表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぱち屋バイトよもやま話  作者: 山本遊佑
48/77

ソファ

 15分休憩とか。

 

 鉄の扉を開けると、そこからは店内となる。

 私は一呼吸をして、扉を開け喧騒のホールへと向かう。

 そんなホールを分かつ鉄扉の内側バックヤードには、狭い通路を進むと二階への階段があり、その隣に事務所があった。

 店内へと繋がる通路にソファが置かれていた。

 何気ない合皮のカバー・・・座り心地はまあまあ。

 ちょっとした休憩などでみんながここへと溜まる。

 マガジンラックにはパチンコ、パチスロの雑誌があった。

 他愛のない日常会話に、お客さんから聞かれた、パチンコの演出の信頼度とか、パチスロの天井を雑誌で調べたり、情報を共有する場でもあった。

 時には、血気盛んな若い子たちが、言った言わないの他愛の無いことで、にらみ合いの果て喧嘩沙汰に発展しようとしたり、みんながイベントを盛り上げるために、フェイスペイントを互いにしながら笑い合ったりした。

 ふと、そんなことをあのソファから思いだした。



 くつろいでいました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ