表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぱち屋バイトよもやま話  作者: 山本遊佑
54/77

パチンコ北斗の拳大量導入

 おそらく。


 時代はパチンコゼロヨン機。

 話題の新台「北斗の拳」が、うちのお店にも導入されることとなった。

 今回は店長の肝いりで、まるごと一シマ分、入れ替えをするという。

 「北斗の拳」はスロットの爆発的人気を受け、ほぼ同様の映像を用いてパチンコに移植された。

 確かスペックは2種類あって、確変タイプとスロットと同じゲーム性が楽しめる継続率タイプがあった。

 当店は後者「北斗の拳 伝承」を大量に入れた。

 パチスロ人気にあやかって、パチンコもいけると店長は踏んだのだろう。


 我々、従業員兼いちパチンコユーザー(笑)は懐疑的な目で見ていた。

 台のスペックが大当たりの出玉が少なく、継続率も微妙で、ちょっと厳しいんじゃないのと思っていた。


 蓋を開けてみれば初日は大盛況で、満席状態だった。

 だがしかし、翌日から数人のお客さんしか座っていなく、1週間も経たない内にパチンコの北斗の拳コーナーはガラガラになってしまった。

 1か月後、半分撤去そしてバラエティコーナー行きとなった。


 そして店長はその後、全くそのことに触れようとはしなかった。

 ちゃんちゃん。

 


 黒歴史。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ