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ぱち屋バイトよもやま話  作者: 山本遊佑
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たばこにやに

 匂いと黄ばみ。

 

 現在のパチンコ屋は、ほとんどが禁煙となっていますよね。

 当時は喫煙もちろんOKで、プカプカと煙草を吹かすお客さんばかり、半日もいると服にタバコの匂いが染みつくのだ。

タバコを吸わない人が、パチ屋に行くと、すぐ分かり、

「お前、パチンコ屋に行ったろう~」

 など、ちょい前はよく言われていた。

 

 当店のお客さんもヘビースモーカーが多い。

 私は煙草をほとんど吸わない人なので、強い煙草の煙を嗅ぐと頭がクラクラする。

 そんな訳で、いつもホール内はプカプカタバコの煙が浮いていた。

 ハマっている常連さんなどはイライラして、煙草をふかし、当たったお客さんは勝利の一服とばかり煙草に火をつけ、一息吸うとドヤ離席、そしてジャグラー怒りのペカランプ根性焼き(笑)。

 電灯、古いサンドや計数機は、ヤニで黄ばんでいるし、そもそもカーペットなどに匂いが染みついているので、パチンコ屋は煙草臭いのだ。

 仕事あがりに服の匂いを嗅ぐとまあヤニの匂いがこびりついている。

 とれないんだ、これが。


 これぞパチ屋。

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