─35─容態
こんにちは!本久禅です!
この作品を手に取っていただきありがとうございます!この話が初めてだよーって方は是非1話から読んでみてください!そっちの方がより楽しめます!
そして、1話から読んでくださっている方、読み続けて下さっている方々!本当にありがとうございます!
では本編どうぞ!
「あなた達!大丈夫だった? 」
ギルドに着くと、近くの病院へ案内され、病室へと入るとチェダーさんの姿が見えた。
ギルドへと戻る途中にアルさんに聞いた話だが、チェダーさんの容態は、出血の割には傷はさほど深くはなく、致命傷にはなっていなかったらしい。
「うん!このお兄ちゃんが悪い奴をドカーンって助けてくれたの! 」
「そう……。本当に感謝しています。私だけでなく、この子達まで……。ありがとうございます! 」
チェダーさんは深々と頭を下げてきた。
「いやいや!そんな!当たり前のことをしただけですから。それよりも、無事そうで何よりです」
「本当にあなたのおかげです。あっ!自己紹介が遅れました。私、教会の牧師をしている、チェダーというものです」
「僕は、染谷俊樹というものです。で、こっちが御者のアルさん。明日から馬車に同乗することになるのでよろしくお願いします」
「それなんですが……。実はその馬車に乗るのは、私じゃなくてこの子達なんです。ほら、2人とも挨拶して」
「こんにちは!私カナエっていうの!お兄ちゃん!助けてくれてありがとう! 」
「こ、こんにちは……。私コノエ。助けてくれてありがとう」
「この子達、双子なんです。カナエとコノエ。良ければ仲良くしてあげてください」
カナエちゃんは、暗めの赤髪。コノエちゃんは、暗めの青髪。2人ともお下げの髪型をしていて、年齢は見たところ現世で言う小学3年生くらいだろうか?
「もちろんです!明日からよろしくね」
「そ、それなんですが……」
チェダーさんが申し訳なさそうに口を開いた。
「で、出来れば出発を明後日にしては頂けないでしょうか?もちろん、こちらで生活お金は保証します。でも、子供たちのことを考えるとさすがに明日の朝の出発はストレスが……」
「どうする?俊樹、俺は別に構わんが」
「僕もアルさんがいいなら大丈夫だよ。それに、子供たちに負担がかかるのも良くないしね。じゃあ出発は明日ということで? 」
「はい!ありがとうございます!すみません。救って頂いた上にわがまままで聞いて頂いて……。お礼はいつか必ず! 」
「いえいえ!そんな気にしないでください。それよりもチェダーさんは体を休めて……」
「はい。そうですね。では先に休ませていただきます。俊樹さん。今日は本当に助けて下さりありがとうございました! 」
僕達は、はチェダーさんの病室を出た。
その後は、2人の擦り傷などをお医者さんに診てもらい、病院をあとにした。
「君たちは、今日はどこに泊まるの? 」
「教会だよ! 」
「大人の人は居る? 」
「ううん。いなーい」
ま、マジか……。それはちょっとまずいな。犯人は捕まったとはいえ、子供たちだけだと何があるかわからない。ここは……。
「アルさん」
「分かってるさ。この子達のそばにいたいんだろ?宿をキャンセルしてくるから先に行っといてくれ。俺もすぐに行く」
「ありがとうございます! 」
やっぱり、肝心な時にはちゃんと役に立ってくれる。アルさんはいい人だ。ただ、もう少しだけ酒に強くなって欲しいかな。
というかよくこの人、あの泥酔状態から回復したな。
「行こっ!俊樹お兄ちゃん!教会って凄いんだよ! 」
カナエちゃんがキラキラした目で僕の袖を引っ張った。
こうして、2人の笑顔に少し癒されながら、彼女等が負った、傷を少しでも埋めるために教会へと向かった。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
本日(12/20)は、鰤の日だそうです。そう言えば、以前作中に登場した白身魚の照り焼き。元は鰤の照り焼きだったりします。だけど、異世界で鰤ってなかなかだなぁと思ったので無難に白身魚で……。こんなこと言ってたらお腹が空いてきた。
そんなあなたに朗報!!今作「作チー」を読めば、きっとお腹いっぱいになるはず!知らんけど!
というわけで、お腹いっぱいになる(確証はなし)「作チー」、次回もよろしくお願いします!
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