─88─扉の先の協力者
こんにちは!本久禅です!
この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!
そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!
では本編どうぞ!
「モンスターのお前が、人間の俺らと共闘って一体どういうことだ? 」
「そうでござるよ!従えるのであればいざ知れず、共闘だなんて聞いたことも見た事もないでござる! 」
「まぁまぁ汝ら、1度落ち着け。説明するから」
「しっかり説明してね~」
「我は、古よりこのダンジョンに住んでいた。それはさらに前、私を従える力を持つ猛者によって命令されたことだ。我はその命令を、奴の死後もずっと守り続けている。しかし、今しがたその均衡が崩されようとしているのだ」
「その原因ってのはなんだ? 」
「あぁ。ズバリ言うとドラゴンだ。彼奴は私がこれまで何百年もの間寝床としてきた神聖な地を我から力ずくで奪い取り住み着いてしまった」
「そのドラゴンとか言うやつ、俺らの先生……知り合いが倒したんじゃないか? 」
「あぁ!あの先日来た馬鹿げた強さの怪物集団か!彼奴ら『運が良ければ我らの生徒がここまで足を運び、そのままドラゴンでもサクッと倒してくれるだろ?俺らはその下見なんだ!邪魔すんな! 』と、このキマイラ様に横暴な発言をしていたが、その真意がようやく見えた!汝らがその『生徒』とか言うやつなのだな? 」
「まぁ一応そうでござるが」
「であれば話は早い!さぁ!我と共闘し、あの生意気な若造ドラゴンをサクッと倒しに行こうではないか! 」
「ちょ、ちょっと待って!私達、見ての通りパーティーだから1人の意見で動けないの!相談してみるわ。少しだけ時間を頂戴? 」
「よかろう。では存分に話し合うがいい」
「でどうすんだ? 」
「私はありだと思うな~! 」
そう、真っ先に賛成の色を滲ませたのは意外にもマーシィだった。
「全部を鵜呑みにしたわけじゃないけど、概ね言ってることに変なところはなかったし、ましてやあれだけ強い仲間が加わると考えると心強くない? 」
確かに……。思わず大きく首を振ってしまうほどに納得出来る論説だった。
「それもそうでござるね。拙者の剣を軽々と払いのけられたあの時の感覚……今立に残っているでござる。敵と考えれば脅威であるが、味方となれば心強いことこの上ないでござろう! 」
「それもそうだな!いいおもちゃにもなりそうだし……」
き、キルダーニだけ選択の理由が不純すぎる気が……。
「ま、まぁとりあえず満場一致で共闘を受け入れるいい? 」
「おー! 」
話し合いの結果をキマイラに報告しに行く。
「おぉ!そうか!共闘を受け入れてくれるか! 」
キマイラの顔がパァと華やいだ。
こうして、前代未聞の途中参加がモンスターの凸凹パーティーが完成した。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!
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