─82─攻略START
こんにちは!本久禅です!
この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!
そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!
では本編どうぞ!
「よしっ!じゃあ行きましょうか! 」
『おー! 』
私達は、積もり積もった不安の結晶をなんとか振り払うように、あえて元気よく大袈裟なタンカを切って、最難関、★5のダンジョンへと足を踏み入れた。
するといきなり、ダンジョンのモンスターが私たちを視認するなり襲いかかってきた。
大きさこそ、膝丈ほどでパワーには物足りるが、それを補って余りある、異常な速さが厄介な相手でみたいだ。
「3秒数えたら魔法系とコンバートだ!3!2!1! 」
──ドーン!
そこらの空気が肌を伝って震えるのがわかった。
「素早い奴には範囲攻撃を。でかいヤツには一撃必殺か弱いのを大量に当てろ。それが一番の近道だ」
魔法を扱う先生なら1度は生徒に伝えるいわば常識。その教えに則って放った私たちの火属性魔法、光属性魔法の攻撃は功を奏し、モンスターを消し飛ばした。
先程叫ばれた、『コンバート』とはそれぞれの位置の変更を告げる指示語で、瞬間的な判断力が長けているキルダーニがその判断と指示を任されている。
セリーヌさんに、忠告とアドバイスを貰ってから約1週間、隊列変更と支持に対する瞬発力の練習を主に積んできた。
このパーティーに居る全員が、実践経験があったものの、4人のパーティーを組んだことがあるのは1人も居らず、初めは四苦八苦していた。
しかし、『なんで?』と思えるほどに指示力と理解力があったマーシィの力により、直ぐにパーティーの統制は取れ始め、キルダーニの判断力も生きる今の体制でまとまった。
「でもやっぱりモンスターのレベルが高いね」
「そうだね。いまのも早かったしね」
「油断大敵でござるな」
「そうだな」
普通のフィールドでは見れない速さだった。本当にセリーヌさんの指摘がなかったらかなり危ないところだった。
「とりあえず今日は、第1回層制圧を目標にしようか」
抽選会の後、ダンジョンの構成だけ描かれたマップが配られた。そこには第3階層まで記されており、規模的には1番広いのが1回層、次に2階層があり、3階層はボス部屋という事だった。
計画では、1回層を1日目で攻略し、2日目の午前で2階層、午後にボス攻略というものだ。
「そうだね、じゃあ攻略目指して頑張るぞー! 」
『おー! 』
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!
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