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リアルで女声で無口な僕が幻想美少女に!?~美少女Vチューバー達にヴァーチャルワールドでは愛されて困っているボクのゲーム実況録~  作者: 鮎咲亜沙
第9章 リアルの家族たち

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#226 シオンのコラボ配信!

 ピ♪ ピ♪ ピ♪ ポーン♪

 19時になった、さあ始まる配信の時間だ!


「くくく⋯⋯こんばんは、もしくはおはよう 諸君。 本日も吾輩のチャンネルにようこそ⋯⋯」


 そういつもの通り始めだけは威厳たっぷりなシオンの挨拶から配信は始まった。


【こんばんは】

【こんばんはー!】

【おはようw】


「やっほー諸君たち! 本日はゲストを招いての、この前行ってきた旅の思い出配信だよー」


 そうなのだ。

 今日のシオンのチャンネルでの配信テーマは先日このメンバーで行ってきた旅行の土産話配信なのである。


 そしてそのメンバーとは!


「えーゲストじゃなくて、もうすっかりレギュラーなアリスです」


【いつものアリスだなwww】

【アリスはしょっちゅうコラボしてるし】

【ゲストなのかw】


 まあボクの事はいい。


「こんばんにゃー! みんな! ルーミアだにゃ~」


【アリスの嫁きたw】

【ついにアリスの浮気現場に飼い主降臨www】


 ボボボ⋯⋯ボクの嫁じゃないよ!?

 でもまあ⋯⋯ルーミアに飼われるのならいいかも!


「こんばんはみなさん! 今日も元気な正義の味方、マスクド・ブルーベル! ただいま参上です!」


【おーブルべちゃんきた!】

【ブルーベルのコラボめっちゃ珍しいw】

【いつもぼっちのヒーローがついにお呼ばれ⋯⋯うう】


「誰がぼっちですか!? 孤高と呼びなさい!」


【サーセン】

【ごめんなさい】

【友達できてよかったね姫殿下!】


「謝れて偉いです」

「ねえでんかー、ここーって何?」


【www】

【ネーベルちゃんは小卒だからwww】


「小卒じゃないもん! 中学までは卒業したもん!」

「おちつけシオン!」


 こうして賑やかな出だしで配信は始まった。




「えー、本日はこのメンバーでこの前行った旅行の思い出を語ろうという企画です」


【4人だけで?】


「正確にはボクの姉さんやエイミィさんと、ボクとブルーベルのママであるオシロン先生も一緒だったんだけど⋯⋯」

「その年長組とは現地ではほとんど別行動だったので、そっちの事はマロンさんが今そっちのチャンネルで報告しているはずです」


 この同時刻にマロンのチャンネルにて当時の大麻雀大会の激闘が配信されているはずだった。


【年長組www】

【こいつら若い子アピールかよw】


「あっちはお酒飲むけど、こっちのグループはお酒飲まないので自然と別行動になったんですよねー」


 そうボクがテキトーにフェイクを入れつつ誤魔化すのだった。


【この4人はお酒飲まないのか?】

【たしか骨髄バンク登録できない年齢のはずアリスは】

【つまりアリスはロリwww】


「ボクはロリじゃありません胸が無いだけです」


 このままだといつまでも話が進まないので話を進めることにした。


「えー、事前に吾輩たちのツイッターでどんな旅の思い出を話して欲しいのかという議題を摩訶論で募集しました」


 この『摩訶論(マカロン)』とはインターネット上で様々なアンケートなどを取ったりできるツイッター機能である。

 どんな議題でも摩訶不思議に論じよう⋯⋯とかそんな意味で名づけられたらしい。


「まずはたくさんの応募ありがとう! でも全部はここでは答えきれないので1人1問回答するということで勘弁してくれ!」


「そのほかの質問には後ほど返信を書き込んでおきますね」

「なおすでに質問は打ち切られています」

「たくさんの質問ありがとうございました!」


 こうしてボク達は1人づつ質問に答えるのだった。


「まずはトップバッターはこの吾輩! ネーベル・ラ・グリム・紫音であるぞ!」


 そうシオンが質問を選ぶ。


「ええと⋯⋯? 『誰の水着がエロかったですか?』だって」


【www】

【誰だよこの質問w】

【俺だ!】

【ワイや】

【私です】

【僕です】

【お前らwwwww】


 いちおうボク達は旅の間は細かくツイッターで状況報告はしていたからリスナーは全員ボク達が海で遊んだことも知っている。


「エロい水着はルーちゃんだよね!」

「うん」

「たしかに大胆でしたね!」

「バラすにゃ~~!?」


 まあ胸の大きいシオンやブルーベルのレアな生足とかのエロさもあったけど⋯⋯水着自体は普通のだったし。

 ルーミアの水着だけなんか反則級にエロかったのは間違いない。


【アリスよかったなw】


「うん」

「うー恥ずかしー!」


【どんな水着だよ?】


「なんか背中が開いてよく見える謎水着だった」

「うきゃ~~~~! 言うなあ~~!」


【www】


 こうしてルーミアの絶叫が響く中配信は進行した。




「えー、ルーミアはまだ立ち直れないみたいなので次はボクですね。 ⋯⋯何かな?」


 ランダムに質問が選ばれるが⋯⋯やっぱり多い質問ほど選ばれる可能性は高い。


「はい質問は⋯⋯『なんでブルースフィア島だったの?』ですか?」


 えっと⋯⋯どこまで言っていいのだろうか?


「誘ったのは私なんですよ。 私の地元なので」


 そうあっさりとブルーベルが回答する。

 ⋯⋯あのこれボクへの質問なんだけど。


「そうなんです。 ブルーベル姉さんと知り合ったのがこの夏休みで、それで仲良くなったので招待してもらったんですよね。 なのでブルースフィア島がドラファンの聖地だとはその時はボクまだ知らなくて驚きました」


 そう素直な気持ちを回答する。


【どんな印象だった?】


「そうですね⋯⋯ドラファン知ってる人だと全員「あーここゲームの世界だ」とわかるくらいの島でしたね」


【マジでそんな感じの島だよなあそこ】


「行った事あるリスナーさんも居るんですね」


【おう!】

【行ったことある】

【ワイまだ】

【お勧めやぞドラファンのユーザーなら】


「そうです! 素晴らしい観光地なのです! なので行った事のない皆様もぜひ来てくださいね!」


【ブルーベルの地元愛が強すぎるwww】

【必死で草www】

【なぜそこまでするのか?】

【地元愛はシルファも見習えwww】


 まあブルーベルの地元というよりは領地だからな、あそこは。


 ちなみに、この前再デビューした静岡出身で静岡在中のVチューバーであるシルファ先輩はかたくなに静岡に住んでいることを認めないので有名だったりする。

 なんか『静岡=田舎』というイメージが嫌いなんだ⋯⋯というキャラを演じているが、実家を特定されて迷惑かけたくないのが真相だろう⋯⋯たぶん。


 そんなシルファさんの設定は『妖精の国・サイレントヒル』に住んでいる妖精のお医者さんである。

 やっぱり『サイレントヒル(しずおか)』じゃないかとリスナーには言われている。


 そんなシルファは静岡(じもと)にツンデレという謎なキャラが定着してリスナーに愛されているようで何よりである。


「ロボなボクも、猫耳なルーミアも、引きこもり吸血鬼のシオンが居てもおかしくない⋯⋯そんな島でしたね」


 そうしみじみとボクはその島の印象を語る。


「あのアリス⋯⋯正義の味方は?」


「⋯⋯ブルーベルはもっと摩天楼なイメージなんだよね」

「そんなあ~!?」


 そんなプロレスをしつつこの質問は終わった。




「次は私だにゃ~」


【あ⋯⋯復活した】

【エロい猫だw】


「やかましい! エロくないもん! ルーミアはエロくないよねアリス!」

「⋯⋯眩しかったです、ルーミアのうなじは」


【www】

【よかったなルーミアw】


 バンッ! バンッ!

 と⋯⋯台を叩くルーミアだった。


「ちょっとルーちゃん!? 吾輩のキーボードがあああっ!」

「質問はこれだ!」


 シオンの絶叫を無視してルーミアは質問を選んだ。


「えっと⋯⋯『アリスってホントに胸無かったの?』だって」


 ⋯⋯そんな質問するなよな!


 これは未だにボクのアリスというキャラがキャラ付けだけで貧乳キャラを演じていると思われているからだろうか?


 ボクのママのオシロン先生は「声から胸の揺れる音が聞こえるのよ」とか言える人だしなあ。

 ⋯⋯もしやボクの声からは分厚い大胸筋を感じるリスナーが居るのかも?


「⋯⋯アリスは現地では『おへその見える水着』で「どうかな? ボクの腹筋は⋯⋯」とか見せつけてくるアピールが面白かったです」


「ルーミア!?」


【ワロタwww】

【なにやってんだアリスw】

【胸の谷間が無いから腹筋の割れ目でアピールwww】

【え? ほんとに腹筋バキバキなのアリス?】


「いやぜんぜん」

「努力はしてるんだよ!」


「アリスは筋肉つきにくい体質なのかもしれないわね」

「でもトレーニングはいいですよ! 筋肉は裏切りませんから」

「筋肉バキバキになったアーちゃんとか⋯⋯ウケる!」


【貧乳の人って豊胸から筋トレにハマる人多いからなw】


「そうなの!? でもボクはちがうよ!」


 こうして配信はどんどん島での話題から脱線していくのであった⋯⋯。

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