた！捕まえて女性のピンチに颯爽と現れる

　　　白馬の王子様プレイ！

小田：戦闘方法は妖怪ですけどね

清水：馬は3つ目で不気味だけどなあ

井口：暗がりから出てきたら化け物だぞ？

夏目：いいし！擬態してクロエになるし！

小田：まて！完成したのか！

清水：知られる前に一晩どうだ？

井口：クロエさんが知ったら面倒事全部押し付けそう・・・

夏目：フハハハ、それさえも本望よ！

　　　清水、今晩は空いてるぞ？

清水：まぁまて、画像を見てからだ。

夏目：　　

　　　どうだ！

小田：違う

井口：違和感有り、偽物

清水：謹んで辞退しよう

夏目：なっ！かなり精度向上したぞ！

小田：ん〜、なにか違うんですよね。表情とか？

清水：夏目は少なくとも後5000時間はポスターか写真集みろ

井口：進歩は認めるけど、バレるレベル

夏目：（´・ω・`）ションボリ　上を目指すか・・・

　　　そう言えば、写真集はもう見たか？

清水：その日すぐに舐め回すように見たが？

小田：見ないという選択肢が存在するんですか？

井口：大ちゃんを監視しながら見た。

夏目：そうか、あの写真集見ると凄い幸せな気分だよな

清水：見詰め返される気分は味わえるな。

　　　ポスターとは違った嬉しさだ

小田：遥様のセンスが光りますからね

井口：元男とかどうでも良くなった、そう言えば夏目

　　　ボツはどうした？

夏目：ネットに上げてリサーチ用にした

　　　損失は半端ないと思う

清水：部数リサーチか、流石に1000部だと死人が出る

小田：会場で『物売るってレベルじゃねぇぞ！』が炸裂しますね

井口：しかし、よく水着OKしたよな

清水：スク水だけは1回着て拒否したけどな

夏目：あの写真は欲しかった。誰か撮ってない？

小田：勘のいい人だからコチラの事も気付いてそうですけどね

　　　はいどうぞ

　　

清水：夏目言う事は？

夏目：な、何が違う！どうしてこうも違う！

井口：邪悪さがにじみ出たとか？

小田：妖力開放してるとか？

清水：一途かウェルカムかの違いだな

夏目：ぐぬぬ・・・、誰か手を出せなかったのか！

小田：ミッション失敗

清水：彼女は一途だった

井口：他のパイプで手一杯！

　　　そう言う夏目は連れ出してただろう？

夏目：あ〜、時間はあるから追々？

　　　それより怖い追跡者がストーカーにクラスチェンジしそう

清水：何やってるんだよ・・・

小田：本部長としての自覚をですね

井口：頼むからスキャンダル辞職1号になってくれるなよ？

夏目：いや、優しく抱きしめて温めただけだぞ？

清水：破廉恥な事はしていないと？

小田：純百合だったと？

井口：高ぶりを抑える発言はどうなんですかねぇ？

夏目：♪～（・ε・。）ヒューー

小田：首輪とかいりますか？

清水：その前に頭を改造しよう

井口：せめて、私が幸せになるまではまともでいろよ？

夏目：私は健全！いいね？それより井口の寿退社？

　　　だろ心配するなら

小田：流れが変わった！

清水：それはそれで確かに気になる

井口：惚気けまくって砂糖吐かせようか？

小田：( ´ཀ`)

清水：_(´ཀ`」 ∠)_　タ、タスケテ…

夏目：メディック！メディック！

井口：なんだよ！聞けよ！甘いぞぉ〜

　　　ベッコウ飴並みに甘いぞ

夏目：100%砂糖じゃないか、このスイーツめ！

清水：ま、まて夏目！中位のスィーパー同士の子供だぞ！

　　　いい研究材料になるとは思わんかね？

小田：成る程、サンプルケースと見れば・・・

夏目：女の子なら私が教育しよう！

井口：やらせるかバカ！そんな事したら縁切るぞ！

　　　大ちゃん暴れるぞ！

清水：やめよう

小田：やめましょう

夏目：筋肉ダルマはいらん。ジャングルで暴れてくれ

清水：しかし、任務が本気になるとは映画みたいだな

小田：割とマッチョ好きでした？

井口：あんな返答されたら誰でもOKするっての！

夏目：チョロインか？

井口：ち、チョロくねーし。大ちゃん格好いいし！

小田：ぞっこんじゃないですかやだー

清水：まぁ、育てたら人気は更に出たからな

井口：それより兵藤さんどうにかしろよ・・・

　　　なんか嫉妬に狂う修羅になってんだからさぁ

夏目：男は無理。ハーレム作りの敵だ！

小田：悪い人ではないんですけどね・・・

清水：強いて言うなら行動かな・・・

　　　クロエさんと飲みに行くなら、それ以外は色褪せるだろ

井口：それでもさ・・・、例えばエマさんを差し向けるとか？

夏目：(ヾノ・∀・`)ムリムリ　彼女は私と似たような匂いがする

　　　多分、男にはなびかんぞ？

小田：えっ？彼女も夏目側だと？

清水：生え抜きの軍人何だが・・・。

　　　話した印象では猪突猛進だったが・・・

夏目：同族は何となく分かる。望田もこちら側だぞ、多分。

井口：クロエさんの周りってヤバい人しかいない？

清水：彼女はウサギちゃんだった？

小田：紅いお目々に白い髪・・・、飼っていいかな？

夏目：帰ってこいマトモな小田。

　　　ツッコミ入れないとみんな死ぬぞ？

清水：飼うなら共同な！

井口：清水も戻ってこいよ〜

小田：帰りました。

　　　フォルダーでウサギ飼ってたので愛でてきました。

清水：同上、子供が見たらいけないからと

　　　ボツになったアレだな

井口：・・・初耳だが？

夏目：撮影は数日行われた、私達がいない日か！

小田：干支の写真を撮ろうと言って丸め込みました

清水：損害は私達も着た事だがな・・・

井口：何やってんだよ・・・

夏目：私は何故そのパラダイスにいないんだ？

　　　どうしてなんだ？

小田：クロエさんは割と、他の人が着ていたら着てくれますよ？

清水：逆におかしいと思ったらトコトン頑固だけどな

　　　納得するまでは絶対Yesを出さない

井口：で、戦果は？

夏目：出さないなら扉の隙間から忍び込む！

　　　スマホもデータを抜き取る！

清水：夏目が言うと洒落にらなん

小田：出来そう・・・、寧ろ出来るから怖い。

　　　何処かで諜報員のバイトとかしません？

夏目：えっ？嫌だけど？やるなら怪盗で心を盗みたい

　　　何なら今はスマホを盗む手段をシュミレーション

　　　しているが？

小田：ガチの犯罪予告は辞めてください

清水：しょうがない、恵んでやろう！

　　

井口：きわど！

夏目：よくぞ！よくぞ着せてくれた！

小田：実際、資金集めで煮詰まってたっていうのが

　　　大きいですね

清水：普段ならまず着なかっただろうな

井口：隙をついたか、あっぱれ。さて、残り1月少々

　　　色々あるだろうがみんな至ったんだ。

　　　有終の美を飾ろうじゃないか。若干1名不安は残るが

　　　今回の会談はこれで終了