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事務所
あんまり。
事務所の思いではこれといってない。
ということは、あまり中へ行っていなかったのだろう。
ざっくりと覚えている雰囲気を書き出してみると、中に入ると正面には数台のモニターがあり、ホールに設置した防犯カメラの映像が映しだされている。
そして整然と幹部たちのデスクが並び、、少し離れた位置にカウンター歴が長い女性が、パソコンで広告やPOPの制作を行っていた。
我々は主に事務所とはインカムでやりとりをする。
機械トラブルによる保証は、おそらく事務所のホルコンから指示が出されていた。
「業務連絡。お客様、ハンドル不良でラウンドが消化できなかったそうです」
と、パチンコシマ担当の私がインカムで報告をあげる。
「了解。ちょっと待ってね」
事務所にいる副店長から返事が返ってくる。
「了解です」
私は、お客さんに出玉確認をしていることを告げる。
「山本君。25発・・・25発保証して」
出玉確認をした副店長から指示が来る。
「はい、了解」
私は計量カップに言われた玉を入れ、保証作業へと入る。
ここは覚えていない。




