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ぱち屋バイトよもやま話  作者: 山本遊佑
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店長

 謎多き。


 店長はほとんど見たことがなかった。

 高級車を乗り回し、バリっとスーツで決め、颯爽と店に現れる。

 セカンドバッグを片手に、キラリとおしゃれ眼鏡が光る。

 ここにはまだバブルが残っている。そんな感じが漂う。

 たまに副店長や主任クラスの人達と打ち合わせ(指示?)をした後、高級車でいずこへと去って行く。


 私はほぼ接点がなかった・・・雲の上の存在ということだろう。

 いや、私がうがった色眼鏡で見ていたかもしれない。

 朝早く、お店に来て、パチンコ台の釘を叩いたり、スロットの設定を変更していたのかもしれない・・・見たことはないけど。

 ただ成り上がれるんだなあ、この職業ってと、ふと思ったのと、やっぱりこんな感じなんだと納得もした。


 重ねて言うけど、そんな時代だったということ。



 てんちょう。

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