表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/90

─69─体育祭(長剣後編)

 こんにちは!本久禅です!

 この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!

 そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!



 では本編どうぞ!

 会場に、椿の姿は……ない。


「あっ!ソフィー! 」


 振り向くと、そこに立っていたのはマーシィだった。


「あっ!マーシィ!決勝戦の相手、椿じゃないみたいなんだけど何か知らない? 」


「そう!その事を伝えに来たの!決勝戦、棄権して! 」


「えっ……?どういうこと?ちゃんと説明して! 」


「あのね……」


──それは、20分ほど前に溯る


「ここで登場するのは!未知の秘境、『大和村』で会得した妙術を武器に、順当にここまで勝ち進んできた本競技の優勝が有力視されているミスジーニアスの体現者!早乙女 椿! 」


「対するのは!ここまで1度の危なげもなく、一撃必殺で勝負を決め続けた、運営側も予想出来ないダークホース!この攻撃を見切れる人間は存在するかァ!ダエーワ! 」


 どの観客の目にも、はたまたどの生徒、先生の目にも、椿の圧勝で幕を閉じると思われていた準決勝戦だった。


 ただの運だ。組み合わせによって準決勝まで駒を進めたんだ。しかし、椿という誰もが認める実力者にあたってしまったんだ。強運ここに尽きた。

 誰もの目にそう映っていたダエーワという1人の女子生徒は、その場にいたほぼ全員の目から、姿を消した。


 それは、刹那と表現するにもまだ足りない。極一部の人間にしかその視認すら難しいものだった。


 全員の目が追いつく頃には、椿は地に伏せ、女子生徒は椿の横に立っていた。


「ここにいる者全員、心して聞きなさい。次のソフィーとかいう娘の命、ここで狩り取らせてもらう。そうされたくない者、次の試合が始まった瞬間にこのコロシアムに降りてきたまえ。なぁ?聞いているのだろう? 」


 そう高らかに言い放つと、控え室の方向へと向かって行った。

 その後、直ぐに椿の容態を確認してみたが気絶しているだけというアナウンスが促され、ダエーワには決勝に出場する権利を得た。


 会場内では様々な意見が持たれた。

 ある人は、妄言だ。信じるだけバカバカしいといい、またある人は、行われる決勝戦は中止すべきだ、と叫ばれた。


 そして、もう一試合控えていた準決勝(キルダーニvsソフィー)の間に運営側が危険性を判断、続行の有無が下されるという……。



──


「だからね!1%でもソフィーが死んじゃうかもしれない選択肢を選ぶのは、たとえそれでB組が優勝したとしてもしちゃダメだからね! 」


 私の試合前にそんなことが……。


「連絡します。決勝戦は続行致します。

 しかし、万一の危険性を考えて、熟練の現役冒険者たちをコロシアム内に下ろし、危ない状況に陥った場合に即刻ダエーワ選手を取り押さえるという緊急措置を取らせていただきます。

 ご理解、ご協力をよろしくお願い致します」


「ダメだよ? 」


 確かに、普通に考えればこんな危ない橋は渡らない。

 だがしかし、私は今、プライドと恐怖心の淵を歩いている。


 このまま引き下がって、ましてや勝負から逃げてもいいのか……。いや、ここで逃げたらきっといつか後悔する。

 それに、お父様が育てた冒険者達だ。これ以上信用に足る集団がどこにいるだろうか。


「私、行くよ。椿のこともそうだけど、やっぱりA組の優勝は譲れない。万が一の時は冒険者の人達もいるから大丈夫でしょ! 」


 私は、これ以上マーシィの方を見なかった。言い終わるやいなや、剣を携え決勝戦の地へと走り出した。


「大胆な形で挑戦状を叩きつけられた女王の瞳は憤慨に満ちているのだろうか?自身のプライドと、A組の勝利のためにここに降り立ったソフィー、果たしてどんな戦いを魅せてくれるのだろうかァ!! 」


 いつもの通り脚色された紹介文に、今回は耳を傾ける余裕はなかった。

 実は私、怒っているのだ。

 それが何かはハッキリとはわからない。だけどどうしようもなくこの人に勝ちたい。そう思っていた。


「対するのは!怒涛の快進撃を重ねるダークホース、ダエーワだァ!女王への殺害予告。その大胆さと凶暴さはご存知だろう!そのビックマウスを体現できるのだろうかァ! 」


 目線の先にいるのは、始めて見るダエーワと幼い頃から慣れ親しんだ冒険者たちだった。


「相手を、死に至らしめたり、今後に残るような大怪我を負わせたりしたら失格だからね?では両者少し離れて。よーい、始めっ! 」


 その言葉と共に、3つの物体が物理限界ギリギリのスピードでぶつかりあった。


「と……俊樹? 」


 ダエーワの剣を受け止めていたのは、見間違えるわけない、紛れもなく俊樹だった。

 ここまで読んで下さり、ありがとうございます!


【注】ここからのお話は作者:本久 禅によるただの雑談です。


 私は、割と大勢の前に立って指示を出したり、なにか喋ったりするのが得意マンなので、縁にも恵まれて生徒会副会長の座を任せて頂いたことがあったのですが、なんせ自分以外の仲間たちは皆成績優秀で喋りも上手く、責任感もあり……。

 私自身の劣等感が物凄かったわけですよ!

 でも、そんな中で成長出来ました!皆さんも、リーダーや責任ある役職を経験してみてはいかがですか?

 きっと新しい世界が見えるはずです!(私は何様だっ!笑)


 次回もどうぞよろしくお願いします!


 ブックマーク、評価、感想、レビュー、どしどしお待ちしています!私のモチベーションになります!


 恒例となりましたが、今回もTwitterID載せさせていただきます!もし興味ございましたらお気軽にフォロー等よろしくお願いします!


TwitterID→@motohisann_1118

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ