ワールドクロックハーツレーダー
場所、エレメンタルワールドの世界の中心地に存在している惑星。
彼の地~星空の境界線~
◆ワールドクロックハーツレーダー◆
・西暦1991年04月16日 彼の地~星空の境界線~
・西暦2021年01月17日 平塚 自宅
・西暦1970年05月14日 高崎 神社
・西暦2011年04月16日 渋谷 スクランブル交差点
・西暦2035年07月03日 平塚 VR世界の中
・勇者歴100年07月01日 電脳都市ライデン
将護三ツ矢は、やっと安心できた。
「た、助かった。……【この時計】が無かったら、今頃あっちこっちに心が移動してたぞ……」
凪ノ唄夜鈴は呆れたように一応確認する。
「これさ、一応【全部が今】の時間を正確に刻んでるのよね?」
明浄みことは補足するように言う。
「そう、地球の日本とアメリカじゃ時差が存在するように。惑星や。時空や重力。磁場によって。心があっちこっちに飛んじゃうから、コレで測れば今居る『時間と場所』をイチイチ移動しなくて済むってことよ」
湘南桃花が申し訳なさそうに言う。
「なんか、私のせいですまねえ……」
夜鈴は「しょうがないわよ」という体で言う。
「遅かれ速かれ、なってた事象だわ。その最初が桃花だったってだけ。気にしなくていい」
「ごめん、これ以上は時間を戻れない。1991年なんて私4歳だもん。物理的な記憶の復元なんて無理」
三ツ矢も励ます。
「むしろよく覚えてたよ4歳の頃の記憶なんて。それこそ奇跡だ」
で、本題はここからだ。
凪ノ唄夜鈴が怒鳴る。
「で! 何でこんな所に居るのよ! リスク! じゃなかった今は浮遊戦空か」
そこには4歳と10歳と12歳の浮遊戦空がいた。3人居た。
「「「うちだってわかんねえよ」」」
「とりあえず12歳の戦空だけになって。気合で」
「わかった、うおおおおおおおお!!」
ピカ ドン
心と体が気合で元に戻った。
「うし、12歳のうちに戻った! で? 何処に冒険する?」
三ツ矢が桃花に一応確認をする。
「桃花、最長でどれぐらい過去に戻れる?」
「いや、未来の話しようよ!? えーっと判定がどうなってるか知らないけど。『七人の侍』を『ビデオカセット』で視たから今があるわけで。『受け継いでる』って意味では~。【西暦1954年4月26日】前後かな」
「物理的に?」
「物理的に。【その間に感謝されたのは】そういうことで~……、て~。それ君たち『四重奏』には関係ないでしょ??」
「一応な、念のために聞いておいた」
夜鈴が聞く。
「それが限界?」
「『生きものの記録』は、1955年前後。まあ~……モノクロ映画はこの二つしかまともに観てないよ……あとはリメイク版だけ、ほぼカラー『羅生門』はその内に観たいな~とは思ったよ? 本物の弓矢を飛ばしたんだって! すごいよね~」
「てことは物理的な移動はそれが限界か」
「でもゴジラとかル〇ン三世とか……あー! 昔話やめやめ! この辺にしとこう!」
「そうだな、ハーツレーダーがそっち行っちまう」
そんな感じで、上下の水面下に浮かび上がる自分達を見つめながら。
その場で他愛ない? 話は続いた……。




