~ぱち屋真夏のこわーいお話②~
あるある~。
恐怖のハマり台
パチンココーナーにて。
ん?
んんん?
背中に視線を感じる。
ギロリ。
お客さんが睨んでいる。
私は、シマを巡回する時、そのお客さんデータランプを見る。
すわっ!
700ハマり。
(御愁傷様です)
その後、私は昼休憩をはさみ、シマ内を歩いていると・・・。
ギロロロっ!
血走った目のお客様。
・・・・・・。
1000ハマり。
おは1000越え!
(アンラッキー×2、真におめでとうございます)
と、私はひっそりと心の中でマイクアナウンスをする。
そして、ぶるぶると首を振って、お客さんの視線を耐える。
パチスロコーナーにて。
吉宗コーナーを巡回中、バシンと音がする。
振り返ると1000ハマり台、天井は1900近く・・・恐らくは。
ドカッ!
(2回目か・・・)
振り返り、お客さんに台叩きを、優しく注意(気持ちは分るから、でも自分はしない派)する。彼は顎を動かし、指し示す。そのデーターランプは天井、そして黒いニクイヤツ・・・やがてREG後の天国(193)華麗にスルー、私を睨みつける熱視線をゆっくり反らす。
北斗の拳コーナーにて。
「ね~見てよ」
と、お客さん。
1500ハマり続行中。
「北斗は一撃ありますから」
私は気休めにもならない励ましを言う。
「よっしゃ、ラオウ昇天」
「はいっ!」
その後、1999ゲーム到達、天井からのバトルボーナス、ケンシロウのオーラは白っ。
私は隣のシマに隠れ恐る恐る覗き込む。
うっ!ケンシロウが倒れ、バシュ―ンと稲妻。
単発。
天を見上げるお客さん。
私もあったから~、ナカマーよ泣かないで。
ハマリというこわーいお話。
こわいよ、こわいよ~。




