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リアルで女声で無口な僕が幻想美少女に!?~美少女Vチューバー達にヴァーチャルワールドでは愛されて困っているボクのゲーム実況録~  作者: 鮎咲亜沙
第4章 あらたなる伝説へ⋯⋯

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#084 アリスの冒険世界 3日目その2 強敵! ダークナイト出陣!

 レベルアップも完了してボクたちはついに、ミランダ姫救出に向かう事になった。


 ⋯⋯その前に。


「宿に泊まって全回復しとかないと」


 [今は宿泊できません、休憩でもよろしいですか?]


「やっぱり日数経過が無いみたいだね」

「よかったわ」


 最悪日数経過でお姫様がバットエンドとかあり得るからな、このゲームは。

 説明書ではプレイヤーの選択次第でイベントが起こったり起こらなかったりするらしいから。


 [姫をさらったモンスターは北へ向かった!]

 [北にはモンスターの巣がある、駆け出しじゃ死にに行くようなもんだ]


 といった情報を街で得た。


「北か」

「行きましょうみんな!」

「それじゃあ、お姫様救出に!」

「イクゾー!」


 こうしてボクたちの遠征が始まったのだった。


 道中出てくるモンスターとの戦いは可能な限りさけて、みんなのHPとMPを温存した。

 そして到着した北の森にはこれまで戦ってきたスライムやゴブリンといったモンスターが多く配置されている。


 それらと時に戦い、時に戦いを避けて、ダンジョン最深部へと行くのだった。


「ここかな?」

「たぶんね」


 ダンジョン最深部にそれっぽい広場があってモンスターの大群が居た。


「まずはザコ掃除からかな?」

「それなら私の出番ね」


 ここに来る直前のルーミアは集団攻撃魔法の『フレイム・ブレス』を習得している。

 ザコ掃除ならルーミアの出番だ!


 ボクたちは装備やアイテムのチェックを終えて⋯⋯突撃した!


 [む⋯⋯なにやつ?]


「あ、イベントが始まった!?」

「いきなり戦闘じゃなさそうね」


 [ほう⋯⋯貴様らミランダ姫を助けにきた冒険者といったところだな、ちょうど迎えを待つ間の暇つぶしが欲しかったところだ、相手してやろう!]


 そしてボス戦のBGMが鳴り響く!


「バトル2じゃない!?」

「え? この人強いの?」

「専用曲だし、ただの中ボスじゃないのかコイツ!?」

「そのようね」


 少なくともリーダーゴブリンとは比べ物にならないプレッシャーだった。


 [ダークナイトがあらわれた!]

 [ゴブリンコマンダー×4あらわれた!]

 [ゴブリン×12があらわれた!]


「うへっ!? 数多い!」

「とにかく数を減らさないと!」

「あなたの出番よルーミア!」

「うん、任せて!」


 こうして戦闘が始まった!


 最初に動いたのはみどりんだ。

 この初めの行動がその後の流れを決定する!


「みどりん!」

「わかっているわよ! 『ラピッド』!」


 みどりんの選択した魔法は味方一人の素早さを上げるものだった。

 その対象は⋯⋯ルーミアだった。


 そしてその効果はすぐに発揮される!

 ルーミアのターンゲージの速度が一気に上昇してシオンを追い越した!


「来た! 私のターン。 『フレイム・ブレス』!」


 その集団魔法はゴブリン3体を焼き殺した!


「私はコマンダーを狙う!」


 シオンの鋼の剣がゴブリンコマンダーに迫る!

 一撃必殺! シオンの剣はゴブリンコマンダーをやっつけた!


「さすがレベル14!」

「どんなもんだい!」


 しかし、まだまだ敵の数は多い!


 次のボクのターンは重要だった。

 ⋯⋯ボクの銃だとゴブリンなら倒せるだろう。

 しかしたいして意味が無い、1体くらい減らしても。


 だからボクは最前線に躍り出て両手に盾を装備して『防御』した。


「来い、お前たち!」


 ボクのダメージはゴブリンたちからは『2』で、コマンダーからは『5』だった。

 そしてボスのダークナイトからは⋯⋯『12』だ!


「よし! 損害軽微! 行ける!」


 ボクの防御力はレベル8になった時にこの両手盾込みでシオンを越えたのだ!


 そのシオンにもザコゴブリンの攻撃が3回くらい行ってしまったが、たいしたダメージではない!

 このファーストターンはまずまずといったところだな。


 第2ターン!


 最速で動いたのは速度バフのかかったルーミアだ!


 ルーミアは前のターンと同じ魔法でゴブリンのグループの1つを焼き払う。


 その次のみどりんの行動はボクに対するバフだった。


「アリスに『プロテクト』!」


 よし! これで防御しなくてもダメージが減る!


 そのあとシオンが2体目のゴブリンコマンダーを倒す!


 そしてボクのターンだ!


「『ヒール』」


 ボクのHPが回復した。


「あれ? この回復量は?」


 いちおう全回復はしたんだけど、想定した回復量にはならなかった。

 だいたい80くらい回復すると思っていたのに『55』という回復量だった?

 心当たりはあるけど今は検証している場合ではないので後回しだな。


 実際このあとはどんどんボスの取り巻きが減っていき、ボクの受ける総ダメージ量がヒールの回復力を下回ることは無かったので。


 その後シオンの剣とルーミアの魔法で敵の取り巻きは全滅した。

 あとは総大将のダークナイトのみである!


 [ふっ⋯⋯なかなかやるな! 少し本気を出すか!]


 そしてダークナイトは剣を抜いたのだった!?


「そういやコイツ今まで素手で!?」

「ヤバいかも!」


 ボクたちに一気に緊張感が広がる!

 そのダークナイトの斬撃は⋯⋯ルーミアに向かった!?


「ルーミア!」

「いやあ──っ!」


 その必殺剣の土埃の演出が消えてルーミアは⋯⋯生きていた!


「ダメージ『89』!?」


 いちおうルーミアにも『プロテクト』はかかっている。

 しかも種族的に耐久値の高いルーミアに遠距離で、このダメージを叩き出すあの衝撃波は脅威だった!


「プロテクトが無ければ即死だったかもね」

「ありがとう、みどりんさん!」

「そんなことよりルーミアは次『防御』ね!」


 そのみどりんの指示は正しい、なにせルーミアのHPの約3分の2を削ったんだから⋯⋯。

 つぎ無防備にもらったら死ぬかもしれない。


 そしてやっとめぐって来たボクのターンでルーミアへの『ヒール』をかける。


 ⋯⋯盾を片方外して。

 すると『86』という回復量だった。


「やっぱりか⋯⋯」

「装備干渉?」

「みたいですね」


 古のゲーマーであるみどりんにはボクのこの実験の意味がすぐに理解できたようだった。

 要するにこのゲームでは『鉄の盾』をボクが装備したらその分だけ『ヒール』の回復量が減るのだった。


 このゲームではターンが来た時に『両手の装備』だけなら自由に付け替えが可能だ。

 だからここからは盾を装備したり外したりと判断が必要になる!


 しかし盾を外してヒールした場合は次のターンまでボク自身の防御力が下がっているしリスキーだ。


「それでもボクはルーミアを守って見せる!」


 そこからの攻防はシオンの攻撃がメインとなる。

 ルーミアは防御したりいろんな属性魔法を試したりしている。

 みどりんは全員に2回目のプロテクトを入れている。


「よし! これで安定する!」


 そう思った時だった!


 [やるな貴様ら⋯⋯見せてやろう我が奥義を!]


「なっ!?」


 [ダークスラッシャー!]


 その攻撃は⋯⋯全体攻撃だった!


 防御力の高いボクやシオンは60くらいのダメージだった。

 でも防御力の低いルーミアやみどりんは⋯⋯100近いダメージだ!


「ルーミア―!」

「大丈夫! まだ生きている!」


 思わぬ強敵ダークナイト。

 そして半壊状態の我がパーティー。


 ⋯⋯どうする!

お読みいただき、ありがとうございます。

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