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ユニーク賢者物語外伝 〜青き戦鬼の章〜  作者: ハヤテ
第7章 「邪神」との対決

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第136話 動き出した者達

 お待たせしました、外伝新章の開幕です。


 水音達がフロントラルで雪村春風と再会し、「真実」を聞いていた丁度その頃。


 そのフロントラルから遠く離れたとある場所。


 人気もないそこには大きな洞窟があり、その洞窟の奥で、


 「……ふっふっふ、漸く()()が整ったぜ」


 と、1つの存在が笑いながらそう言うと、


 「さてと、そろそろ動くとするか」


 と、スタスタと洞窟を出て行った。


 それから間もなくして、


 「何!? 『邪神の眷属』に動きがあっただと!?」


 「はい! それも、複数の目撃情報がありました!」


 と、ルーセンティア王国国王ウィルフレッドが、目の前にいる騎士からそう報告を受けた。


 その報告に、ウィルフレッドだけでなく王妃マーガレットや第1王女クラリッサ、五神教会教主ジェフリー、そして爽子ら「勇者」達が、ショックでタラリと汗を流す中、ウィルフレッドが騎士に「報告を続けてくれ」と命令すると、


 「は、はい! 目撃情報をもとに調べた結果、各地にいる邪神の眷属達は、とある場所を目指して進んでいる事がわかりました!」


 と、騎士はそう報告を続けたので、ウィルフレッドが「そのある場所とは?」と尋ねると、


 「そ、それは……中立都市、フロントラルです!」


 と、騎士はウィルフレッドを見てハッキリとそう答えた。


 それと同時刻。


 水音達がお世話になっていたストロザイア帝国でも、


 「……ソイツはマジな話なのか?」


 「は! もう一度報告しますが、邪神の眷属達は皆、中立都市フロントラルに向かっているとの事です!」


 と、皇帝であるヴィンセントも、目の前にいる自国の騎士からそう報告を受けていた。


 騎士からの報告に、ヴィンセントが「マジか……」と呟きながら手で顔を覆うと、


 「父様」


 と、ヴィンセントの娘である第2皇女のエレクトラが声をかけてきたので、


 「ん? どうしたエレン?」


 と、ヴィンセントがエレクトラをニックネームで呼びながらそう返事すると、


 「ここは私に任せて、父様は行ってください」


 と、エレクトラは真剣な表情でそう言ってきた。


 その言葉を聞いて、


 「……良いのか? お前だって、水音に会いたいんじゃないのか?」


 と、ヴィンセントがそう尋ねると、


 「大丈夫です。あいつも、祈も、ちゃんとここに戻ってきますから」


 と、エレクトラは真剣な表情を崩さずにそう答え、更に、


 「それに……」


 「?」


 「父様、早く会いたいでしょう? 雪村春風に」


 と、今度はエレクトラがヴィンセントに向かって、ニコッと笑いながらそう尋ねてきたので、それを聞いたヴィンセントは一瞬ポカンとすると、


 「……はは、そうだな」


 と、そう答えてスッと玉座から立ち上がり、


 「よっしゃ! すぐに魔導飛空船の準備だ! ソイツが済み次第、俺もフロントラルに向かうぞ!」


 と、騎士に向かってそう命令した。


 さて、こうして2つの「大国」の主のもとに報告が来た、丁度その頃。


 見渡す限りの真っ暗な闇の中で、


 「……ついに、『奴』が動き出したようだな」


 「へ! そうみてぇだな!」


 「まったく、大人しくしていればいいものを!」


 「ちょ、ちょっと、2人とも……」


 「落ち着いて落ち着いてぇ……」


 と、5人の男女がそう話し合っていた。


 そして、その中の1人である長い銀髪の青年が、


 「……よし、では我々も念の為に準備するぞ」


 と、残りの4人に向かってそう言うと、


 「おうよ!」


 「わかったわ」


 「うん」


 「オッケー」


 と、4人もそう返事して、長い銀髪の青年と共にスッとその場から消えた。


 

 どうも、ハヤテです。


 という訳で、今日から本編の第2部最終章にあたる、外伝新章の始まりとなります。



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