─70─ 俊樹とダエーワ
こんにちは!本久禅です!
この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!
そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!
では本編どうぞ!
「あんた、悪魔だろ? 」
殺されかけている今、私の視界を独り占めにするのは私を危機から救った俊樹だった。
「あっ?バレちゃった~? 」
「バレたも何も無いだろう?あんな速さで動ける人間、そうそういないぜ? 」
「っていうあんたは何者さ?見るからに私より早いみたいだけど? 」
私を含め、この場にいるほとんどの人が今、目の前で起こっていることを理解出来ていなかった。
いや、頭が追い付いていないと言った方が適切かもしれない。
だからこそ、俊樹とダエーワの会話は開場中で注目されている。
「僕は、ただのちょっと強い人間だよ。その前に、その体本人に返せよ」
「くそ~!やっぱりバレちゃってたか~!まぁ君みたいなのが来ることは想定外だったし、お陰でいい資料が手に入ったよ!じゃ、まったね~」
ダエーワがそう言うと、体から力が抜け倒れ込んだ。
私はそれと同時に、緊張が解けた反動で気を失ってしまった……。
──見たことない天井。
「あっ!ソフィー!起きた? 」
声の方に目をやると、マーシィと観戦に来ていたお父様、それに俊樹と綺麗なお姉さん、可愛らしい子供が私のベッドの周りを囲んでいた。
「私は? 」
「あぁ、ソフィーだけど安心した途端に気を失っちゃって……。この医務室に運び込んだんだ。多分だけどこの競技の優勝はソフィーになるんじゃないかな?途中棄権なのか、KOなのかよく分からないけど」
俊樹から丁寧な説明を受けた。なるほど……。
ん?俊樹から説明を受けた……?
そうじゃん!
「いやいや!そんなことよりなんでこんな所に俊樹がいるの? 」
「前に届いた手紙でソフィーが冒険者学校に行ってるっていうのが分かったから、体育祭でも見に行くかぁ!ってシャルさんと……。そう言えば紹介がまだだったね!こちらがシャルさん、僕が弟子入りしてる大魔法使い?んで、こっち2人がコノエとカナエ」
な、なるほど……。なんとなくは分かった。しかし、まだ一つ気になるのが。
「私や椿が戦った『ダエーワ』って人。何者なの? 」
「あいつは恐らく新魔王の手下だろうね。僕をおびき寄せたかったのか、単純に人間と戦ってみたかったのかは分からないけど、適当な生徒の体に乗り移って大会に参加したんだろう」
「俊樹をおびき寄せるって? 」
「実は、アレスに到着する前に魔族の一味に遭遇してね。もしかしたらそいつによって魔族の中で広がったのかも……と。まぁでも向こうは僕のこと知らなさげだったから考えすぎだとは思うけど」
「なんだって!?俊樹君!魔族と戦ったのか? 」
お父様が身を乗り出して問いかけた。
「まぁ、はい。ギリギリでしたけど何とか」
「向こうはなんて? 」
「確か『12階幹部のサルドロ』とか言ってましたね」
「サルドロ……。これで決心が着いた」
「なんのですか?ドールさん」
「君を、私の裁量で冒険者ランクを『S』まで引き上げる。きっとギルド取締や、国王も認めてくださるだろう」
『Sランク!? 』
その場にいた、お父様以外の全員の声がハモった。
私は、いよいよ俊樹が遠い所に行ってしまった。そう感じる他なかった。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます!
【注】ここからのお話は作者:本久 禅によるただの雑談です。
すごく極端な意見の中に、「文こそ全て、絵のある漫画は人を馬鹿にする」という意見があると思います。
これについては賛否両論あるとは思いますが、私一人の意見としては面白いストーリーに加えて、絵を描いてより読者にわかりやすく伝える勤勉さ……。控えめに言って最強!!
私には到底できませんとも、ええ!
なので小説家の方はもちろん、漫画家の方も全力で尊敬してます!笑
次回もどうぞよろしくお願いします!
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